ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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お前が守りたいモノの「守り方」は、そうじゃない!
今日はですね少し踏み込んだ話をしたいと思います人によってはまあ耳の痛い話になるかもしれませんが逃げずに聴いていただきたいですあのちょっと声を荒げちゃうかもしれないので先に謝っておきますごめんなさいえっとですね10年20年前に比べて今の時代のルールが変わるスピードって上がってきてますよねまあ新型コロナウイルスがそれをさらに加速させた感もあると例えば水ね12年前は芸人が YouTuber 何かやりやがってみたいな YouTube やれみたいなこと言ってた芸人が今怒って言う チューブを始めてるとまたたった一年で戦い方が変わる市変わっていかなきゃいけない変わるべきだと思うんですねでそこの変わるっていうのはどういうことかって言うと改めるべきところは改めるっていう事でもう少し厳密にいうと改めるべきところを素直に認めるっていうことですよね僕は18で子供の頃から憧れていたテレビの世界に飛び込んで一生懸命頑張って結果も出したんですけどもある時スマホっていうものが出てきて SNS というものが出てきて YouTube っていうものが出てきたそうすると僕が子供の頃から信じていたテレビのお仕事のいくつかはそれらによってもう必要ないよって言われたんですね時代のルールが変わるっていうのはそういったそのお役御免の連続じゃないですか 新型コロナウイルスによってちょっとひな壇は厳しいよねって言われた訳じゃないですか あなたがこれまで信じてやってきたことだけどもうここは改めるべきポイントだよって言われた訳じゃないですかこれを否定として捉えちゃう人が一定数存在するなと思っていてというのもですね昨日オンラインサロンに投稿した記事がですねギフトと広告っていうテーマだったんですけどもそこにはこう書いたんです読み上げますねとお店がオープンする時や周年イベントの時に僕らはお花を贈りますがお花はイベントが終われば送られた側は処理に困りますここで一番おいしい思いをしているのは実はお花を贈られた側ではなくお花屋さんです1応援したいお花屋さんがあるに自分達がお花屋さんを経営しているこのいずれかの条件を満たしていれば友達の店にお花を贈るという行為に無駄がないのですが僕らはこの条件を満たしていないのにも関わらず日頃友達の店にお花を贈ることに 疑いを持っていませんシンプルにもったいないですそこでてんてんてんとまこの後友達が店をオープンするときは周年イベントの時にこれを送れば具体的に友達の店を応援できるし友達もめちゃくちゃ喜ぶよっていう子の代替案を出したんですけどもこれを受けてですねコメント欄にショックですとかお花はいいものですよっていうコメントかですねお花屋さんから届いたんですか あのちょっと厳しく聞こえちゃうかもしれませんが言わせてもらっていいですか そんなこと言ってたら終わるぞ お花はイベントが終われば処理に困るっていうのは事実じゃないですか大体何があるっていう事はギフトが多様化しているっていう事実もあるお店を営まれているのメンバーさんは僕が出したタイヤに対して絶対にそっちのがうれしいって言ったんですねこれも事実じゃないですか あの別の仕事に置き換えて考えてみたらちょっと見えてくると思います例えばそうだなガラケーをずっと作っていったできたメーカーがあったとしてある日スマートフォンっていうのが出てきましたね人々はもうスマートフォンっていうものを選んでいますでそのメーカーに対してガラケーってまるまるとまるまるができないよねでもさんかくさんかくとバツバツの条件を満たしていればまだ使えるっていう意見が飛んできましたそれに対して ショックですとか嫌やから兄は妹だって言ってるメーカーさんがあったらどう思い それはお前の感情であってお客さんの気持ちは後回しにしてるじゃないかサービスってそういう事じゃないだろ あの僕の絵本って書き込み量が多いんですね当時はですねこんな違法いらないって無茶苦茶言われたんですよ子供が理解できないとその子供の判断ではなく親が判断してるんですきっと子供はこんな書き込んだよ本は理解できないっていうこと親が判断してるんですこれ結構無茶苦茶な話じゃないですかじゃあなんで子供は千と千尋の神隠しを見るんだっていう疑問が生まれますね子供っていう生き物はアニメーションの時は画像処理能力は高くて絵本になった途端に画像処理能力が極端に落ちてノンタンといっしょしか読めなくなるのかっていう正直でそれは親のあなたが空想している勝手な子供でしかないよと思ったけども思ったよ思ったけども きっと子供はこんな書き込んだ本は理解できないと思ってしまったことは事実じゃないですかそして絵本は親が買うっていうのも事実じゃないですかそれに対してショックですとか僕が言ってたら何も始まらない 書き込み量の多い絵本はいいものがあっても続けたところで何も始まらない事実を受け止めて届け方を考えるしかないし事実を伝えてくれる人を恨むなんてもってのほか事実を伝えてくれる時代を恨むなんてもってのほか僕はそのメンバーさんだからといって全肯定はしたくなくてやっぱり時代の変化に自分の感情を持ち込んで耳をふさいでしまって死んでいった人たちをも山ほど見てきているんで 見て見ぬふりはできないですよね 時代が懇切丁寧に改善点を指摘してくれているのにそこに耳を傾けずにショックですとか傷つきましたとか お花はいいものですか お花を否定してるわけじゃないんですよ ひな壇は厳しいよねっていうのはお笑いを否定してるわけじゃないですよ お花も素晴らしいお笑いは素晴らしいただ一つ時代が改善点を提示した以上届け方を改めろっていう話ですね そこで傷ついたっていう姿勢を表明しちゃうともう誰もあなたに耳の痛い本当の事言ってくれなくなる ちゃんと事態と対話してちゃんとお客さんと対話して相手が言いやすい意見を言いやすい体制を整えてその上で自分が取り扱ってるコンテンツが今いかほどの価値を持っていて自分が取り扱ってるコンテンツのストロングポイントとウィークポイント明らかにして改善を繰り返しそれをしていかないとあなたが守りたいものが守れなくなるくれぐれも守りたいもののその守り方を誤るなっていうことですね 今日の内容はね何だろうなその特定のサロンメンバーさんに向けた説教みたいになっちゃいましたが立ってもここでさサロンメンバーのコメント欄のお花屋さんって言ったらもう特定されてしまうからね得点の他のメンバーさんに向けて読みたいみたいになっちゃいましたが伝えることは僕が1から100まで全部伝えたので くれぐれもねその僕の意見に同調してそうだそうだって言った感じでそのサロンメンバーさんを非難することは絶対にやめてほしいですむしろ僕に説教されて傷ついていると思うので全力でフォローしてあげてくださいごめんなさいこれはあの空さん向けに言ってるんですけれども全力でフォローしてあげてほしいですなんか暑くなっちゃってごめんなさい言いたいことは三つです事実から逃げるな改善から逃げるなそこに感情を持ち込むなこの三つですねちょっと口は悪いかもしれませんがめちゃくちゃ応援しています一緒に頑張っていきましょう好きですところでございます今日は時代の変化に感情を持ち込むなってお話しさせていただきましたオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所ではですね西野亮廣が現在取りかかっている最新のエンタメビジネスに関する企業ですね毎日2000文字3000文字投稿しております こちらは本当に本気で向き合って書いておりますので興味がある方は覗いてみてください 素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でした今日はごめんなさいじゃあまたね
今日は少し踏み込んだ話をしたいと思います。
人によっては耳の痛い話になるかもしれませんが、逃げずに聞いていただきたいです。
ちょっと声を荒げちゃうかもしれないので、先に謝っておきます。
ごめんなさい。
10年、20年前に比べて、今、「時代のルールが変わるスピード」って上がってきています。
新型コロナウイルスが、それをさらに加速させた感もあります。
たとえば、つい1〜2年前は「芸人がYouTubeやりやがって」みたいなことを言っていた芸人が、今は、こぞってYouTubeを始めている。
たった1〜2年で戦い方が変わるし、変わっていかなきゃいけない。
「変わる」というのはどういうことかというと、「改めるべきところは、改める」ということで、もう少し厳密に言うと、「改めるべきところを、素直に認める」ということですよね。
僕は19〜20歳の頃に、子供の頃から憧れていたテレビの世界に飛び込んで、一生懸命頑張って結果も出したんですけども、ある時、スマホというものが出てきて、SNSというものが出てきて、YouTubeというものが出てきた。
そうすると、僕が子供の頃から信じていたテレビのお仕事のいくつかは、それらによって「もう必要ないよ」と言われたんですね。
「時代のルールが変わる」というのは、そういった「お役御免」の連続です。
新型コロナウイルスによって、「ちょっと、ひな段は厳しいよね」と言われたわけじゃないですか?
「あなたがこれまで信じてやってきたことだけども、ここは、改めるべきポイントだよ」と言われたわけじゃないですか?
これを「否定」として捉えちゃう人が一定数存在します。
…というのも、昨日、オンラインサロンに投稿した記事は「ギフトと広告」というテーマだったのですが、そこにはこう書きました。
「お店がオープンする時や、周年イベントの時に、僕らはお花を贈りますが、お花はイベントが終われば(贈られた側は)処理に困ります。ここで一番オイシイ思いをしているのは、実は、お花を贈られた側ではなく、お花屋さんです。
①応援したいお花屋さんがある。
②自分たちがお花屋さん経営している。
…このいずれかの条件を満たしていれば『友達の店にお花を贈る』という行為に無駄がないのですが、僕らはこの条件を満たしていないのにも関わらず、日頃、友達の店にお花を贈ることに疑いを持っていません。シンプルに勿体無いです。そこで…」
…とまぁ、このあと、「友達が店をオープンする時や、周年イベントの時に、これを贈れば、具体的に友達の店を応援できるし、友達もメチャクチャ喜ぶよ」という代替案を出したのですが、これを受けて、コメント欄に「ショックですぅ〜」とか「お花はイイものですっ!」というコメントが、お花屋さんから届いたのですが……ちょっと厳しく聞こえちゃうかもしれませんが、言わせてもらっていいですか?
そんなこと言っていたら、終わるぞ。
「お花はイベントが終われば処理に困る」というのは事実です。
ギフトの代替案があるということは、「ギフトが多様化している」という事実もある。
実際、お店を営まれているサロンメンバーさんは、僕が出した代替案に対して、「絶対に、そっちの方が嬉しい」と言いました。
これも事実です。
別の仕事に置き換えて考えてみたら、分かると思います。
たとえば…
・ガラケーをずっと作ってきたメーカーがあったとして、ある日、スマホが出てきました。
・人々は、もうスマホを選んでいます。
・「ガラケーって、○○と○○ができないよね。でも、△△と××の条件を満たしていれば、まだ使える」という意見が飛んできました。
これに対して、「ショックですぅ〜」とか、「ガラケーはいいものですよ!」とか言っているメーカーがいたら、どう思います?
それは、お前の感情であって、お客さんの気持ちを後回しにしているじゃないか。
「サービス」って、そういうことじゃないだろう?
僕の絵本って、描き込み量が多いんです。
当時は、「こんな絵本、要らない」と言われたんです。
「子供が理解できない」と。
子供の判断ではなく、親が判断しているんです。
「きっと、子供は、こんな描き込んだ絵本は理解できない」と。
これ、ムチャクチャな話じゃないですか。
「じゃあ、なんで子供は『千と千尋の神隠し』は観るんだ?」という疑問がある。
「子供という生き物は、アニメーションの時は画像処理能力は高くて、絵本になった途端に画像処理能力が落ちて、『ノンタンといっしょ』しか読めなくなるのか?」と。
正直、「それは、貴方の偏見であり、貴方が空想している子供像でしかないよ」と思ったけれども、「きっと、子供は、こんな描き込んだ絵本は理解できない」と親が思ったことは事実じゃないですか?
そして、「絵本は親が買う」というのも事実です。
それに対して、僕が「ショックです〜」と言ってたら、何も始まらない。
僕が「描き込み量の多い絵本は、いいものです!」と言い続けたところで、何も始まらない。
事実を受け止めて、届け方を考えるしかないし、事実を伝えてくれる人を恨むなんて、もってのほか。
事実を伝えてくれる時代を恨むなんて、もってのほか。
僕はサロンメンバーだからといって全肯定はしたくなくて、時代の変化に自分の感情を持ち込んで死んでいった人を山ほど見てきているので、やっぱり見て見ぬフリはできない。
時代が懇切丁寧に改善点を指摘してくれているのに、そこには耳を傾けず、
「ショックです〜」とか、
「傷つきました〜」とか、
「お花はいいものです!」とか……
「お花」を否定しているわけじゃない。
「ひな壇は厳しよね」というのは、「お笑い」を否定しているわけじゃない。
「お花」も素晴らしい。
「お笑い」も素晴らしい。
ただ一つ、
「時代が改善点を提示した以上、届け方を改めろ」という話です。
そこで「傷ついた」という姿勢を表明しちゃうと、もう誰も貴方に耳の痛い本当のことを言ってくれないぞ。
ちゃんと時代と対話して、
ちゃんとお客さんと対話して、
相手が意見を言いやすい環境を作って、
その上で、自分が扱っているコンテンツが、今、いかほどの価値を持っていて、
ストロングポイントとウィークポイントを明らかにして、改善を繰り返すしかない。
それをしないと、お前が守りたいものが、守れなくなる。
今日の内容は特定のサロンメンバーさんに向けた「説教」みたいになっちゃいましたが、もう伝えることは僕が1から100まで伝えたので、くれぐれも、僕の意見に同調して「そうだそうだ!」と、そのサロンメンバーさんを非難することは絶対に辞めて欲しいです。
むしろ、僕に説教されて傷ついていると思うので、全力でフォローしてあげてください。
なんか熱くなっちゃってごめんなさい。
言いたいことは3つです。
「事実から逃げるな」
「改善から逃げるな」
「そこに感情を持ち込むな」
ちょっと口は悪いかもしれませんが、メチャクチャ応援しています。
一緒に頑張って行きましょう。
好きです。
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