ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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権利の「あそびシロ」を持て
日課の近況報告からさせてください。
今日は二つあります。
一つ目は、クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集させていただいております『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者が5400名を突破しました。
「こちらは今の時代、どうやって人を巻き込んで、どうやって商品を届けていくか?」ということについて、どこかで仕入れた情報ではなく、僕自身が行った実験の結果を元にお話ししていきたいと思います。
興味がある方は、是非、クラウドファンディング「SILKHAT」内のプロジェクトページからご参加ください。
※コチラhttps://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/2158
#SILKHAT #シルクハット #クラウドファンディング 「キンコン西野マーケティング講座【上級編】」を開催したい。│SILKHAT(シルクハット)吉本興業のクラウドファンディング
経営者&クリエイター必見! 天才マーケッター・キングコング西野亮廣が、世間一般のレベルを無視して、手加減抜きで「現代マーケティング」について語る会を開催。
リンク
silkhat.yoshimoto.co.jp
二つ目は、昨日、大阪の「あべのハルカス」の展望台で、『えんとつ町のプペル 光る絵本展(ミニ)』がスタートしました。
通常よりも小さいサイズの「光る絵本」が展示されております。
こちらは「あべのハルカス」の展望台の通路に展示させていただいておりまして、個展自体の入場は無料です。
ただし、展望台に上る通常料金は発生しますので、お気をつけください。
「『あべのハルカス』の展望台、いつか行ってみたかったんだよなぁ〜」という方は、この機会に是非。
勿論、夜がオススメです。
さあ、というわけで、本題です。
今日は『権利は時と場合に応じて上手に使い分けた方がいいよね』というテーマでお話したいと思います。
よく僕は「『えんとつ町のプペル』の著作権って、どうなっているんですか?」という質問をされるんです。
「結構、いろんな方が『えんとつ町のプペル』の画像とかを使ったりしているけれど、著作権はフリーなのか?」という疑問ですね。
これに関してご説明させていただくと、著作権は「著作者が持つ権利」なので、フリーではないんです。
「曖昧にしている」という表現が正しいかと思いますが、趣味の範囲で利用される分には、目をつぶっているんです。
「目をつぶっている」というか、「どうぞどうぞ」と推進しています。
ただ、下手すりゃ反社組織に使われちゃうかもしれないので、商業利用される場合は、キチンと契約を結ばせてもらっています。
問題は「どこからが商業利用なの?」という部分だと思うのですが、こちらは「年間売り上げが100万円以上」という線引きをさせていただいております。
「100万円以上売り上げるのは、さすがに商業利用だよね。ただ、売り上げが、それ以下で、ハンドメイドでプペルアクセサリーとか販売する分には、西野や吉本興業や幻冬社の許可なんて取らずに、どうぞお好きに」という感じですね。
つまり、「著作者の権限」を使ったり使わなかったりしています。
著作者の権利を使わない場合に関して言うと、「プペルというもので食っていける人が増えたらいいな」という気持ちも勿論ありますが、肝臓から腐っている「黒西野」からすると、「自由に使ってもらって、作品の認知度が広げた方が、後々、回収しやすいよね」という下心があったりします。
それこそ映画『えんとつ町のプペル』にしても、『えんとつ町のプペル 光る絵本展』にしても、ほとんどの人が、「知っているor見たこと聞いたことがある」から足を運んでくださるわけで、まずは認知を獲得しないと何も始まらないんですね。
いきなり最初から著作権バキバキでやっちゃうと、当然、作品の認知の拡散力は落ちるわけで、トータルで見たときに、マイナスなんです。
僕は、この「トータルで見たときにプラスになるか、マイナスになるか?」で、著作権を行使するか否かを判断した方がいいと思っているのですが、そうじゃない人って、結構いるんですよね。
僕、写真が苦手なので、ブログに自分の写真を載せる時とは、都度都度、自分の写真を撮るのではなく、ネットから拾ってくるんです。
インタビューの時とかに撮影するじゃないですか? あれを拾ってきて、貼りつけているんです。
で、2年前ぐらいの話ですが、いつもみたくネットで拾ってきた僕の写真をブログに貼っていたら、カメラマンさんから「私の写真を勝手に使わないでくれ」というクレームが入ったんです。
「私の写真」も何も、モデルは僕なんですよ。
いろいろ思うところはありますが、しかしまぁ、その方がそう言っているわけだし、ぶっちゃけ、「その写真じゃなきゃダメだ!」というわけでもないので、取り下げて、別の写真に差し替えたんですね。
ただ、今後のお仕事で、その方に撮影されてしまうと、僕が写っている僕の写真は、僕の自由に使えないわけですよね。
僕の写真を使うのに、都度都度、許可を取らなくちゃいけない。
「許可なんて取らなくていいだろ!」と言っているわけではなくて、それはその人のルールなので、そうしてもらって構わないのですが…僕としては、僕の写真が僕の権限で使えないのはさすがに面倒くさいので、何か撮影のお仕事がある場合は、そのカメラマンさんはNGにさせてもらったんです。
この時点でカメラマンさんが一つの仕事を失ったんです。
当然、それによって、守れたものも何かしらあると思います。
ここが結構、「時と場合による」という繊細なラインだなぁと思っていて、カメラマンさんの未来を見据えた時に、「どっちがプラスか?」は、ちょっと分からない。
一つ確かなことは、「著作権を行使することが正解だ!」と言い切ることはできない、ということですね。
西野のブログに使われていた写真を見て、「この写真を撮ったカメラマンは誰だ?」となって仕事が舞い込んでくるケースというのは、実は、あんまり無いと思っているのですが、「あのカメラマンさんに撮ってもらった写真は、後々も自由に使わせてもらえるので、あのカメラマンさんにお願いしよう」というケースは結構あると思っていて、まぁ、その場合はフリーにしておいた方がいいですよね。
来月、僕の本が出るんですけど、先日、その表紙撮影を蜷川実花さんがしてくださったんですよね。
で、撮影現場で、実花さんが「西野君、写真苦手だろうから、ちょい多めに撮っておくから、また何かの時に、使って」と言ってくださるんですね。
これ、僕みたいな人間からすると、メチャクチャ助かるんです。
なので、また実花さんにお願いするんです。そういう人、結構、多いと思います。
でも、あの世界の蜷川実花ですから、彼女の写真の使用権がなんでもかんでも自由なわけが無いんです。
「ここは権利を主張するけど、ただ、ここは黙認する」といった感じで、時と場合によって、対応を変えている。
これからの時代は、ここの「遊びシロ」が結構大事だなぁと思っていて、権利を主張した場合がいい時もあれば、ウヤムヤにしておいた方がいい時もあるので、何も考えずに、「いついかなる時も、ここから先は禁止!」と決め切らない方がいいと思います。
今日は『権利は時と場合に応じて上手に使い分けた方がいいよね』というテーマでお話しさせていただきました。
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野茂キングコングの西野亮廣ですお笑い芸人をしたり絵本作家をしたり国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしておりますこの放送はユニフォームで働く人をハッピーにする福井県の佐々木孝彦さんの提供でお送りします佐々木さんどうもありがとうございますまずはですね3日の近況報告からさせてください二つあります一つ目はですねクラウドファンディングシルクハット内で募集させて頂いております西野亮廣オンライン講演会マーケティング講座上級編の受講者が5400名を突破しましたこちらはですね今の時代どうやって人を巻き込んでどうやって商品を届けていくかっていうことについて学んだろうなどこかで仕入れた情報を話すわけではなくてですね僕自身が実際に行なった実験の結果をもとにお話ししていきたいと思います興味がある方はですねぜひクラウドファンディングシルクハットないの プロジェクトページからご参加くださいそして二つ目です昨日ですね大阪のあべのハルカスの展望台でえんとつ町のプペル光る絵本展ミニとスタートしました2時よりも小さいサイズのですね光る絵本がですねらーと展示されておりますがこちらですねあべのハルカスの展望台の通路の方にですね展示させていただいておりましてですね古典時代の入場は無料となっておりますまた出しですね展望台に登る 料金っての発生すると思うのでそのあべのハルカス自体の音料金が発生すると思うのでこちらお気を付けくださいまああのあべのハルカスも凄い高い建物ですからの展望台いつか行ってみたかったんだよなーっていう方はですねまあこの機会に是非またついでに光る絵本展を見て頂けると嬉しいですもちろんですね夜がおすすめですか夜じゃないとあまり意味がないのかもしんないしね昼光ってても着方わからないのでぜひ夜に言ってみてくださいそというわけでですが本題ですね今日は権利は時と場合に応じて上手に使い分けた方がいいよねっていうテーマでお話ししたいと思いますえっとですねよく僕はですねえんとつ町のプペルの著作権ってどうなってるんですかっていう質問をいただくんですね結構いろんな方が煙突町のプペルの画像を使ったりしているけれども著作 検定のあれフリーなのかって言うといて疑問ですねでこれに関してご説明させて頂きますと著作権というのは著作者が持つ権利のことなんでフリーではないですね僕僕が生きているんでも著作権ってのあるはあるんですよただ曖昧にしてるっていう表現が正しいかと思うんですけどもえんとつ町のプペルのあのイラストの子の利用とかに関してはですね趣味の範囲で利用される文にはもう目をつぶってるんですねま目をつぶってるって言うとなんか我慢してるみたいな風に取られるから我慢してるわけでもなくてむしろですね趣味の範囲で利用される部分にはもどうぞどうぞっていう感じで推進しているのは僕がこうシェアする場合はあるって言う事ですねただですね商業利用される場合はそれこそですね反社組織に使われちゃう かもしれないので商業利用される場合はきちんと契約を結ばせてもらっていますで問題はですねどこからが商業利用を名乗っていう部分だと思うんですけどもこちらはですね8年間の売り上げが100万円以上という天引きをさせて頂いております100万円以上売り上げるのはさすがに商業利用だよねただ売り上げがそれ以下でハンドメイドでプペルアクセサリーとか販売する者にはあの西野吉本興業や幻冬舎の許可なんて取らずにどうぞお好きに言っていうそういった感じですね結構この辺があの動きがあるっていう感じですねつまりですね著作者の権限を使ったり使わなかったりしていると著作者の権利を使わない場合に関して言うとですね待ってるっていうものを使って食べていける人が増えたらいい いいなっていう気持ちももちろんありますホラウソーなく本当にあるんですけれどもなんだろうこの肝臓から腐ってる黒西野からするとですね自由に使ってもらって作品の認知度を広げたほうが後々回収しやすいよねっていう下心があったりしますまあそれこそ映画えんとつ町のプペルにしてもえんとつ町のプペル光る絵本展にしてもほとんどの人がですね知ってるもしくは見たことある聞いたことがあるから足を運んでくださるわけでまずは認知を獲得しないと何も始まらないですね よくわからない作品の光る絵本てないですよよくわからない作品の映画なんて誰も来ないすねやっぱ認知を獲得しないと始まらないっていう問題があるんででその時にいきなり最初から著作権バキバキ行っちゃうとですね当然作品の認知のですねもうこの拡散力は落ちるわけでトータルで見た時にマイナスなんですね僕はこのトータルで見た時にプラスになるかマイナスになるかで著作権を行使するか否かを判断したほうがいいと思っているんですけどもそうじゃない人って結構いるんですよ例えばあの僕写真が苦手なんでブログに自分の写真を載せる時とかは都度都度ですね自分の写真を撮るのではなくてネットから拾ってくるんですね自分の写真をあのインタビューの時と拝察するじゃんやったあれは拾ってきてブログとかに貼り付けたりするんですで2年前ぐらいですか あねあのいつもみたくですねネットで拾ってきた僕の写真をですねブログに貼っていたらカメラマンさんからですね私の写真を勝手に使わないでくれっていうクレームが入ったんですねあの私の写真も何もモデルは僕なんですよ色々思うところありますがしかしまあその方がそう言ってるわけだしぶっちゃけですね 写真じゃなきゃダメだっていうわけでもないじゃないんですぐに取り下げてですね別の写真2つの写真ってのは別の馬ネットから拾っていた写真に差し替えたんですねただ今後のお仕事でその方に撮影されてしまうとですね僕が写ってる僕の写真は僕の自由で使えないわけですよねあの僕の写真を使うのに都度都度許可を取らなくちゃいけないでねくれぐれもですねも許可なんて取らなくていいだろうって言ってるわけではなくてですねそらその人のルールなのでそうしてもらって構わないんですけども僕としてはね僕としては僕の写真が僕の権限で使えないのはさすがに面倒くさいんで何か撮影の仕事がある場合はそのカメラマンさんは NG にさせてもらったんですねこの時点でカメラマンさんそのカメラマンさんの仕事が一つ減ったぞま当然それによってそのカメラマンさん 守れたものも何かしらあると思いますここが結構時と場合による繊細なラインだなと思っていてカメラマンさんを未来を見据えた時にどっちがプラス勝手なちょっと分からないただ一つ確かなことは著作権を行使することが正解だと言い切ることはできないということですね西野のブログに使っていた写真を見てこの写真を撮ったカメラは誰だとなって仕事が舞い込んでくるケースっていうのは実はあんまりないと思っているんですけどもあのカメラマンさんに撮ってもらった写真は後々も自由に使わせてもらえるのであのカメラマンさんにお願いしようというケースは結構あると思っていてその場合はですねフリーにしておいた方がいいですね僕来月本が出るんですけどもその表紙撮影を前日に波が探して下さったんですねその撮影現場で美香さんがとま西の国写真苦手だろうからちょっと多めに取っとくからまた何かの時に使っ って言ってくださるんですね下さったんですねこれ僕みたいな人間からすると思うめちゃくちゃ助かるなのでまたみかさんに撮影のお願いをするんですねそういう方結構多いと思いますでもあの世界の蜷川実花ですから彼女の写真の使用権が何でもかんでも自由なわけがないんですよここは権利を主張するけどただここは黙認するといった感じで時と場合によって彼女は絵を書いているのでこれからの時代ってなここのこの遊びしろっていうのが結構大事だなと思っていて権利を主張した場合がいい時もあればうやむやにしておいた方がいい時もあるんで何も考えずにねいついかなる時もここから先は禁止っていうルールを決め切らないほうがいいと思います今日私ね権利は時と場合に応じて上手に使い分けた方がいいよねっていうテーマでお話しさせていただきましたこれくれぐれもこの写真だけの話では 権利ということに関しては遊びしろみたいなものを作っておいた方がいいと思いますよお話でございましたおろ西野亮廣エンタメ研究所では西野亮廣が出かけている最新のエンタメビジネスに関する記事をですね毎日2000文字から3000文字投稿しておりますので興味がある方は覗いてみて下さいそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね