新卒&インターン生はココで戦え【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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本番で爪痕を残そうとするな

さて僕は別名吉本興業の芸人として活動する傍ら株式会社西野というエンターテイメントを生業とする会社お前やっているんですが、今更メンバーさんの中から、定期的にインターン生を募集させて頂いているんです。

何時からか、僕を含めサロンメンバーの皆が、その甥っ子とか姪っ子とかの成長を見るように、インター発生の成長を楽しみにし始めているんです。

ポイントは、一流ホテルのように成長したスタッフをお客様の前に立たせているわけではなくてもちろん最終的には世界で 戦ってもらいますがそこに至るまでの成長の過程が今コンテンツになっていると。

そんなこんなで、大学生がある日突然プロの現場に放り込まれるんですが、もちろん最初はね全く話にならないです。

あの努力ってよくその努力する努力しないの二元論で語られますがそんな簡単な話じゃなくて努力するって決めても努力できないっていうのがあると思うんです。

例えばこのラジオを聞きのあなたが今この瞬間に今日から金今日のと同じだけ努力するって決めたとしてじゃあ今この瞬間から1年365日毎日20時間ほど働けるかというと多分無理だと思います。

ま体力的にも厳しいと思うんですが、体力だけの問題じゃなくてもシンプルに精神が持たない極端な話僕パソコンが一台あれば一年間牢屋の中にいても生産力が落ちないんです。

僕の生活 空間牢屋とあんま変わんないんで。

まちなみに刑務所のご飯の方が僕の毎日の食事よりも豪華だと思います。

みんなそれ無理じゃないですか。

同じ場所にずっと閉じ込められることを嫌がるみんなに会いたいとか相談に乗って欲しいとかストレス発散したいとか海に行きたいとかそういった感情があったりしますよね。

僕そういうものが一切ないんです。

あったのかもしれませんがずっと昔に忘れちゃいました。

1日20時間ほどエンタメと向き合うと思ったら、この精神の部分っていうの養わないといけない。

それって普通の生活を送っていたら絶対に手に入らないんです。

家に来たインターン生が一番最初にごめん比べていうか思い知るのはここで。

頑張らなきゃいけないのは分かっているんだが、そもそも頑張れる体になってないじゃん私っていう部分です。

せめて努力量だけで 西野さんを上回らなきゃいけないのに私めっちゃ寝るじゃん。

要するに、学生さんはまだも贅肉だらけで努力できる体を努力できるメンタル戦える体がいるメンタルになってないんです。

これを手に入れるにはもう戦場に飛び込んでいったタコ殴りにされてそこから這い上がっていくしかないと。

と言われても学生さんの多くは、まだの想像がついてないかもしんないです。

端的に言うと、これまでの競争相手って受験生だったと思うけど学生さんからするとここからは、嫁とか子供とか社員といった守らなきゃいけないものを持っている人が相手になってくる。

それは死に物狂いで襲いかかってくるしそれが例えば億単位のお金を動かすレベルになってくるともうその時の相手は人じゃない鬼。

鬼です。

ただ先ほども申し上げた通り成長過程がコンテンツになっているので僕個人的にはねインターン生が面食らってる感じも結構好きで面白がってるんです。

来てるみたいなギリギリの所に行きますが基本的にはほったらかしでジタバタしているさまを産地直送でお届けしています。

ポンコツなのも織り込み済みなんでうちの会社も重いんですが、ただ一つその周りの連中が1年かかって成長は一週間で片付けろよって言うそれぐらいで成長しろって何時まで 今日は そうだな少し自慢をすると、吉本の芸人で nhc っていう養成所を卒業したところからデビューとしてカウントされるんですが、それで言うと僕がデビューしたのは二十歳なんですが、デビュー前の19歳の頃つまり NSC 在学中には関西の漫才師おのビッグタイトルを取ってるんです。

で二十歳の頃にははねるのトびらがスタートしたと。

あの子役から初めてその年のころにようやくその場所にたどり着いたわけではなくて昨日まで普通に田舎の高校生やってたやつがある日突然その環境に放り込まれたので状況としてはインターン生とかに近いのかもしんないです。

要するに、歯が立たないんですよ。

僕いいとものレギュラーになったのが223の頃なんですが、それこそ周りは自分よりも実力も人気もある方ばかりで本番で面目がと思って出て行ってもお客さんはみんなも SMAP の中居さんしか見てなかったりするんです。

誰も僕のことなんて見てないし、僕にパスが回ってきてもお前はいいから早く中居くんおうちゼミでお前が喋れば喋るほど仲良くの時間が減っちゃうだろうみたいな妄想有圧がすごいんですよ。

ただここで怯んでしまうとは何も始まらないわけじゃないですか。

そこで当時僕考えたの、もう戦う場所をちょっと絞ろうと思ったんです。

結論、本番中に戦うのは部が悪すぎるってどこだろうって考えた時にそういえば本番前にメイク室でタモリさんと一緒になる時間が10分だけあったんです。

本番前はみんな学園にこもってるしここに時間を割いてないとここならお客さんの力も働いていないと思って、もうその本番前のメイク室の10分に寝かけたんです。

とにかくその一週間のタモリさんの番組およびタモリさんの発言を全部チェックして前日の夜には8室のシミュレーション、明日の10分で何を話すかこの話がはまらなかった場合次はどの手を使って言う後はタモリ倶楽部で取り扱った題材をさらに深掘りして勉強していくと。

そして先週のタモリ倶楽部のあれなんですよあの話には続きがあってみたいなことをタモリさんに投げる。

僕にとって初期のいいとも本番はメイクの10分だったのでそこで確実に結果を出すために徹底的に準備して行ったんです。

今僕の会社、広告代理店みたいな事もやらせてもらっていていろんな企業さんと組んで新商品を仕掛けていくかみたいな新商品をしっかりで行くみたいな会議があったりするんです。

試しに昨日新しく入ったインターン生に何も言わずにこの会議に呼んでみたんです。

じゃあ呼ばれたから来ましたみたいなスタンスで現場に来てさして何の準備もしてないんです。

当然あの会議では一言も発言できないんです。

これって新卒インターン生あるあるだと思いますがこれ時にキンコン西野がいたら秒速で殺されてるやつです。

あのもしかすると西野はコミュニケーションお化けみたいなこと聞いたことある人もいるかもしれませんが例えば西野がインター生だったら会議までに、相手企業さんのことそして今回の商品の事を徹底的に調べ上げますし今回会議があるということで個人的に御社の商品を買って一週間使わせてもらったんですかっていうユーザー代表のポジションを取りに行く。

もうこの時点で勝負ついてるね。

要するに発言を求められてもいないし信用もない思いついたら発言しますと言ったところで思いつきもしないただただ時間が過ぎていく だけなんです。

これ結構みんなやってると思うんです。

ちなみに芸能界で一度でもこれをやると思う数年間はチャンスがないどこで戦うかって言うと頼まれてもいないのに準備しているっていう部分です。

しかもその準備は強い人と被らない。

ま今回の前だと学生ユーザーならではの池みたいなところに全国話をまとめると、まだ何者でもない奴が本番で結果を出そうとするな戦うべきポイントを絞り徹底的に準備をして本番が始まる前に勝負を決めろと言ったとこ。

常昨日そのモジモジしてるよ見ながらそんなことしたほとんどの指示があそこで終わると思うんでポイントを押さえてちょっと努力すれば一気にブチギレると思います。

全ての清水さんを応援しております。

頑張ってねってございます。

それでは素敵な1日をお過ごしください。

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