そんなことを言っているからキミは負けるんだ【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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目次

ゴーストライター? 寝ボケたことを言うな

今日は、仕事のノウハウみたいなではなくて、僕が今、一番熱を入れている映画『えんとつ町のプペル』のお話をしたいと思います。

僕は、もともと漫才師としてスタートして、漫才を書いていて、自分を育ててくれた師匠と呼べる人が「後藤ひろひと」という劇作家ですから、舞台の脚本も書いていて……
そこから絵本作家に転職して、絵を描いて、ストーリーを描いて、で、絵本の曲も作るんですね。
あの「♪ハロハロハロハロウィン」って曲を作った人です。

劇場の楽屋に小道具のギターがあるもんですから、空き時間に触っているうちに、ギターが弾けるようになりました。

ちなみに、次々回作の絵本『夢幻鉄道』のテーマソングもいいのが作れたので、YouTubeで検索してみてください。

そんな感じで仕事をしているので、映画『えんとつ町のプペル』における僕の役割は、「原作・脚本・製作総指揮・宣伝・作詞作曲」という忙しいことになっています。

このことを受けて、時々、「ゴーストライターがいるんでしょ!」と時々言われるんです(笑)

これに関しては、「西野がこんなに素晴らしいものを作れるハズがない」という意味なので、褒め言葉でしかないのですが、残念ながら、僕、ゴーストライターなんていないんです。

分業している場合は、「分業しています」と公表しています。
その方がいいんですよ。
いろんなクリエイターさんに「西野の仕事に参加したい」と思ってもらった方が得なので、絶対に、その人の名前を出す。

出さない場合もありますが、それは出すべきではない場合です。

たとえば、三日前にYouTubeチャンネルにアップした『えんとつ町のプペル』の動画の備考欄には、歌詞の他に、「歌、作詞作曲、編曲、振付」のスタッフの名前しか入っていません。

照明さんや美術さんや衣装さんの名前は入っていないんですね。
あくまで、あそこは音楽に関する情報を載せる場所として位置付けているので。

関わったスタッフの名前を全員書いてしまったら、80人ぐらいになっちゃう。

ああいった、いわば「CM」の場合は、基本、スタッフの名前は載せません。
テレビCMに、いちいち「ディレクター=○○」と出ないのと同じです。

ただ、ストーリーを書いたり、音楽を作ったりる場合、そこに「ゴーストライター」と呼ばれる人はいないんです。

珍しいパターンだと思いますが、こと「ビジネス書」においても、僕はライターを雇っていません。
自分で書いた方が圧倒的に早くて、自分の仕事が減るからです。

パフォーマンスでも何でもなくて、5万部売れるビジネス書でよければ、5〜6時間で書けます。
すでに自分の中にある体験と考察を文字起こしするだけなので。

「キー!」となるかもしれませんが、「ゴーストライターだろ!」と言っちゃたり、思っちゃったりする人が、コンパしたり、ナンパしたり、家族旅行に行ったり、ワイドショーを観てタレントの不倫にとやかく言ったり、何も考えずにボケーっと受験勉強している間、僕は、一つでも踏み誤ると死んでしまう戦場でずっと戦ってきました。
かれこれ20年ほど、平均労働時間は19時間です。

でもって、この20年というのは、「勝ちパターンを捨て続けた20年」で、コツを掴んだ職は、どんどん捨てて、新しい領域に挑戦し続けた20年です。

なもんで、能力と知識量に圧倒的な差が生まれるのは当たり前の話で、僕は「努力は報われる」ということを言っていきたいので、ここは隠したくありません。

反則技を使っているわけでも何でもなくて、「キミの1000倍努力してるから、キミの1000倍の結果を出しているんだよ」というだけの話だと思っています。

そして、この現実を受け入れず、「いやいや、ドーピング的な…何か特別な力が働いているに違いない」という思ってしまっているうちは、一生始まらないまま人生が終わっちゃうので、それが嫌なら受け入れてください。

「僕、こんな努力をしてますよ」と自分から言う奴、なかなかいないと思うのですが、いい機会なので言っておきます。

今日も映画『えんとつ町のプペル』のアフレコがあるわけですが、そこでは、声優さんから質問があったり、「ここは、こんな感じでお願いします」と指示を出さなきゃいけない。

なので、家で「指示を出す練習」をしていくんです。
自分も、実際にやれるようにしておく。

たとえば…

「えんとつ町は煙突だらけ。
そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク、黒い煙でモックモク。
朝から晩までモックモク。
えんとつ町に住む人は黒い煙に閉じ込められて、青い空を知りやしない。輝く星を知りやしない。

見上げることを捨てた街で、一人の男が上を見た。
町を覆った黒い煙に、男が想いを馳せたのは、酒場で出会ったお喋りモグラが聞かせてくれた夢物語。

煙の向こうの世界の話。光り輝く世界の話。
ありやしないと思ったが、全くないとも言い切れない。
なぜなら誰も行っていない。答えは誰も持っていない。

それから男は日ごと夜ごと、煙の向こうの世界の話を、何度も何度も叫んだが、バカだバカだと囃されて、ホラ吹きものだと切り捨てられた。

男が一体、何をした。
男が誰を傷つけた?
そこに理由はありゃしない。

見上げることを捨てた町では、『目立たぬように』の大合唱。
見上げることを捨てた町では、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。

黒い煙は町を飲み込み、一縷の光も許さない。
黒い煙は人を飲み込み、あらゆる勇気を認めない。
それでも男は声をあげ、震える膝をひた隠し、船に乗り込み海にでた。
暗くて怖い海にでた。
誰もいない海にでた」

これは主人公の少年の父親が、自作の紙芝居を披露するシーンのセリフなのですが、今、僕は何かを見ながら書いたわけではなくて、これぐらいは暗記してるんです。
指示を出す人間として、これぐらいは。

これって、「何回もやっているうちに覚えた」という類のものなので、才能とかセンスじゃないじゃないですか。

これがプロです。

もし良かったら、一度、僕の会社のインターン生にでもなって、僕の近くで、僕の仕事を見てみてください。

たぶん、絶望すると思います(笑)

先ほども申し上げましたが、「努力がモノを言う」というところを伝えていきたいので、今後も、この部分は包み隠さず、積極的に頑張ったアピールをしていきたいと思います。

そうそう。

映画公開は12月25日なのですが、12月25日の夜に、YouTubeの生配信をして、映画をご覧になられた方に向けて、「あそこのシーン、実は○○なんだよ」という話をしたいので、映画は初日に観に行ってください。

今のうちに、12月25日のスケジュールに印を入れておいてね。
それでは、映画『えんとつ町のプペル』のアフレコに行ってきます。

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今日はですね仕事のノウハウみたいな話ではなくてですね僕が今一番熱を入れているですね映画えんとつ町のプペルのお話をしたいと思います。

えっと僕はですねもともと漫才師としてスタートしてて漫才をずっと書いていてで自分を育ててくれた師匠と呼べる人が後藤ひろひとっていうその劇作家ですから舞台の脚本も書いていてそこから絵本作家に転職してそこから得を始めて トーリーを書いてで絵本の曲も作るんですね。

あのハロハローハロハロウィンププップププっていう曲を作った人ですね劇場のが外に小道具のギターがあるもんですから開き直にこポンポンって触ってるうちにギター弾けるなっちゃった。

ちなみにですね次回作じゃないの次回作になるの花の絵本無限鉄道のテーマソングもですね良いのが優れたので YouTube で検索してみてくださいいろんな形がカバーしてくださってるので無限テスト是非ちょっと検索してみてください。

まあそんな感じで仕事してるんで映画えんとつの町のプペルにおけるですね僕の役割ポジションっていうのはですね原作脚本製作総指揮宣伝作詞作曲っていう人すごい忙しいことになってるんですね。

結構色々やってるんですよ。

このことを受けてこれから色々やってるとですね時々ゴーストライターがいるんでしょとか言われるんですね。

これに関しては西野がこんなに素晴らしいもの作れるはずがないと西野がこんな素晴らしいストーリーを書けるはずがないっていう意味なので褒め言葉でしかないんですけども。

残念ながらですね僕ゴーストライターなんていないんです。

勉強しろ勉強してますってあの公表してます。

その方がいいんですよ。

いろんなクリエイターさんにですね西野仕事に参加したいとかに仕事に参加したら得をすると思ってもらった方が僕は得なんで最後が集まってくるわけだから絶対にその人の名前を出すんですね。

もしも出さない場合もありますよ。

それは出すべきではない場合ですね例えば3日前に YouTube チャンネルにアップしたえんとつ町のプペルの動画の兄はですね歌詞の他にですね歌い手さん そして作詞作曲編曲プロデュースそして振付けのスタッフさんの名前しか入ってないんですね。

祥明さんとか美術さんとかいしょうさんと彼の名前はそこに入ってないんですね。

あくまであそこは音楽に関する情報を乗せる場所として位置付けてるんでその関わったスタッフさんの名前を全部書いてしまったらですねあそこ80人ぐらいになっちゃう。

入ったですね今 CM の場合はですね基本スタッフの名前っていうのってないんですねあのテレビ CM にいちいちディレクターまるまるって高いじゃないか。

誰が撮ったかとかってないですかあれと同じですね。

ただストーリーを書いたりだとか音楽を作ったりとかそうですねゴーストライターって呼ばれる人はいないんですね。

珍しいパターンだと思いますがこのビジネス書においても僕はライターさんっていう人を雇ってないんですよ。

自分で書いたほうが圧倒的に速くて自分の仕事が減るからです。

パフォーマンスでもなんでも5万ぶれるビジネス書でよければ孫六時間あったらかけます。

既に自分の中にある体験と黄砂と文字起こしするだけなんでそんなに時間かかんないとね。

あのなので本にするのは多分俺ぐらい後6時間で僕は文章を書いてあとはそれを整えていただいてデザイン云々かんぬんで多分一週間2週間ぐらいあれば本は作れ革命のファンファーレっていう本を書いた時も確か4日ぐらいで買いました。

がちょっと時間かかっちゃったビジネス時間かかんないってなるかもしんないかもしれませんがそのゴーストライターだって言っちゃったり思っちゃったりする人が どね ナンパしたり家族旅行に行ったりワイドショーを見てタレントさんの不倫にとやかく言ったり何も考えずに僕らで帆高受験勉強している間僕はですねとっても文謝ると死んでしまう戦場でずっと戦ってきたんですね。

かれこれ20年ほど平均労働時間は多分19時間とか20時間ぐらいです。

でもってこの20年っていうのは勝ちパターンを捨て続けた20年でコツを掴んだお仕事はですねどんどん捨てて新しい領域に挑戦し続けた20年なんですね。

なもんですから能力と知識量に圧倒的な差が生まれるのは当たり前の話で。

僕は努力は報われるって言うこと言って行きたいのでここは隠したくないです。

なので反則技を使ってるわけでもなんでもなくて君の1000倍努力してるから君の専売の結果を出してるんだよっていうだけの話だと思ってます。

そしてこの件 実男ですね受け入れずいやいやドーピング的な何か特別な力が働いてるに違いないって思ってしまっているうちはもう一生始まらないまま人生が終わっちゃうので誰もそれで辛いじゃないすか。

なのでそれが嫌なら受け入れてください僕こんな努力をしてますよって自分がいる奴ってこんな感じで自分からやってなかなかいないと思うんですが良い機会なんて言っておきます。

今日もですね映画えんとつの町のプペルのアフレコ収録があるわけですがそこでね声優さんから指示があったりあじゃないな質問があったりだとかここはこんな感じでお願いしますで指示を出さなきゃいけないわけじゃないですか。

なので家ですね昨夜のうちですね指示を出す練習をしていくんですね。

自分も実際に入れるようにして送っていう感じかな例えばこれは棒読みになりますが煙突煙突 そこかしこから煙が上がり頭の上を黙々黒い煙でもくもく朝から晩までモクモク煙突町に住む人は黒い煙に閉じ込められて青い空を知りやしない輝く星を知りやしない見上げることを捨てた家で一人の男が上を見た街を負った黒い煙に男が思いを馳せたのは酒場で出会ったおしゃべりモグラが聞かせてくれた夢物語煙の向こうの世界の話ひかりかがやく世界の話ありやしないと思ったが全く無いとも言い切れないなぜなら誰も言っていない答えは誰も持っていないそれから男は仕事用語と煙の向こうの世界の話を何度も何度も叫んだがバカだバカだと速されてほらふきものだと切り捨てられた男が一体何をした男が誰を傷つけたそこに理由はありゃしない土産あることを捨てた街では目立たぬようにの大合唱にあげることを捨てた街では夢を語れば笑われて行動すればたたかれる黒い煙は街を飲み込み一縷の日 怒りも許さない黒い煙は人を飲み込みあらゆる勇気を認めないそれでも男は声を上げ震える膝をひた隠し船に乗り込み海に出た暗くて怖い海に出た誰もいない海に出たみたいな感じで。

これですね。

あの主人公の少年の父親が自作の紙芝居を披露する紙芝居中のセリフなんですけれども今僕何かを読みながら言ったわけではなくてえーと暗記してるんですね。

指示を出す人間としてはこれぐらいはたまにやらなきゃいけないことで。

これって言うのは何回もやって覚えたという類のものなので才能とかセンスじゃないじゃないですか。

これがプロですね。

もしよかったら一度僕の会社のインター西に伴ってですね僕の近くで僕の仕事を見てみてください。

多分鉄道すると思います。

こんなやらなきゃいけないのみたいな作業でも申し上げましたが努力がものを言っていうところを伝えていきたいので今後もですねこの部分は包み隠さず積極的に頑張ったアピールをしていきたいと思います。

映画のベルの効果ですね12月の25日なんですけども12月25日の夜に僕 YouTube の生配信をして映画をご覧になられた方に向けてあそこの真実はこうなんだよみたいなウラ話をするこういう生配信したいので是非ですね映画初日に見に行ってください。

今のうちにですね12月25日のスケジュールに印を入れておいてください。

それではですね映画チャンプベルのアフレコに言ってもあります西野亮廣 エンタメ研究所ではですね西野亮廣が現在手掛けている最新のエンタメビジネスに関する記事を前にしておりますので興味がある方覗いてみてください。

それをお過ごしください。

キングの西野亮廣でした。

じゃまたね

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