アイデアはどこから生まれるのか?【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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目次

分からないことをやれ

今日は、アイデアの生み方についてお話ししたいと思います。

僕はよく「アイデアマン」のように紹介されることがあります。
「皆が諦めていた無理難題を、斬新なアイデアでもって突破していく人」というイメージを持たれているようです。

自分で言うのもアレですが、たしかにこれまでの自分の活動を振り返ると、そういった場面が何度かあったかもしれません。

昨日のオンラインサロンの記事で書かせていただいたのですが、僕の中で(というか絵本業界の中で!)「天動説」から「地動説」にひっくり返るぐらいの大きな大きな発見が最近ありまして(※サロン内のコメントも1000件超え!)、さっそく準備に入ったのですが、これがハマれば大変なことになるのは間違いなくて、「アイデア」と呼ぶに相応しいものだと思います。

まぁ、近々、発表します。

そのアイデアの生まれ方が、すっごく分かりやすくてですね…いきなりパッと降ってきたものじゃなくて、結論を言っちゃうと「合わせ技」なんです。
(※サロンメンバーさんは生まれる瞬間に立ち会っていました)

僕は実験が好きなので、「これをやるとどうなるのかな?」という実験を毎日やっているのですが、今回のアイデアは、3つ4つの実験結果を整理して、ガッチャンコしたものであって、一つたしかなことは、「実験を繰り返していないと生まれてこなかった」ということです。

たとえば、僕のオンラインサロンって「現在進行形のメイキング」なんですね。

同じく月額課金制のNetflixとかamazonプライムとかって、お金を払って完成品を見るじゃないですか?

実は僕も一時期は「オンラインサロンでしか見れない作品」を出していこうと思っていたのですが、「いやいや、ちょっと違うぞ」となり、今は、完成品を世の中にほぼ無料で提供して、完成するまでの過程を有料で見せています。

この元となっているのは、数年前におこなった、絵本「えんとつ町のプペル」の無料公開という実験です。
https://r25.jp/article/581356883170827173
大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)|新R25 – シゴトも人生も、もっと楽しもう。
作品は届かないと、生まれたことにはならない
リンク
r25.jp

あの実験によって、いろんなデータが取れたのですが、そのうちの一つに、「『サブコンテンツ=無料、メインコンテンツ=有料』よりも、『メインコンテンツ=無料、サブコンテンツ=有料』の方が収益が大きくなる」というのがありました。

作品が認知されたことによって、様々なイベントが生まれ、VRとかミュージカルとか映画とか美術館とか、いろんな展開を見せた。
くわえて、「えんとつ町のプペルの無料公開」を解説した「革命のファンファーレ」というビジネス書(サブコンテンツ)が20万部売れて、それに伴い、全国各地で講演会が開催されました。


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メインコンテンツを有料にしていたら、これらのアクションは生まれなかったんです。

そのあたりから、「そっか〜、メインコンテンツは無料の方がいいのかな」というのが、頭の中にボンヤリと残っていて、それがオンラインサロンという文化とガッチャンコした時に、「メイキングを販売しよう」となったわけです。

分かりやすいのが、去年、エッフェル塔でやった個展です。
あれは入場無料だったのですが、制作費は3000万円。そのお金というのは、オンラインサロンという「メイキングの販売」で捻出したんです。

今、美術館を作ろうとしていて、これが20億円か30億円かかるらしいのですが、チケット代は500円ぐらいにしようと思っています。

500円って、100万人動員しても大赤字で、しかも僕は美術館の満足度を優先したいので、人数制限をかけます。

そうなってくると、「20億円や30億円をどうやって回収するんだよ」という話になってくると思うのですが、美術館を作るまでの過程を販売して、メイキングで回収しようとしています。
チケット代はむしろ「無料」でもいいです。

これも「えんとつ町のプペルの無料公開の実験結果」×「美術館」という組み合わせですね。

振り返ってみると、これまでに生まれてきたアイデアは、全て「実験結果の合わせ技」で、突然、発生したものではないんです。

ポイントは「何と何の合わせ技であるか?」という素材の部分で、多くの場合それは「実験結果」なんですね。

つまり、「昨日まで答えを知らなかったこと」が素材となっています。

ここが非常に大事で「皆が答えを知っていること」と「皆が答えを知っていること」を組み合わせたところで、そんなものはもう世の中に溢れ返っているんですね。

多くの人はアイデアというものと向き合う時に、「組み合わせ」に目を向けてしまうのですが、同じ素材を使ったら、同じような料理が出来上がってしまいます。
なので、誰も見たことが無いアイデアを生み出そうと思ったら、本当に目を向けなきゃいけないのは「素材」だと思います。

よく「いいアイデアが思いつかない」みたいな声を聞きますが、そりゃそうです。
貴方が持っている素材は、皆が持っているんだもん。違いを生み出せるわけがない。

「実験(分からないこと)をする」というのがアイデアを生み出す時のドレスコードで、「答えが見えていること」ばかりをやる生活は、アイデアからは遠退いてしまいます。

もし何か面白いことをしたいのであれば、結果がどちらに転んでもいいので、「積極的に分からないことをやる」という生活してみることをオススメします。

西野亮廣(キングコング)

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お笑い芸人をしたり絵本作家をしたり国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしておりますこの放送は愛媛の草食系で草食系の草食系男子昼飯さんの提供でお送りします塩畑ともありがとうございます昨日も昼飯さんでしたねこの草食系で草食系の草食系男子って音声だとちょっと全然伝わらないですけど草食系は草食べる系装飾はあの飾るっていう風の装飾で三つめの草食系っていうのはお坊さんのそうですねって言うながの言葉遊びをされておりますありがとうございます今日はですね家飲み方についてお話ししたいと思いますあの僕はですねよくアイディアマンのように紹介されることがあるんですねあのみんなが諦めていた無理難題を斬新なアイディアでもって突破していく人を見たいな そういうイメージを持たれてるようですね自分で言うのもアレなんですけども確かにこれまでの自分の活動を振り返ってみるとそういった局面が何度かあったかなーっていうことを思っておりますで実はね昨日のオンラインサロンの記事で書かせていただいたんですけれども僕の中でもっていうかもえ品業界の中で天動説から地動説にひっくり返るぐらいの大きな大きな大きな発見がありましてこれ実はサロン内のコメントも昨日は1000円超えてたんですけどもまぁ早速準備に入ったんですけれどもこれがですねはまれば大変なことになるのはもう間違いなくてアイディアと呼ぶにふさわしいものだと思っておりますがこれはあの近々発表しますで今回のこの巻のサロンに投稿したそのアイディアの成り立ちがですねすごく興味深くてわかりやすくてですね いきなりですねパッと降ってきたものではなくてその間で物がいきなり僕ん中でバット振ってきたものではなくて結論言っちゃうとですね合わせ技だったのね実はその合わせ技の家庭もサロンメンバーはずっと見てたのであれとこれが繋がるんだみたいなところになったと思うんですけども僕はですね実験がものすごく好きでこれをやるとどうなるのかなっていう実験を毎日やってるんですけども今回その機能さらに投稿したアイデアですねみっつよっつの実験結果を整理してまぁいい部分だけを交換したものであって一つ確かなことはですね実験を繰り返していないと生まれてこなかったっていうことですね 例えば僕のオンラインサロンて現在進行形のメイキングなんですね同じく月額課金制の Netflix とか Amazon プライムとかってお金も払って完成品を見るじゃないですか実は僕も一時期はオンラインでしか見れない作品っていうものを出して行こうと思ってたんですけれどもいやいやちょっと違うぞってなって今はですね完成品を世の中にほぼ無料で提供して完成するまでの過程を有料で見せていますねこのもとになってるのはですね数年前に行った絵本えんとつ町のプペル無料公開実験ですねあの実験ではいろんなデータが取れたのですがそのうちの一人ですねサブコンテンツ無料メインコンテンツ有料よりもメインコンテンツ有料の方が収益が大きくなるデータが取れたんですね あの作品が認知されたことによって様々なイベントが生まれて VR とかミュージカルとか映画とか美術館とか色んな展開を見せたとま加えてですね煙突町のプペルの無料公開を開設した革命のファンファーレっていうビジネス書これは言ってしまったらえんとつ町のプペル無料公開のサブコンテンツですね20万売れてそれに伴い全国各地で講演会が開催されたというように言ってたらこれらのアクションって産まれなかったんですねその辺りから草加発メインコンテンツは無料の方がいいのかなーっていうのは頭にぼんやりと残っていてそれがオンラインサロンかと加工した時にも販売しよった わかりやすいのが去年行ったですねあれは入場無料だったんですけども制作費が3000円かかってるんですねその3000円ってお金はオンラインサロンメイキングの販売店を作り上げる 3000万円を調達したっていう感じですね今美術館を作ろうとしていて煙突のちょっとベル美術館っていいですね負けてしまったらなんだかな絵を展示してみてもあるようなものでなくて実際に煙突町を作ってしまってその中をなんかローラーの滑り館があって行くとか近いリサイクルみたいなんで街中をまどっちかっつったらもうキッズパークと感じかもしんないですね世界観を持つあるキッズパークみたいな今その犬と遊べる美術館でも作ろうとしていてこれがですね25円とか30円とかかかるらしいんですけどもえーとチケット代は500円ぐらいにしようと思ってるんですねまあ500円ってなんだろうなあ百万人動員しても分かってしかもですね僕は美術館の満足度を優先したいので人数制限をかけるんですよあんまりお客さんに入れないみたいなそうなってくるとですね お前20億円とかさんって解除するんだよっていう話になってくると思うんですけどもえーチケットで練習するつもりは毛頭なくてですね美術館するまでの過程を販売して言ってたオンラインサロンでその記事を書いてそのメイキングで回収しようとしているとチケット代はもしでも無料でも20億円とか30円とかかけて美術館チケット代無料でメイキングで回収した方が回収しやすいよねみたいなところですねこれもやっぱりえんとつの町のプペルの無料公開の実験結果かける美術館っていう組み合わせですねで振り返ってみるとこれまでに生まれてきたアイディアって全て実験結果の合わせ技で突然発生したものじゃないんですねポイントは何と何の合わせ技であるかっていうこの素材の部分で多くの場合それは実験結果であるとつまり昨日まで 答えを知らなかったことこれが素材になってるここが非常に大事ですねみんなが答えを知っていることと皆が答えを知っていることを組み合わせたところでそんなものはもう世の中に溢れかえっているんですねそんなに多くの人はそのアイディアと向き合う時にですね組み合わせの方に目を向けちゃうんですけども同じ素材を使ったら同じような料理が出来上がってしまうので誰も見たことがないアイディア生み出そうと思ったら本当に目を向けなきゃいけないのは素材なんだなっていうとこに書いたみたいなんだなーっていうとこですねよくねいいアイディアが思いつかないみたいな声を聞きますがまあそうで君が持っている素材はみんな持ってるんだからっていうところですね気を付けた方がいいんじゃないかなってことを思っておりますねやっぱり実験わからないこと するっていうのはやっぱりやる時のドレスコードで答えが見えてることばかりをやる生活っていうのは言ってしまった粉アイディアから登録のでもしねもし何か面白いことをしたいのであれば結果がどちらに転んでもいいので積極的にわからないことをやるっていう生活をしてみることをお勧めします今日はですねアイディアはどこから生まれるのかというテーマでお話しさせていただきました昨日のオンラインサロンの記事のことだってふれましたが本当に多分僕がこんだけ興奮してると結構大きなことになると思うけど本当に咲きましたが天動説から地動説へひっくり返るぐらいの大きな発見をしましてですね ちょっと出版業界の人とかも全員見て欲しい大変なことになっておりますんで是非実装しますもうすでに昨日思いついて昨日サロンの記事書いてすぐにうちの会社の業務連絡みたいになってるんですけどもその記事を見たらすぐに動き始めて今ちょっとできると思いますすごく面白いことになると思うんでちょっと注目でございます彰浩が出かけておりますので興味がある方は覗いてみてください キングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね

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