「将来が不安だから貯金をしてしまう人」の気持ちを考えてみる【Voicy文字起こし/西野亮廣エンタメ研究所 】

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ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。

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目次

彼らの目的は「効率的にお金を増やすこと」ではない

僕は、いろんなプロジェクトを同時に進めていて、そこにはいろんなチームがあって、いろんな人がいます。
一つ確かなことは、「一人一人の気持ちを理解しないと、上手く回らない」ということです。

たとえば「やたら嫌味を言い続ける人」に対して、「アイツ、嫌なヤツだな」と思ってしまったらダメで、嫌味を言う人に徹底的に寄り添って「何が原因で、嫌味を言い続けるのか?」を考えなきゃいけない。
それが僕の仕事だったりします。

オンラインサロンの運営なんて、その繰り返しです。
6万9000人全員の気持ちを理解しなきゃ回せないんです。

そんなこんなで今日は「将来が不安だから貯金をしてしまう人」に徹底的に寄り添って、「なんで、貯金をしてしまうのかなぁ?」ということを考えてみたいと思います。

よく「貯金するな」という話って聞くじゃないですか?

まぁ、「貯金するな派」の言い分として代表的なところでいうと、まずは「普通預金の年利」の問題ですよね。

年利が0.001%だったら、100万円を一年間預けても、10円しか増えない。
10円ですよ。
ATMの一回の手数料で消える額です。

ていうか、そもそも「手数料」って変な話ですよね。
預金は「銀行にお金を貸している状態」なので、お金を返してもらう時に、手数料が取られるのって、ムチャクチャな話です。

友達に貸した1万円を返してもらう時に、手数料を取ってきたら、「借りといて、なんでお前が手数料をとるの?」となりません?
銀行がやっているのはソレです。

話を戻します。

やっぱ年利0.001%というのは、増えていないのと同じで、「そんなにお金を増やしたいのなら、お金を使って、お金を稼いだ方が、お金が増えるよ」というのが「貯金はするな」派の言い分です。

あと、物価が上がっている問題もありますね。

地球上にある全ての商品の中で、値上げに抗っているのは「ガリガリ君」だけで、その他の商品の値段というのは上がり続けています。
消費税も上がり続けていますね。

たとえば、今はリンゴ1玉が200円で、銀行に1000円の預金していたとします。
銀行のお金を下ろせば、今はリンゴが5個買えるのですが、たとえば10年後。

年利が0.001%だったら、1000円を10年間預けていたら、10年後の銀行の残高は、ほぼ1000円です

一方で、リンゴは値上がりして、一玉500円とかになっている。

すると、2個しか買えないんですね。

「もともとは、リンゴを5個買える財力があったのに、貯金をしてしてしまったせいで、リンゴを2個しか買えない財力になってしまった」ということです。
要するに、資産が減っているんです。

「だから、貯金は辞めた方がいいよ」というのが、「貯金はするな派」の言い分ですね。

ここまで理論立てて「貯金という無駄使い」について説明されても、「う〜ん、とは言え…」っていう人っていると思うんですね。

「貯金するな派」からすると、中には「ここまで話を聞いて、何が『う〜ん』なんだよ!」と怒る方もいらっしゃるかもしれない。

たぶん、このままだと、どこまでいっても分かり合えないので、「それでも貯金をする人」に寄り添って考えてみて、彼らが抱えている不安を、もう少し細かく因数分解してみるといいかもしれません。

結論を言っちゃうと、おそらく彼らは「何かあった時の為に」という理由だけで貯金しているワケじゃないと思います。

たとえば、僕は普段、理屈が通らないことをいくつかやっています。

ネットショップでサイン本の注文を受け付けていて、毎日サインを入れて、レターパックに梱包して、郵便ポストに投函しているんです。

https://nishino.thebase.in/
キンコン西野のサイン本屋さん powered by BASE
株式会社NISHINOが運営するキンコン西野のサイン本専門店『キンコン西野のサイン本屋さん』です。いかなる場合も『キャンセル』の対応はいたしません。重複注文など、くれぐれもお気をつけください。▼お客様が暴力団、暴力団員、暴力団関係者、その他反社会勢力であると判明した場合は、ご利用をお断りさせていただきます。あらかじめ、御了承ください。
リンク
nishino.thebase.in

これをやるのに、結構な時間がかかるんですが、僕の時給を考えたら、「だったら、その時間を使って、オンライン講演会か、コンサルの一つでもやって、その売り上げの一部で絵本を買って、寄付すればいいじゃん。その方がコスパがいいじゃん」となる。

理屈で言ったらそうなんです。そっちの方が正解なんですけど、それでも僕は「いや、でも…」とか言いながら、今日もコツコツとサインを入れて、梱包して、郵便ポストに投函してしまう。

最近、自分でも面白いなぁと思ったことがあって……今、ニューヨークのオフブロードウェイでミュージカル「えんとつ町のプペル」を作っているんですね。

https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1769
#SILKHAT #シルクハット #クラウドファンディング 「プペルブロードウェイ」のオンライン公演を開催したい!│SILKHAT(シルクハット)吉本興業のクラウドファンディング
今年の夏、ニューヨーク・オフブロードウェイの劇場で公開予定だったミュージカル『Poupelle of Chimney Town』は、コロナにより今年中の上演が絶望的となりました。しかし、コロナに負けず「今だからこそ届けられるエンターテインメント」を届けたい。そう思い、本来ならば、劇場での公演初日を迎えるはずだった9月19,20日に、オンライ…
リンク
silkhat.yoshimoto.co.jp

これ、僕が100%株主の株式会社NISHINOという会社が大元で旗を振って作っているのですが、僕は、ミュージカルの脚本の使用料(印税みたいなやつ)が僕個人に入るようにしているんです。

当然、作家には印税が支払われてしかるべきですが、今回の場合、ミュージカル「えんとつ町のプペル」の売り上げは(実質)僕が100%株主の会社に入っていて、そこから僕に脚本印税が支払われるって、何か意味あります?

作家として頑張った分のお金が欲しければ、早い話、会社から受け取る役員報酬の額をあげればいいだけの話なんです。

でも僕は「作家印税」という形で受け取りたい。
どうやら金額の問題じゃないんです。
形の問題なんです。

サイン本にしても、脚本の使用料にしても、理屈でいったら間違っているのですが、なぜ僕がそれを選ぶかというと……特に僕なんかは「成果が見えにくい仕事」なんです。

畑を耕す仕事だったら、耕した分が目で確認できますが、僕は朝から夜中まで考え続ける仕事で、それらは脳内で起きていることなので、「はたして昨日よりも進んだのかどうなのか?」が分からない。
精神衛生上、あまりにも不健康なんです。
不安なんです。

だから、たとえコスパが悪かったとしても、「進んでいることが確認できる仕事」を持っておきたい。

サイン本にサインを入れて、梱包して、郵便ポストに投函する度に、「ああ、確実に一冊届いた」と思える。

「作家印税」という形で受け取るようにしておけば、ミュージカル「えんとつ町のプペル」が一回上演される度に、「ああ、前に進んだ」と思える。

「昨日よりも、進んでいる」ということを確認することで、「大丈夫。大丈夫」と思えるわけですね。

たぶん、「貯金してしまう人」って、それだと思います。
たしかに「お金を増やす」というテーマで考えたら、「貯金」というアクションはコスパが悪いのかもしれません。

ただ、10円ずつでもいいから、増えるスピードはどうだっていいから、確実に増えていることを確認したいんだと思います。
「昨日よりも前に進んでいる」ということを確認して、気持ちを安定させたいんだと思います。

「投資」にまわすと、「預金残高」が一旦は減る訳けじゃないですか?
その後、2倍に増えようが、彼らにとっては、それは重要ではない。

あの預金残高の数字が上がったり下がったりするのは嫌で、超絶緩やかでいいので「常に右肩上がり」していることが彼らにとっては重要なことなのだと思います。

「貯金するな派」の人は、そこまで気持ちを汲み取って話しをすると、もう少し話が伝わるようになるかもしれません。
「世界は理屈だけで回っていない」という話です。

これは、あらゆる場面で起きていることなので、頭の片隅にでも置いといてください。

西野亮廣(キングコング)

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https://salon.jp/nishino


僕はですねいろんなプロジェクトを同時に進めていてそこにいろんなチームがあってねまあいろんな人がいるんですね一つ確かなことはですね一人一人の気持ちを理解しないとうまく回らないっていうことですねなそんな人は滅多にいないんですけど例えばですね例えばやったら嫌味を言い続ける人に対して嫌な奴だなと思ってしまったら駄目で嫌味を言う人に徹底的に寄り添って何が原因で嫌味を言い続けるのかっていうことを考えなきゃいけないそれが僕の仕事

だったりします同じ皿の上なんてもうその繰り返してそれで69000人全員の気持ちを理解しないと打ち手が見つからないんですね回せないからオンラインサロン運営って大変だしそのオンラインサロンオーナーが扱える人数っていうのは多分決まってるんですよどれだけ想像を働かせることができるかどれだけの人数の理解ができるかっていうところが多分そのサロンオーナーさんのジャパンだと思いますそんなこんなで今日はですね将来が不安だから貯金をしてしまう人っているじゃないですかそういう形にですね徹底的に寄り添って何で貯金をしてしまうのかなーっていうことを考えてみたいと思いますよくですね貯金するなっていう話聞きますね

今貯金する那覇の言い分として代表的なところで言うとまずは普通預金の年利の問題なんかがだいたい出されますね年利が0.0

1%だったら100万円を1年間つけても10円しか増えない10円あとますね10円ですよ10円

ATM

一回の手数料で消える額ですねますともその辺の話だっけあの預金ってつまるところ銀行にお金を貸しているっていう状態なのでお金を返してもらう時に手数料が取られるのは無茶苦茶な話なんですよ友達に貸した1万円を返してもらう時に手数料取ってきたらですね入れといてなんでお前がで通用するのでなりません銀行がやってるのはまっそれですねで話を戻すとですねやっぱ年利0.0で

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1040年間預けたら10年後の銀行の残高をです預金残高はほぼ1000円あんま変わってない一方でリンゴは値上がりしてひと玉500円とかなってるするともう2個しか買えないんですねもっともっとりんご5個買える財力があったのに貯金をしてしまったせいでリンゴを2個しか買えない財力になってしまったっていうことですね要するに資産が減ってるんですよだから貯金をやめたほうがいいよっていうのは貯金はするな葉の言い分ですねここまで理論立てて貯金という無駄遣いについて説明されてもとはいえって思う人って結構いると思うんですね

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結論を言っちゃうとですねおそらく彼らは何かあった時のためにという理由だけで貯金してるわけじゃないと思うんです例えばですね僕理屈が通らないことをいくつかやってる店を自分自身それこそですねネットショップでサイン本の注文を受け付けていて前にサインを入れてレターパックに梱包して郵便ポストに投函してるんですねこれやんのに結構な時間かかるんですが、僕のですねキングコング西野の時給を考えたらですね

だったらその時間を使ってオンライン講演会とかコンサルの一つでもやってオンラインコンサルの一つになってその売り上げの一部で本を買って寄付すればいいじゃんその方がコスパがいいじゃんとなる理屈で言ったそうなんですよそっちの方が正解なんですよそっちの方がより多くの人は届くだろうし正解なんですが、それでも僕は嫌でもなーとか言いながら今日もコツコツとサインを入れて梱包して郵便ポストに投函してしまうそれとか最近自分でも面白いなぁと思ったことがあって今のニューヨークのブロードウェイでミュージカル舞台えんとつ町のプペルですね作っているんですね僕がですね100%株主のですね株式会社西野っていう会社が旗を振って作っているんですが、僕ミュージカルの脚本の使用料印税みたいなやつですねその使用量がですね

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サイン本にしても脚本の使用量にしても理屈で言ったら間違ってるんですが、なぜ僕がそれを選ぶかって言うと特に僕なんかね成果が見えにくい仕事なんですねそれこそ畑を耕す仕事だったら今日耕し多分が目で確認できますが僕はですね明日からも夜中まで考え続ける仕事でそれらの作業っていうのは脳内で起きていることなので果たして昨日よりも進んだのかどうなのかってのがもうわかんないんですね

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じゃないかなと思っております出かけで今日はですね将来が不安だから貯金をしてしまう人の気持ちを考えてみるっていうテーマでお話しさせていただきましたオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所では西野黄色が現在手掛けている最新エンタメビジネスに関する記事を2000文字3文字毎朝投稿しておりますので興味がある方は覗いてみて下さいそれでは素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でした

じゃあまたね

 

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