ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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「鍛えない筋肉」を決めた方がいいよ
どうもキングコングの西野亮廣ですお笑い芸人をしたり絵本作家をしたり国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしておりますこの放送は子育てをもっと楽しく豊かに寝かしつけのプロを目指す育休パパ伊藤翼さんの提供でお送りしますお土産どうもありがとうございますさて今日はですねまず最初にご報告とお礼を申し上げたいんですけれどもあの毎月一冊のですね品を国内が今今はコロナ中ですから国内メインになりますが国内外に送ることをメインコンテンツとしているですねえんとつ町のプペル子供ギフトというですね支援のサブスクサービスをですね昨日立ち上げたんですね例えば僕のオンラインサロンだったら毎朝2000文字から3000文字の記事が読めるっていうメーカー アクナポリタン返礼品があるんですけれどもえんとつ町のプペル子供ギフトっていうのはそういったリターンはなくてですね見知らぬ子供に絵本が一冊送られるっていうまこれもリターンリターンでもあるんですけどもとはいえお金を払っているのに手元には何も残らないっていうそういうプロジェクトなんですね日本って災害時の義援金の文化っていうのあっても甲子園の文化ってあまり見えずいてないじゃないですかだから小糸プロジェクトに需要があるかどうかは分からなくてただ需要があろうがなかろうが僕は個人的に会社としても引き続き子どもたちへの支援は続けていくことも決めていてご賛同いただける方を募ったところですね昨日1日で350名の方が手を上げてくださいました もうほんと世の中捨てたもんじゃないですねあのこういう人っているんだなと思ってなんかもっと頑張ろうと思いました本当にありがとうございます絵本はねスタッフが責任を持って子供達に届けてまいりますそれもとっても素敵な届け方でそこに関したですねえんとつ町のプペル子供ギフトにご参加いただけた方への今月の活動報告っていう形でお伝えしていきたいと思います引き続きよろしくお願いしますというわけで今日はですね話がごろっと変わりまして勝負どころで勝負しろっていう話をしたいと思います僕はですね田舎の方に行くと何個売れなくなった芸人っていう感じで扱われるんで世間一般的にどう見られてるかは知りませんが一応ね一応多分結果を出すのは結構得意な方だと思うんですね 話を分かりやすくするためにここでの結果っていうのは数字とさせてください掃除のことさせてください待ってる日だったら視聴率出し SNS だったらフォロワー数出版だったら販売部数 YouTube やったら再生回数とかチャンネル登録者するクラウドファンディングだったら支援総額とか新車するブログだったら PVS オンラインサロンだったら会員数や売上かなそういったものですねそういったその数字をここでは結果っていうことにさせてくださいあの何者かにならないとやっていけない みんな何者かになろうとしてこの結果を追うじゃないですかどうすればもっと多くの人に見てもらえるのかなとかどうすればもっと多くの人に読んでもらえるのかなとか悩む人がいてでこうすればもっと多くの人に見てもらえるようとかこうすればもっと多くの人に読んでもらえるようとこうするはぴぶちあがるよみたいなそれでこと教えてくれる人がいるとアル中自然な流れだなと思う一方でね方法論に沿って結果を追い求めてしまうとみんなと同じ形になるっていうパラドックスがあると何者かになろうとしてスタートしてその手順を踏んだはずなのに何者にもなれないと言う矛盾が発生してしまう本当に気をつけた方がいいなあと思いますまあ費やした時間が無駄になって惨めになっちゃうんでもちろんですね結果を出さないと食っていけないんで結果を出す事って 非常に重要なんですけどもそれよりももっともっともっともっと大事なのがどこで結果を出すかっていうポイントですね例えばこれはよく言ってるんですけども僕はオンラインサロンの売り上げが僕らのチームの活動資金になっているんですね予算になってるんですねこれスポンサーさんから頂いたお金じゃなくて事務所から出してもらっているお金でもなくて自分で作ったお金なのでどこにも伺いを立てずに極端な予算の貼り方ができるブロードウェイでミュージカルを作りたいと思った作れるんですねスポンサーさんとか事務所が予算を出していたらこの企画者絶対通らないんでつい安代さんの回収の目処が立たないからですでもいいんです僕らはたとえ1億円の赤字ぶっこいでも夢があることをしようっていう青臭さが維持できる状態にあると 世界にひっかけて行こうと思ったらこの状態であることが重要でそこから逆算するとですね毎日投稿するサロン記事はめっちゃくちゃ充実させなきゃいけないサロン会員が一定数いることでそういった状態が成り立ってるんだよで毎日めっちゃくちゃおもろい記事を投稿しようと思ったのですね当然毎日ものすごい量のインプットをしなきゃいけない 毎日ものすごい量のインプットをしようと思ったら毎日実験しなきゃいけないんですねうまくいくこともうまくいかないこともデータとして仕入れる必要があるそうすると絶対に時間が必要なんですとなってくるとレギュラー番組っていうのが難しくなってくる例え使う大罪が違ってるもんですね毎週同じ場所に同じ人に会っていたら少なからずの情報は偏ってくるしそもそも視聴率が取れなかったら打ち切りになってしまうっていうテレビというゲームの中では視聴率がゼロになるかもしれない実験ができないその生活を取りに行っちゃうとですねその側にレギュラー番組を取りに行っちゃうとですねソロに投稿する記事が書けなくなるんですね オンラインストーンとかクラウドファンディングとかではま少なくともこの国で一番結果を出す言い換えるとですね広告費は捨ててダイレクト課金は一番結果を出しますよっていうことですねここをちゃんと見極めてどこで戦ってどこで戦わないのかくれぐれもあの全部で勝ちに行こうとしたら全部で数字を追い求めてしまうと本当に何者にもならないと思うのでそれはやめたほうがいいんじゃないかなっていうのが今日のお話でございました本日はですね何者かになりたければ勝負どころで勝負しようというテーマでお話しさせていただきました このラジオではですねそんな目新しい話をしてるわけでもなくて検索したらどこでも出てくるような話をしているんですけれどもまだがそんな大したことしゃべってないですけどもオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の方ではですね西野亮廣が現在取りかかっている最新のエンタメビジネスに関する企業ですね毎日2000文字3000文字投稿させて頂いておりますので興味がある方は覗いてみてください今日はですね僕が死んだ後のエンターテイメントについて記事を書かせていただきたいと思いますそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね
今日はまず最初にご報告と御礼を申し上げたいのですが、毎月1冊の絵本を国内外(まぁ、今は国内メイン)に贈ることがメインコンテンツとなっている「えんとつ町のプペル『こどもギフト』」という【支援のサブスクサービス】を昨日、立ち上げたんですね。
『こどもギフト』
https://salon.jp/child_gift
Salon.JP | えんとつ町のプペル『こどもギフト』
「えんとつ町のプペル『こどもギフト』」は、国内外の子どもたちに毎月絵本を寄付できるサブスクリプション(月額課金)サービスです。「私も子供達に絵本をプレゼントしたいけど、配りに行く時間がない」というみなさんに、「絵本を代わりに配ってきます」。
リンク
salon.jp
たとえば僕のオンラインサロンだったら、「毎朝2000〜3000文字の記事が読める」という明確なリターンがあるのですが、「えんとつ町のプペル『こどもギフト』」はそういったリターンはなく、「見知らぬ子供に絵本が一冊贈られる」という……まぁ、これもリターンではあるのですが、とはいえお金を払っているのに手元には何も残らないんです。
日本って災害時の「義援金」の文化はあっても、「支援」の文化って、あまり根付いていないじゃないですか?
だから、こういったプロジェクトに需要があるかどうか分からなくて、ただ、需要があろうが無かろうが、僕は個人的に(会社として)引き続き子供達への支援は続けていくことは決めていて、その上で、ご賛同いただける方を募ったところ、昨日1日で350名の方が手を挙げてくださいました。
世の中、捨てたもんじゃないですね。
「こういう人っているんだなぁ」と思って、なんか、もっと頑張ろうと思えました。
本当にありがとうございます。
絵本はスタッフが責任をもって子供達に渡してきます。それも、とっても素敵な渡し方で。
そこに関しては、「えんとつ町のプペル『こどもギフト』」にご参加いただけた方への「今月の活動報告」という形でお伝えしたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
Salon.JP | えんとつ町のプペル『こどもギフト』
「えんとつ町のプペル『こどもギフト』」は、国内外の子どもたちに毎月絵本を寄付できるサブスクリプション(月額課金)サービスです。「私も子供達に絵本をプレゼントしたいけど、配りに行く時間がない」というみなさんに、「絵本を代わりに配ってきます」。
リンク
salon.jp
そんなこんなで、本題です。
今日は「勝負どころで勝負しろ」というお話をしたいと思います。
僕は田舎の方に行くと「売れなくなった芸人」という感じで扱われるので、世間一般的にどう見られているか知りませんが……一応、結果を出すのは結構得意な方だと思います。
話を分かりやすくする為に、ここでの「結果」というのは、「数字」のこととさせてください。
テレビだったら「視聴率」だし、
SNSだったら「フォロワー数」、
出版だったら「販売部数」、
YouTubeだったら「再生回数」や「チャンネル登録者数」、
クラウドファンディングだったら「支援総額」や「支援者数」、
ブログだったら「PV数」、
オンラインサロンだったら「会員数」や「売り上げ」……そういったものです。
何者かにならないと食っていけないので、皆、何者かになろうとして、この結果を追うじゃないですか?
「どうすれば、もっと多くの人に観てもらるのかな?」「どうすれば、もっと多くの人に読んでもらえるのかな?」と悩む人がいて、「こうすれば、もっと多くの人に観てもらえるよ」「こうすれば、もっと多くの人に読んでもらえるよ」と教えてくれる人がいる。
ある種、自然な流れだなぁと思う一方で、方法論に沿って結果を追い求めてしまうと、皆と同じ形になる。
「何者かになろうとしてスタートして、その為の手順を踏んだハズなのに、何者にもなれない」という矛盾が発生してしまう。
ここは本当に気をつけた方がいいと思います。
費やした時間が、惨めになるので。
勿論、結果を出さないと食っていけないので、結果を出すことは大事なのですが、それよりももっと大事なのが、「どこで結果を出すか?」ということだと思います。
たとえば、僕はオンラインサロンの売り上げが、僕らのチームの活動資金になっているんですね。
スポンサーさんからいただいたお金じゃなくて、事務所から出してもらっているお金でもなくて、自分で作ったお金なので、どこにもお伺いを立てずに、極端な予算の張り方ができる。
「ブロードウェイでミュージカルを作りたい!」と思ったら、作れるんです。
スポンサーさんや、事務所が、予算を出していたら、この企画書は通りません。
費やす予算の回収の目処が立たないからです。
でも、いいです、僕らは。
「たとえ1億円の赤字をブッこいても、夢があることをしよう」という青臭さが維持できる状態にある。
世界に仕掛けていこうと思ったら、この状態であることが重要で、そこから逆算すると、毎日投稿するサロン記事はメチャクチャ充実していなきゃいけない。
サロン会員が一定数いることで成り立っているので。
そして、毎日投稿しようと思ったら、毎日、ものすごい量のインプットをしなきゃいけない。
毎日ものすごい量のインプットをしようと思ったら、毎日、実験しなきゃいけないんですね。
「うまくいくこと」も「うまくいかないこと」もデータとして仕入れる必要がある。
そうすると絶対に「時間」が必要なんです。
となってくると、「レギュラー番組」に参加するのが難しくなってくる。
たとえ扱う題材は違っても、毎週同じ場所にいって、同じ人に会っていたら、少なからず情報は偏ってくるし、そもそも視聴率が取れなかったら打ち切りになってしまうテレビというゲームの中では、「視聴率がゼロになるかもしれない実験」はできない。
その生活を取りにいくと、サロンに投稿する記事が書けなくなるんですね。
つまり、「レギュラー番組」と「サロン記事の充実度」というのはトレードオフで、どちらも取りに行こうとすると、どちらも中途半端になる。何者にもなれない。
「数字」は精神安定剤みたいなものだから、「とにかく数字をとって、安心したい」という気持ちはあるだろうし、特に、発信する以上は、「数字をとっていないとアンチがつついてくる」みたいなこともあったりします(笑)
僕も、ときどき、それこそ田舎の方にいくと「テレビのレギュラー持ってないですよね? 生活は大丈夫ですか?」と、からかわれます。
たぶん、みんな、そういう口撃に不安を覚えて、「これじゃいけないのかも」と思って、全ての競技で結果を出しに行こうとするのですが、1日24時間を「競技の数」で均等に等分してしまうと、何者にもなれずに終わる。
筋肉をつけすぎてしまって、遅くなってしまったトランクスみたいなことです。
#ドラゴンボール世代
そして、方法論に沿って結果を出そうとすると、皆がその方法論を使っているので、皆と同じ形になる。
自分の中で「結果を出さなきゃいけない場所」と「結果を出さなくてもいい場所」を明確に決めた方がいいと思います。
「手を出さないものを明確に決めている」という状態が「個性」の正体なので。
僕の場合は、テレビとYouTubeは白旗を挙げています。
そのかわり、オンラインサロンやクラウドファンディングでは、この国で一番結果を出します。
言い換えると、「広告費」は捨てて、「ダイレクト課金」で結果を出します。
西野亮廣(キングコング)
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