大きな会社に所属しながら「自由」を獲得する方法【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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目次

世界の全てを変えようとするな

どうもキングコングの西野亮廣ですお笑い芸人をしたり絵本作家をしたり国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしておりますこの放送はありえりゅうじさんの提供でお送りします行かねえかなありえさんどうもありがとうございます今日はですね日頃よくいただくご質問にお答えしたいんですけどもまずは西野さんがイラッとする瞬間ってあるんですかみたいな質問気力いただくんですねこの質問に答えた瞬間に小さい人間だなと思われちゃうんでなかなかの罠だなぁと思いつつもお答えするとですね今ぱっと思いつくのは二つでもイラッとする瞬間を一つ目はですねなんて言ったらいいかなあーあるものへの愛情を伝える際にわざわざ別のものと比較し草津ことで自分のポジションを獲得する行為ですね これをやってしまう人が僕は結構苦手で例えば私はまるまるが嫌いですっていうのは分かるんですよそこは好みの範疇なんで好き嫌いがあって当然だと思うんですねそうじゃなくてよくあるのが例えば僕のイベントで私西野さんじゃなくて西野さんのスタッフのまるまるさんが好きなんですこれはあの何もですねあの僕のこと西野のこと一番好きであれとか言ってるじゃなくてですねそうですねわざわざ西野比較対象にあげずにそのスタッフに直接渡しまるまるさんのことが好きなんですって言ってあげてとも客も多くてですね僕が経てば先輩のエイサーのイベントにゲストでお邪魔させて頂いた時とかにですねそのえさんの目の前で今日は A さんじゃなくて西野さんを目当てに行きましたみたいなことを言う馬鹿野郎がいるんですけどもこれって頭も気持ち良くないしそれより何よりも気持ちよくない ですねそんなこと言われて嬉しいわけがないんですよ気持ちよくなってんのは言ってる本人だけなんですねんじゃなくて青レンジャーに目を付けてるみたいなあれは優しくないから本当にちょっと苦手かもしんですねあとイラッとする瞬間にクレームを入れる前に規約を確認してっていうのありますねこれサービス業やられてるからなら共感していただけると思うんですけども例えば先日もえんとつ町のプペルのチケットを応募者全員に西野が自腹でプレゼントキャンペーン企画をしたんですねお盆ですね8月の29日の17時頃に締め切ったんですけどもそれを受けて応募突然締め切られた今主なの準備をしてたのにみたいなクレームがちょこちょこあったんですけども突然も何も応募規約にですね8月に締め切りますということをきちんと書いてるんですねこれに関しては 表現が曖昧だとかスウェット末の捉え方が終わりの数日間花最終日かで人によって違うみたいなご意見もあると思うんですけれども表現を曖昧にしてるところも踏まえてクレームを入れる前に一旦確認してと胸あるのが商品が届きませんどうなってるんですかっていうクレームの8割ぐらいはですね9割ぐらいはですね購入者さんの住所の入力ミスですね商品が届かないなと思ったらまずは相手を疑う前に自分が入力した住所にミスはないかと疑ってと思うんですね届くはずのメールが届かないと思ったらまず相手を疑う前に自分が入力したメールアドレスにミスはないかメールが迷惑ボックスに分類されている可能性はないかということを疑ってともクレームを受けてこちらが再度メールアドレスを確認するとですね すみません記載ミスでした入力ミスでしたもう一度送っていただけますでしょうかみたいなんが山ほどあるんですねで同じ被害にあってるサービス提供者さんの気持ちを代弁させてもらうと時間返してって言うとそれぐらいですかねね次によく頂くのがですね西野さんは吉本興業という大企業に入るのになぜそんなに自由に活動できているんですかっていう質問ですね本当本当によくいただくんです前にあるのは自分を殺さないといけないっていうところだと思うんですねこれとても良い質問だと思うので答えさせていただくと例えば吉本興業っていう大企業とキングコング西野っていう個人のスタンスのミスマッチは二つで一つはスピードですね吉本興業大企業カツですねテレビ舞台 譲渡していた会社なんでとにかく遅いんだよもう仕事の進め方がまとにかく遅いえーと上に確認しますとか週明けに確認しますとか前向きに検討しますっていう言葉が平気で使われるんですね今言った三つに関して僕はですねえーと上に確認しますに対してはあなたが決定権を持ってくださいだし週明けに確認しますに対しては今確認してくださいだし前向きに検討しますに対しては検討するぐらいなら組むのやめましょうなんですね時間の無駄になる可能性がある仕事っていうの僕はやらないんですね当然テレビ8日にはびこっているスケジュールの仮押さえみたいな仕事も絶対やらないとこれに関してはですねどちらが正しいという話ではなくてシンプルに文化の違いで世界でうち会おうと思ったらスピードの勝負になってくるの でそもそも仕事のスピードの捉え方にちょっとずれがあるともう一つはですねマネージャーが定期的に変わる問題っていうのはあるんですねあのほら当然吉本興業にも考えがあることだと思うんですけども吉本興業でマネージャーがですね半年おきとかに変わるんですこれが結構厄介で僕スピード感をめちゃくちゃ重視してる一方で完成までに2年を費やす大きいプロジェクトをばんばんやってるんですね例えば美術館建設にしたって例えばブロードウェイのミュージカル作るにしたって映画制作したってねえで完成まで結構数年かかってしまうとその途中途中でマネージャーに代わられるという作品を発表する瞬間っていうのは作品に対してそれほど思い入れがないマネージャーが担当することになるわけじゃないですかそこにはみんなで血反吐を吐いて作ったからなんとしてでも届けたいという気持ちがない 思いが載ってないと弱いんですね吉本はマネージャーをコロコロ変えたがるけどにしてほしくないと思っていてそこに完全なズレがあると思って大きな会社に勤めていたら絶対にあると思っていてこの時に正義を振りかざして会社のルールを変えるぞってする人がいるんですけどもそれはお前個人の都合だろうと思うんですね働きたくない人っているし挑戦したくない人っているしホームランは打てなくていいから三振だけはしたくないという人がいるとそれを認めないのであればお前が起業してお前がルールの会社を作るよって僕はやっぱ思っちゃうなので僕はですねそのスピード感で僕と仕事をするのであれば僕はこの案件は吉本とは組まずに個人でやりますがどうしますか吉本興業さんっていう話し合いをします会社とつまり退社届を常に胸に挟んでいる状態で出社するっていうやり方ですね そしてもう一つはですねそんなにマネージャーを変えたいのであればわかりました僕個人で外部でマネージャーを雇いますんで僕のスケジュールを切りたければそのマネージャーと連絡してくださいっていう方法を取ってますつまり会社のルールは変えずにパフォーマンスが落ちないように環境を再設計するっていう感じですねそんな感じで大きな会社には大きな会社なりの事情があるのでそもそもその会社を選んだのは自分なわけだしあまり強引にルール変更しようとはせずですね大きな会社に所属していてもストレスが発生しないシステムを自分で組んじゃいますねこれが多分自由の作り方だと思います大きな会社に所属していてもストレスが発生しないシステムっていうのは誰の大川も立てずに自分一人の意思で作れるわけだから結論ですね大きい会社大きいコミュニティに所属するときは 自分が変えられると自分が変えられないルールっていうのを整理しておくと守ってと自分が変えられる世界と自分が変えられない世界っていうの区分けしておくことが重要なんじゃないかなっていうことを思いますというわけで今日はですね大きな会社に所属しながら自由を獲得する方法というテーマでお話しさせていただきましたラジオでは別にたいした話がしたいんですけども草刈しちゃってるんですけどもオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の方ですね西野亮廣が現在手掛けている最新のエンタメビジネスに関する記事をですね毎日2000文字3000文字投稿しておりますんで今はですね特に映画えんとつ町のプペルの広告戦略なんかを重点的にやっておりますので興味がある方は覗いてみて下さいそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたじゃあまたね


 

今日は、日頃、よくいただくご質問にお応えしたいと思います。

【質問】
「西野さんがイラっとする瞬間はいつですか?」

【答え】
この質問に答えた瞬間に「小さい人間だな」と思われてしまうので、なかなかの罠だなぁと思いつつもお答えします。

今、パッと思いつくのは2つです。

一つ目は「あるものへの愛情を伝える際に、わざわざ別のものと比較し、比較対象を落とすことで、自分のポジションを獲得する行為」です。

これをやってしまう人が僕は結構苦手です。

「私は〇〇が嫌いです」というのは分かるんです。
そこは好みの範疇なので、好き嫌いがあって当然だと思うんですね。

そうじゃなくて、よくあるのが……たとえば僕のイベントで「私、西野さんじゃなくて、西野さんのスタッフの○○さんが好きなんですぅ〜」というやつ。

これは何も「僕のことを一番好きであれ!」と言っているんじゃなくて、そこは、わざわざ西野を比較対象に挙げずに、そのスタッフさんに直接「私、○○さんのことが好きなんです」と言って欲しい。

これ、逆も多くて、僕が先輩のAさんのイベントにゲストでお邪魔した時とかに、そのAさんの目の前で、「今日は、Aさんじゃなくて、西野さんを目当てに来ました~」みたいなことを言うバカ野郎がいるんですけど(もう本当にバカ!)、これってAさんも気持ち良くないし、僕も気持ち良くない。
そんなこと言われて嬉しいわけがないんです。

それで気持ち良くなっているの、発言した本人だけです。
「赤レンジャーじゃなくて、青レンジャーに目をつけている俺、どう?」みたいな。

あれは優しくないから、本当に嫌いなんです。

あと、もう1つは、「クレームを入れる前に、確認して」です。

これ、サービス業をやられている方なら共感していただけると思うのですが……

たとえば、先日、「映画『えんとつ町のプペル』のチケット応募者全員に西野が自腹でプレゼントキャンペーン」というトチ狂った企画をしたんですね。

応募は8月29日の17時頃に締め切ったんですけども、それを受けて、「応募を突然締め切られた!今、応募の手配をしていたのにっ!」みたいなクレームがチョコチョコあったのですが、突然も何も、応募規約に「8月末(すえ)に締め切ります」とキチンと書いているんです。

これに関しては、「表現が曖昧だ。『すえ』と『まつ』の捉え方が、『終わりの数日間』か『最終日』かで人によって違う」というご意見もあると思うのですが、「表現を曖昧にしているところも踏まえて、クレームを入れる前に一旦確認して」と思うんです。

もっとあるのが、「商品が届きません!どうなってるんですかっ!」というクレームの9割が、購入者さんの「住所の入力ミス」という地獄です。

「商品が届かないなぁ」と思ったら、まずは店を疑う前に、「自分が入力した住所にミスは無いか?」を疑って欲しい。

「届くはずのメールが届かない」と思ったら、まず相手を疑う前に、「自分が入力したメールアドレスにミスは無いか?」「メールが迷惑BOXに分類されている可能性は無いか?」ということを疑って欲しい。

クレームを受けて、こちらが再度、住所やメールアドレスを確認すると、「すみません。記載ミスでした。もう一度、送っていただけますでしょうか?」みたいなのが山ほどある。

同じ被害に遭っているサービス提供者さんの気持ちを代弁させてもらっていいですか?

「時間返して」

【質問】
「西野さんは吉本興業という大企業にいるのに、なぜ、そんな自由に活動できているのですか?」

【答え】
この質問は本当によくいただくんです。
根底にあるのは、「大きな企業=自分を殺さないといけない」だと思います。

これ、とてもイイ質問だと思うので、応えさせていただくと…

たとえば、「吉本興業」という大企業と「キングコング西野」という個人のスタンスのミスマッチは二つあって、一つは「スピード」です。

吉本興業は大企業かつテレビ・舞台を主戦場としてきた会社なので、とにかく遅いんです。

「上に確認します」とか、「週明けに確認します」とか、「前向きに検討します」という言葉が、平気で使われるんです。

今、言った三つに関しては、

「上に確認します→オマエに決定権がない案件を持ってくるな」だし、

「週明けに確認します→今、確認してください」だし、

「前向きに検討します→検討するぐらいなら組むのを辞めましょう。サヨナラ」なんです。

「時間の無駄になる可能性がある仕事」を僕は徹底的にやらないんですね。
当然、テレビ業界にはびこっている「スケジュールの仮押さえ」みたいな仕事は絶対にやらない。

この辺は「どちらが正しい」という話ではなくて、シンプルに文化の違いで、世界戦はクオリティー&スピード勝負になってくるので、そもそも仕事のスピードの捉え方にズレがある。

もう一つは、「マネージャーが定期的に変わる」という問題。

当然、吉本興業にも考えがあることだと思うのですが、吉本興業って、マネージャーが半年おきに変わるんです。

これが結構厄介で、僕、スピード感をメチャクチャ重視している一方で、完成までに数年を費やすプロジェクトをバンバンやっているんですね。

その途中途中で、マネージャーに変わられると、「いよいよ作品を発表するぞ!」となった時に、作品に対してそれほど思い入れがないマネージャーが担当することになるわけじゃないですか?

そこには「皆で血反吐を吐いて作ったから、なんとしてでも届けたい」という気持ちがない。
想いがのっていない広告は時間とお金をゴミ箱に捨てているのと同じです。

吉本はマネージャーをコロコロ変えたがるけど、西野は「変えて欲しくない」と思っていて、そこに完全なズレがある。

こういうことって、大きな会社に勤めていたら絶対にあると思っていて……この時、正義を振りかざして「会社のルールを変えよう」とする人がいるのですが、「それはオマエ個人の都合だろ」と思うんですね。

「働きたくない人」っているし、
「挑戦したくない人」っているし、
「ホームランは打てなくていいから、三振だけはしたくない」っていう人がいる。

それを認めないのあれば、オマエが起業して、オマエがルールの会社を作れよ、と僕は思います。

なので僕は吉本興業と「そのスピード感で僕と仕事をするのであれば、僕はこの案件は吉本とは組まずに個人でやりますが、どうしますか?」という話し合いをします。

つまり、「退社届けを常に胸に挟んでいる状態で出社する」というやり方ですね。

そして、もう一つは「そんなにマネージャーを変えたいのであれば、分かりました。僕、個人で外部でマネージャーを雇いますので、僕のスケジュールを切りたければ、そのマネージャーと連絡してください」という方法をとっています。

つまり、会社のルールは変えずに、パフォーマンスが落ちないように、環境を再設計する。

そんな感じで大きな会社には大きな会社なりの事情があるので(そもそもその会社を選んだのは自分なわけだし)、あまり強引にルールを変更しようとはせず、大きな会社に所属していてもストレスが発生しないシステムを自分で組んじゃいます。

「大きな会社に所属していてもストレスが発生しないシステム」は誰のお伺いも立てずに自分一人の意思で作れます。

結論、大きな会社(コミュニティー)に所属しながら自由を獲得するには、「自分一人の力で変えられる世界」と、「自分一人の力では変えられない世界」を整理しておくことが大事だと思います。

西野亮廣(キングコング)

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