ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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成熟期に入ったYouTube
本題に入る前に活動報告からさせてください。
毎度お馴染みとなっておりますが、クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集させていただいております『西野亮廣オンライン講演会~マーケティング講座【上級編】~』の受講者数が7700名を突破しました。
本当にありがとうございます。
最近、幻冬舍の箕輪さんだとか、アルの「けんすうサン」といった方々が、それぞれのオンラインサロン内で「今、ビジネス書って、ちょっと厳しいよね」という話をされていて、それ、すごく分かるんです。
それこそ、「孫子の兵法」みたいな普遍的な内容が書かれている本は話が別ですが、「今、こうなっています」ということを印刷して書籍で伝えている時点で、若干、時代とのタイムラグがありますし、「僕は、こうして成功しました」という話は、やっぱ、後から考えを整理されたものであるので、リアル感が薄れてしまう。
普遍的な内容が書かれているわけでもない、オンラインサロンのように現在進行形の試行錯誤が書かれているわけでもない『ビジネス書』って、今、ちょっと難しいポジションにいると思います。
『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』では、そんな問題も踏まえて、内容をつめていきたいと思います。
興味がある方は是非、クラウドファンディング「SILKHAT」内のプロジェクトページから、ご参加ください。
(参加はコチラから→)https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/2158
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silkhat.yoshimoto.co.jp
そんなこんなで本題です。
今日は「YouTuberの未来」という話をしたいと思います。
こんなことを言うとアレですが、僕は表に出る才能がないので、基本、毎日、アトリエでチマチマと次回作を作っているんですね。
で、結構、この生活が好きだったりします。
自分の持ち時間というのは1日24時間から増えないわけですから、「どこに時間を割くか?」が非常に重要で…僕の場合は、基本、裏方作業なんですね。
表に出る仕事は、今は、梶原君とやっているYouTubeチャンネルだけで…それも、今週一週間の梶原君の活動を聞きにいっているだけなので、「仕事」という感じじゃないですね。
そのYouTubeの再生回数が3回でも、その活動は続けるので。ただ、梶原君と喋ることが目的でやってます。
あとは、ゴッドタンから呼び出しを食らった時とか、
「ダウンタウンなう」でダウンタウンさんや坂上忍さんとかとお酒が飲めるとなった時に、デレデレしながら参加させていただいたり…
そういった面白そうな企画の時にだけ表に出させていただく感じで、基本的には、アトリエか編集スタジオでチマチマやってます。
ただ、今は映画『えんとつ町のプペル』のプロモーション期間ということもあって、いろんなメディアに出させていただいているんですね。
収録が済んでいて、放送が決まっているのいうと、『あちこちオードリー』とか『ダウンタウンDX』とか『アメトーーク』とか、あと後輩芸人のミキがやっている『ミキベース』という番組にも出させていただきました。
このあとは、バラエティー番組が数本と、テレビ東京さんやフジテレビさんの特番が、入っていたりします。
はたしてお役に立てているどうかはわかりませんが、お声がかかれば「映画の宣伝をさせていただくこと」を条件にお受けして、一生懸命やらせていただいています。
年が明ければ、また隠居生活に戻りますので、アンチ西野の皆様におかれましては、年内は我慢していただけると嬉しいです。
でね。
久しぶりに自分がプレイヤーとして出ると、やっぱり、いろいろと思うところがあります。
最近、思うのは、「やっぱ、テレビって凄いな」というところなんですけども……
去年あたりから、芸能人がYouTubeに続々参戦して、なんか今、世間的にはYouTubeの可能性が認められている感じですが、話に水を差すようで申し訳ないのですが、「そんなわけがない」と思うんです。
これは、くれぐれも、「YouTubeが面白くない」という話ではなくて、「YouTuber全員が食いっぱぐれる」という話でもなくて、当然、上手くいく人は上手くいくと思うのですが…全体的な話として、YouTubeがどれだけ盛り上がっても、お客さんの可処分時間は増えないわけじゃないですか?
可処分時間というのは、お客さんが自由に使える時間のことです。
ここが増えるわけじゃないですよね?
いや、厳密に言うと、これまでは増えていたと思うんです。
YouTubeが世間に浸透していくのに合わせて、YouTubeに時間を落とすお客さん自体が増えていたので。
だから、お客さんを連れてきてくれる芸能人のYouTube参戦は、強いYouTuberさんにとっては嬉しい報せだったと思うんです。
パイが大きくなれば、可処分時間は増える。
ただ、それって、成長期の話で、まもなくYouTubeは成熟期に入る。
だって、今、「YouTube見たことない」という人なんて、いないじゃないですか?
6〜7年前は普通にいたので。「YouTube、何それ?」みたいな。
ちょっと下品な言い回しをすると、YouTubeはお客さんを、まもなく刈り取り終えるので、ここから可処分時間が増えることはない。
ただ、プレイヤーは増え続けるので、当然、プレイヤー一人に割り当てられる再生時間は減りますよね。
つまり、再生回数は昔ほど稼げなくなる。
YouTubeは広告ビジネスなので、再生回数が稼げなくなると、再生回数で生きているYouTuberさんは、結構、手詰まりになると思うんですね。
広告費で稼げなくなるので、まず間違いなく「自社製品」を持たなくちゃいけなくなると思うんですけど、これって、テレビと同じことを繰り返している。
テレビタレントさんもそうじゃないですか。
いわゆる「バックエンド商品」と呼ばれる、利益が出る商品を別口で持っていないタレントさんは、テレビに割り当てられる広告費の減少と共に、収入が減ってしまう。
ただ、テレビの凄いところは、チャンネル数が決まっていて、くわえて、(皆さんの自宅のテレビコンセントの位置を思い返していただきたいのですが)日本の住宅はテレビを観るように家の間取りが取られているから、一定数は絶対にテレビを観るんですね。
なので、テレビタレントさんはギリギリのところで持ちこたえると思うのですが、可処分時間が増えないのにプレイヤーが増え続けるYouTubeで活動するYouTuberさんは、ここからは結構、厳しい時代に入ると思います。
くれぐれも、これは「好き/嫌い」「面白い/面白くない」の話でもなく、未来予想でもなくて、「事実」ですね。
昔、「スマホが主流になると、画面の面積の問題で『ひな段』が厳しくなってくるよね」と言った時に、「西野が、ひな段を批判してるー!!」と言われたのですが、そうではなくて、動かせない事実なんです。
当時は、その動かせない事実を受けて、「じゃあ、どうしていくか?」という打ち手を考えた方が建設的だと思っていたのですが、YouTubeもそれと同じような局面にきたなぁと思っています。
まぁ、でも、月並みですが、「商品」か「個人スポンサー」を押さえておくことが大事になってくるんでしょうね。
僕がYouTuberのマネージャーなら、急いで商品開発をします。
再生回数を稼げなくなったYouTubeで生き残っていくには、それが必要になってくる。
僕が、オリラジの中田君なら、120%「辞書」を作ります。
そこを押さえたら、子供が生まれ続ける限り、ずっと回るので。
そして、辞書を売るためにYouTubeをします。
最近は、YouTuberさんを、そういった目で見ています。
ちなみに一番好きなYouTuberは、パフォーマンスでも何でもなくてカジサックです。
応援よろしくお願いします。
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本題に入る前に活動報告からさせてください。
毎度おなじみとなっておりますがクラウドファンディングシルクハットないで募集させて頂いております西野亮廣オンライン講演会マーケティング講座上級編の受講者数が7700名を突破しました本当にありがとうございます。
最近ね幻冬舎の箕輪さんだとかあとはあるの検査さんといった方々がですねそれぞれのオンラインサロン内でビジネス書ってちょっと厳しいよねっていう話をされていてすごいわかるんですね。
僕も同じこと思っていて。
それこそね例えば 孫氏の兵法みたいな雨普遍的なね内容が書かれている本とかはちょっと話は別なんですけども。
今の時代こうですみたいなこんなことなってますということですね印刷して書籍で伝えてる時点で若干デジカメの時代との音タイムラグがありますし。
もう一つ言うと僕はこうして成功しましたっていう話はですねやっぱ後からね考えを整理されたものであるのでちょっとリアル感が薄れてしまうとね。
普遍的な内容が書かれているわけでもない。
オンラインサロンのように現在進行形の試行錯誤が書かれているわけでもないビジネス書っていうのは今ちょっと難しいポジションにいるなーっていうこと思っております。
レマーニ市の気温ライン講演会マーケティング講座上級編ではですねまそんな問題も踏まえてですねそこも踏まえて内容を詰めていきたいと思っております。
距離 がある方ぜひですねクラウドファンディングシルクハット内のプロジェクトページからご参加くださいよろしくお願いします。
というわけで本題です今日はですね再生回数が稼げなくなった YouTuber の未来っていう話をしたいと思います。
未来でもないですねそんな未来の話でもないしでも今ですね再生回数が稼げなくなった YouTuber の今っていう話をしたいと思いますね。
こんなこと言うとあれなんですけどもあの僕はですねキングコング西野ですねそこまで音を持ってる才能がないので。
基本はですね毎日アトリエとか編集スタジオでちまちまとですね次回作を作っているんですね。
僕自身もですね結構この生活が好きだったりします。
こっちのほうが向いてるのがあるのかどうかわからないんですがまだこっちのほうが向いてるんだろうなと思ってまあこんな生活を選んでるんですね。
やっぱり自分の持ち時間っていうのは1日24時間から増えないわけですから。
どこに時間を割く勝手には非常に重要で。
僕の場合は基本裏方になっていると裏方の仕事がベースになってると思ってる仕事は今はですねあのなんばグランド花月劇場にも出ておりますが今はですねカジュアルくんとやっている YouTube チャンネルぐらいで。
それもですねなんだろう今週一週間の家族の活動期に入ってるだけで仕事っていう感じじゃないんですね。
別にアレのギャラが発生しなくてももう一度あの YouTube の再生回数が3回でもその活動を続けるんで僕はただカジュアル君と喋ることが目的でやっていることなのでまだ続けるんですね。
仕事って言えるかよくわかんないですけども表に出ているのはそれぐらいですね。
あとはゴッドタンから呼び出しをくらった時とか それとかダウンタウンなうでダウンタウンとか坂上忍さんといった方々とお酒が飲めるとなった時に出てるか見た目から参加させていただいたりと面白そうな企画の時にだけを持ってみたさせていただく感じですね。
後でチマチマやっております。
ただね今はプロモーション期間ということもあって結構ね毎日いろんなメディアにさせて頂いているんですね。
結構な売れっ子タレントみたいなスケジュールなんです。
今は収録がもうすでに済んでいて放送が決まっているもので言うとですねあちこちオードリーとかダウンタウンdx とかアメトーークとかあとは後輩芸人の音の幹がやっている美樹ベストいう番組も出させていた。
この後はバラエティ番組をする方終了か残っているのとあとはえーとテレビ東京さんとかフジテレビさんの特番が入っていたりします。
結構大きめの特番が入っていたりします。
果たしてね僕なんかがお役に立てるかどうかはわかりませんがまあお声が掛かればですね映画の宣伝をさせて頂くことを条件にお受けしては珍しく今はですね表に出させてもらっています。
またねあの年があけばあのまたまたあの隠居生活に戻りますんでアンチ西野の皆様におかれましては年内はちょっと我慢して頂けると嬉しいです。
でね久しぶりにこうして自分がプレイヤーとして出るとですね表に出るとやっぱり色々と思うところがあるんですね。
最近思うのはあのやっぱテレビってすごいなってるところなんですけども。
去年あたりからですね芸能人さんがですね YouTube にまぞくぞ 奥さんせんして。
なんか今の世間的にはですね的には YouTube の可能性みたいなものが認められている感じがするんですけども。
話に水を差すようで申し訳ないですけどもそんなわけないよなと思うんですよ。
くれぐれもですね YouTube が面白くないとかそういった話をしているわけではなくて。
ユーチューバー全員が食いっぱぐれるって言う話をしているわけでもなくてですね。
当然えーと面白いユーチューバー面白い市ユーチューバーでうまくいく人はうまくいくと思うんですけど全体的な話として全体的な対局で見た時の話としてやっぱ YouTube がどれだけ盛り上がってもお客さんの可処分時間が増えるわけじゃないじゃないですか。
お客さんが自由に使える時間のことですね。
ここが増えるわけじゃないですよね。
いや厳密に言うとこれまでは増えていたと思うよ。
YouTube が世間に浸透していくのに合わせて YouTube に時間を落とすお客さん自体が増えていたので。
だからお客さんを連れてきてくれると芸能人 院 YouTube 参戦はその強い YouTuber さんにとってはすごい嬉しい知らせだったと思うんですね。
声が大きくなればなるほどやっぱ7時間は増えるんでたんだそれって成長期の話でまもなく YouTube は成熟期に入ると思うんですね。
入ると思うんですねってかもう入っていると思うんですね。
だって今 YouTube 見たことないっていう人なんていないじゃないですか。
6年前は普通にいたんでその YouTube 何それみたいな。
なんか素人勝手になんかでしょみたいなロフトにいたんでちょっと下品な言い回しをするとですね YouTuber はじゃないな YouTube はお客さんをまもなく刈り取りを得る状況にあってここから可処分時間が増えることはない。
ただ8プレイヤーは増え続けるので当然プレーヤー一人に割り当てられる再生時間が減りますね。
つまり再生回数は昔ほど風がなくなると YouTube は やっぱ広告ビジネス何で再生回数が稼げなくなると再生回数で生きている YouTuber さんは結構手詰まりになると思うんですね。
広告費で稼げなくなるのでまず間違いなく自社製品っていうものを持たなくちゃいけなくなると思うんですけどもこれってねテレビと同じことが起きてるんですよ。
繰り返してるんですよ。
テレビタレントさんもそうじゃないですか。
と言われるそのなんだろうバックエンド商品と呼ばれる利益が出る商品を別口で持っていないタレントさんってテレビに割り当てられる広告費の減少とともに収入が落ちちゃうんですね。
ただテレビのすごいところはチャンネルスっていうものが決まっていて加えて皆さんの自宅のテレビコンセントの位置を思い書いていただきたいのですが江戸日本の住宅はテレビを見るように家の間取りが取られているから一定数は絶対にテレビを見るんですね。
なのでテレビタレントさんはギリギリのところで持ちこたえると思うんですけれども可処分時間が増えないのにプレイヤーが増えて 抜ける YouTuber さんはここから結構厳しい戦いになってくるなと思いますがくれぐれもこれは好き嫌いとか面白い面白くないの話じゃなくて未来予想でもなくて事実ですね。
商品化個人スポンサーでしょうね僕は YouTuber のマネージャーなら急いで商品開発をします。
再生回数稼げなくなった YouTube で生き残っていくにはまそれが必要なってくると。
僕がオリラジの中田君なら120%辞書を作ります。
そこを押せたら子供が生まれ続ける限りずっともあるんでそして辞書を得るために YouTube をすると思います。
最近はそういった感じで YouTuber さん見ていますというお話でございました。
オンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所では西な黄色が現在手掛けている最新のエンタメビジネスに関する記事を毎日見3000文字投稿しております興味がある方は覗いてみてくださいそれが出来ない1日をお過ごしください。
キングコングの西野亮廣でした。
じゃあまたね