ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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もう戻れない
本題に入る前に近況報告からさせてください。
毎度おなじみとなっておりますが、クラウドファンディングシルクハットないで募集させて頂いております、西野亮廣オンライン講演会マーケティング講座上級編の受講者数が10800名を突破しました。
本当にありがとうございます。
こちらの講演会は、今の時代の人の巻き込み方や物の届け方について学んだ6を机上の空論ではなくて、僕が実際に行なってみてそこで得た内容をお届けしようと思っております。
全くハマらなかった新作なんかもあってね。
それを共有するのとかってすごく意味があると思うんですね。
なのでこれやってみたけど全然だめでしたっていう話も結構積極的にしていきたいと思っております。
一か月前ぐらいから、この公園から募集を初めて、気が付いたら募集締切まであと3日と迫りました。
映画が終わればねこういったオンライン講演会をすることもまあなかなかないので、この機会にぜひご参加ください。
オンライン講演会マーケティング講座上級編はクラウドファンディングシルクハットのプロジェクトページから検索してみてください。
そして二つ目です。
えんとつ町のプペルの制作の裏側にスポットを当てた、えんとつ町のプペルができるまで展の開催が迫ってまいりました。
こちらの個展は、名古屋大阪札幌東京仙台福岡のHMVMUSEUMでそれぞれ開催されるんですけども、なんとなく、開催時期が前期と後期では枯れていて、まずは名古屋大阪札幌が先にあります。
名古屋と大阪は12月19日スタート。
札幌は12月20日スタートとなっております。
以前もお伝えしましたが、完成した映画展示されているわけではなくて、どちらかと言うと、設定資料とかそういったものが展示されていて。
本当の本当に、制作の裏側が覗ける内容となっております。
会場では、映画のエンドロールの映像が、ちょっと加工して来流れているんですけれども、それはまあそういうことで、映画えんとつ町のプペルを作り上げたクリエイターさん達にスポットが当たっている古典だということ。
こちらの事に関しては、色々と話したいことがあるのでまたどこかで時間を使ってお話ししたいと思います。
チケットは、う町のプペルができるまで店の公式ページから検索してみてください。
よろしくお願いします。
そんなこんなで本来です。
映画えんとつ町のプペル公開まで、あと10日となりまして、今思うことについてお話ししたいと思います。
まずは、おととい完成披露試写会を終えてそれを見に来てくださったかたの乾燥にすごく救われていますって言う事が一つ。
世界的なアパレルブランドであるFR2代表の、石川遼さんも完成披露試写会にはお忙しいなか本当来てくださってありがとうございます。
でその石川遼さんが、今世紀一番泣いたってなんかツイートして下さっていて。
勢いそのまま、なんと9ヶ月ぶりとなるブログを更新して下さったんです。
で一部抜粋して読み上げさせていただきます。
今世紀史上最高に泣きました。
最後泣いたのはいつだったかも全くを思い出押せないぐらい。
涙なんて買われた男本当の愛を知らない男高田純次会石川遼かと呼ばれた子の僕が上映時間の2/3は泣いてました。
この物語もちろんルビッチとゴミ人間プペルが主役の物語だと思っていました。
映画では絵本には出てこなかったブルーのとるびっち母ちゃんとの関係チアアントニオ市御津のアントニオ意味とスペルとのいざこざなど細かい描写が足されていますはっきり言ってるビッチ家の家族は伊藤ちゃんとの絆だけでも何の先入観もなく思いっきり泣けます。
最後の立川志の輔さんの方が入りながらのクライマックスシーンなんか涙出溺れ死ます。
今回の映画は信念を貫いたブルーノのかっこルビッチが結果で証明した物語だと思っていますそしてアントニオの存在はもしかすると製作した西野君も意図しないまま一番伝えたいことになったんじゃないかなと感じました。
仮に世の中に周りを気にせず自分の信念を貫ける人が5%いるとしましょう。
世の中の半分50%は周りの様子を見て決める人。
20%はそもそも何も考えていない人。
そして残りの25%はもしかしたら新しいことを信じたいけど世間体や誰かや何かに気を使って自分を押し殺している人。
昨日の完成披露試写会でアントニオ役の伊藤さんも言っていましたが、アントニオって本当は素直に生きているルビッチがずっと羨ましかったんじゃないかなと。
僕もそう思いました。
現実社会でも答えがわかっているのに一歩踏み出せないでいる。
そういう人たちがたくさんいてこのアントニオ25%的な人たちの背中を押すもっと自分を信じていいんだぞと。
それが今回の作品の肝なんではないかなと感じました。
一部抜粋と言いつつ、結構読み上げちゃったんですけどもまぁ続きは石川遼さんのブログノートでご覧ください。
今はねこういった感想に、1日救われています。
他にもYouTubeにね感想をupしてくださった方もいました。
ようやくね届いたっていうことが確認できて。
月並みな感想ですが大変だったけど作って良かったなと思っています。
その一方で先日もお伝えしましたが、恐怖はねいつまでたっても拭えないです。
一人でも多くの方に劇場に足を運んでいただくために、連日ねせっせとドブ板営業を繰り返しているんですけども。
どれだけやっても気休めにもならなくて。
昨日の映画館にお客さんが一人も来ない夢を見ました。
よっぽどビビってるんだと思います。
でこれがね今日の話の核となると思うんですけれども。
一回に一度ね映画作りにはまった人ってもうとりつかれたように作り続けるいいじゃないですか。
テレビマンであろうと芸人であろうと何か物を作っている人はどこかのタイミングで映画作りにたどり着いて。
そして映画側から首を切られるまではそこから抜け出せないで。
なんか映画は、エンターテイメントの最後にたどり着く協議みたいになんとなくなってますよね。
今回の経験してみて分かったんですけどもやはりそれは、えーがた総合芸術であるっていうことももちろんあると思うんですよ。
ストーリーキャラクターや音楽や背景や小道具その他すべてのものをコントロールできることってそうそうある機械じゃない。
映画はそれができるんです。
なのでそこにはまるというのもすごくすごく共感できるんですけども。
その一方で映画作りに辿り着いた人が首を切られる。
その日までずっと笑顔作り続ける理由っていうのはもう一つあるということが今回分かりました。
それがさっきの話なんですけどもやっぱりね圧倒的に強いんです。
怖いんですよ。
強さの原因は大きく二つです。
一つ目は内容的な強さで二つ目は集客の強さ例えば何だったらM1グランプリの予選を受けるまでに約1年間かけて、劇場でネタをかけ続けてお客さんの反応を見ながら改善を繰り返すことができるんですね。
テレビもそう、視聴者の方の反応見てテコ入れをすることができると。
まぁこれが映画になるとそうじゃないと。
一度上映されてしまうとその作品はどれだけ反応が悪くても明日も明後日も同じ内容のままスクリーンから流れ続けるんです。
逆に一発目の反応が良かったら一週間後2週間後も調子がいいと。
なので消防士というそのかなり厳しい目の関係者向けの試写会だとか一般の方も来られた完成披露試写会での反応がすこぶる良かったのは本当に嬉しいんです。
そこにかほっと僕がビビってるな集客の方で逮捕んだったらいつまでに売らなきゃいけないっていうのがふわっとしてるから毎日ねあの手この手で打ってを変えることができてその中で溶け方を掘り起こすことはできると。
でも映画はそうじゃないよね。
基本最初の3日ぐらいで運命が決まっちゃう。
天空の城ラピュタとかとなりのトトロとかあんまりヒットしてないです。
その後テレビ放送されまくって人気を獲得してとっても白いてなりましたが時すでに遅し、最初の三日間で決め切らなきゃいけないですよ。
この恐怖を味わうともう戻れないんです。
他の仕事がもういちいち優しく見えてきて刺激が足りないんですね。
映画作りに座り続けている人ってのは映画作りにはまっているっていう前向きな理由もありますがもう戻れないという理由もあるなぁって事を今回知りました。
そんなこんなで、映画えんとつ町のプペルの公開まであと10日となりました。
ぜひ劇場に足をお運びください。
それだ素敵なたちをお過ごしください。
キングコングの西野亮廣でした。
じゃあまたね。