ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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僕は間違っているかもしれない
どうもキングコングの西野亮廣ですお笑い芸人をしたり絵本作家をしたり国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしておりますこの放送は淡路島幼児の母を挟んの提供でお送りします硬派さんどうもありがとうございますえっとですね近況報告をいくつかしたいと思います一つ目はですねオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の会員が69000人になりましたあこれ凄い人数ですし人数が増えれば増えるだけやれることも増えてくるんですけども本当にこれは本音でもう無理に増やそうと思い1ミリも持ってなくてそんなことよりも今いるメンバーを大事にして彼らに向けて僕なりにできることを誠実にやって行こうと思ってますなんかこういうこと言うと本当綺麗事っぽくて嫌なんですけど多分昔はめっちゃ土風家 そうみたいな思ってた時あったんですけど最近それはもうあんまり本当に思わなくなっちゃったっていう感じですね一つ目は69000人になりましたというご報告ですそして二つ目はですねそのオンラインサロンの会費の未納額が6000円になりました
6000万円で結構長くじゃないです神が6000枚も結構 これに関してはねそれこそいっぱいなるっていう与えればすぐに解決するんですけれどもまあそんな真似はしたくないとなのでそれでもメンバーを信じるっていう解決方法を測っていますこれを解決することが目的ではなくて好きな方法で解決する事って長浜北の目的であるということですねそんなとこですかねエンタテインメント作りながら九州豪雨の音支援は引き続きやらせていただきますし今後もね日本に住む以上は様々な天災に見舞われることも決定しているんで迅速に対応できるように準備しておきますというわけで今日の本題です迷い続けるキンコン西野というテーマでお話ししたいと思いますもしかするとですね世間的にはあのやって前とかとにかく前進だみたいな感じでイケイケ野郎に見られてるかもしれないんですけれども僕はですね思いつきで何かをやるみたいな のことはゼロではないんですけどもあんまり無くてそれこそ気をてらうとか逆張りとか絶対やんないよ基本的には自分の行動って何全て説明できるようにしていてミリ単位で戦略を設計する豪快さのかけらもないそれつまんねえ奴です僕はあのやってることが規模が大きいので豪快に見えているって言うだけですねここちょっと待とうとかいう判断も少なくないですしこの企画はもうねかそういう時もありますしあと撤退撤退のもめちゃくちゃ早いですねなのでサロンメンバーさんのコンサルをさせてもらう時にそれはやめておいたほうがいいよっていうことを言わせて頂く機会が意外と多いのでよくびっくりされますみたいな西野さんなら背中を押してくれると思ってました時だけでも知ってるつもりなんですかいって言うの 背中をしているつもりなんですけどもやめておいた方がいいよみたいなこと言うことが結構あるということですねこれはですねこのラジオでも何度も言ってることなんですけども本当に乗り物自分が乗るこの乗り物って間違っちゃダメなんだね乗り物速度があってそしてたどり着ける場所の限界があるつまり車を選んだね自転車よりも早く進むかもしれませんが海外には絶対いけないと海外に行こうと思ったら飛行機を選ばなきゃいけない一方で海外に行く気がないって言うんであれば車を選ぶの後で正解だと思います空の状況に応じてっていう目的に応じてっていう感じですね具体例を挙げるとですねさすがに今になると想像できると思いますが雛壇に貼った時点で 薔薇姫の場合だったらねお笑い芸人の場合だったらひなさんに生きると決めた時点で必ず限界があるとやっぱり若い子のお家にはもうテレビを置かれてないしエンタメっていうのはスマホで見られるようになるそうなると出演者がたくさんいる番組のテレビの広告費は少しずつ落ちてきてますから洗車の数も減ってくる時代が求めているのは大勢の中から前に飛び出す瞬発力じゃなくて一人で画面を持たす持久力ですねこれも何度も言ってますがひな壇批判ではないですよ車は海を渡るないっていうのが車批判ではないようにそれはそういうものだっていう話です コロナ金加速させた感はありますが今ねひなちゃんを主戦場にしていたタレントさんてぶっちゃけなかなか厳しい状況にあると思うんですね瞬発力はあるのに才能あるのにその才能の使いどころがないですがこの日が来ることはもう何年も何年も前から決まっていたっていうことですね問題はですね何使い所がなくなる瞬発力を身につけるために時間を費やしたっていう点ですね 長く活動することを前提とするのであればあの時間っていうのは持久力を身に付けることに使うべきであったとはここは本当に残酷ですが争い酔わない乗り物がたどり着ける場所の限界って必ずあるんだから何に乗るのかっていう子の裸マッチョお大事だっていうことですね今僕がぼんやり考えているのは映画えんとつ町のプペルのことです映画ってその観客動員数で競ってるじゃないですか個人の好みは毎回ちょっと横に置いといてさておきですね世間一般的には映画館により多くのお客さんに足を運ばせた作品が勝ちみたいなルールなってますよねもうお客さんもそうだして関係者もそこ しているとただ一方でそんな競争の勝者が手に入れたもので何があるんだろうって考えた時に冷静とか財産的なものは手に入れているんですけれども多くの場合それは一時的なものだったりする少なくとも世界のエンタメを一変させるようなものになってないもちろん今も僕はですね一人でも多くの方に映画えんとつ町のプペルを聞いてもらうための施策を打っていますが打ってはいるんですけど一方でこの観客動員数合戦に参戦することが本当に正解なんだっけっていう自問自答は常にあります。 みんながこの CD の売り上げとかダウンロード数を競ってる時にライブの体験勝手にフルコミットしたきゃりーちゃんとかセカオワみたいなそういったその彼が相手のゲームチェンジはないものだろうかっていう感じですねそしてそのゲームチェンジのタイミングは果たして今なのだろうかっていう迷いですねここに関しての答えは出ていないんですけども考えることは放棄してないですきちんと迷い続けてますでも大切なのは迷うことだと思ってますそれこそねさっきのひな壇の例でいうと当時はね誰も迷わなかったんですよねみんな盲目的にひな壇を信じ切っていて芸人やったひな壇出ろよっていう声が一般の方や同業者からたくさん飛んできたんですねでも今同じこと言えます多分入れないと思います少なくとも同業者は YouTube のやり方やそれ オンラインサロンのようなね有料のクローゼット空間を模索し始めているでほら忘れもしないんですけど僕基本的には相方の梶原君の活動にお口を挟まないようにしているんですが67年ほど前にお前が戦う場所はひな壇じゃないよっていうこと言ってですね YouTube 進めたんですけども当時は全く響かなかったんですね僕が口を挟むのっての本当に珍しいんですけどもそれとも全然駄目だったここから学んだことは二つですね一つ目はみんなが乗ってる乗り物っていうのは信じ込ませる力が強いっていうことですね二つ目はそれゆえ自分で取り続けないと答えは出せないっていうことで朝方ねまだ外が明るくなるちょっと前に僕が行ってることあってるんだっけなそうですねもうほんと毎日考えてます毎日通ってるっていう事しねとにかくですね映画えんとつ町のプペルに感謝ですね まだまだ悩んでみます一つ確かなことはですね映画の内容は間違いなく面白いっていうことですねここに関してはひとつも迷いがなく自信持って生きることができますだけで今日はですね迷い続けるキンコン西野っていうテーマでお話しさせていただきましたオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所では西野亮廣が出かけている最新のエンタメ引きですに関する記事ですね2000文字3000文字書いておりますので毎朝興味がある方は覗いてみてください素敵な1日をお過ごしくださいキングコングの西野亮廣でしたではまたね
まずは、近況報告を2つほど。
一つ目は、オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の会員が6万9000人になりました。
すごい人数ですし、人数が増えれば増えるだけ、やれることも増えてくるのですが、もう無理に増やそうとは1ミリも思っていなくて、そんなことよりも、今いるメンバーを大事にして、彼らに向けて、僕なりにできることを誠実にやっていこうと思っています。
二つ目は、そのオンラインサロンの会費の未納額が6000万円になりました(笑)。
もちろん、運営の方から「滞納されていますよ」というメールは送らせていただいているのですが、気づかれていない方も多くて。
これに関しては、ペナルティーを与えればすぐに解決するのですが、そんな真似はしたくない。
なので、「それでも、メンバーを信じる」という解決方法を図っています(笑)。
「解決すること」が目的ではなくて、「好きな方法で解決すること」が僕の目的です。
【関連記事】『管理されなければ生きられないのか?』
https://gamp.ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12599328099.html
近況報告は、ザッと、そんなところです。
エンターテイメントを作りながら、九州豪雨の支援は引き続きやらせていただきますし、今後も、日本に住む以上は様々な天災に見舞われることが決定しているので、迅速に対応できるように準備しておきます。
そんなこんなで、今日の本題です。
もしかすると世間的には「やってまえ! とにかく前に進め〜!」といった感じのイケイケ野郎に見られているかもしれないですが、僕は「思いつきで何かをやる」みたいなことは、(ゼロではないですが)あまりなくて……それこそ、「奇をてらう」とか、「逆張り」とか絶対にやらないです。
基本的には自分の行動は全て説明できるようにしていて、ミリ単位で戦略を設計する、豪快さの欠片もない奴です。
やっていることの規模が大きいので、「豪快に見えている」というだけです。
「ここは待とう」という時も少なくないし、「この企画は寝かそう」という時もあるし、あと、「撤退」はメチャクチャ早いです。
なので、サロンメンバーさんのコンサルをさせてもらう時に、「それは、やめておいた方がいい」と言わせていただくことが意外と多いので、よくビックリされます。
「ええ?」みたいな(笑)。
「西野さんなら、背中を押してくれると思ってました」的な感じで。
早期の撤退は、一応、背中を押しているつもりです。
これは、何度も言っていることなんですけども、「乗り物」を間違っちゃダメです。
乗り物には、それぞれ「限界速度」があって、そして、「辿り着ける場所の限界」がある。
「車」を選んだら、「自転車」よりも速く進むかもしれませんが、海外には絶対に行けない。
海外に行こうと思ったら、「船」か「飛行機」を選ばなきゃいけないんです。
一方で、「海外に行く気がない」というのであれば、車を選ぶのは圧倒的に正解だと思います。
「目的に応じて乗り物を選ぶ必要がある」という話です。
具体例を挙げます。
さすがに今になると想像できると思いますが、TVタレントは「ひな段」を主戦場に選んだ時点で必ず限界があるんです。
若い子の家には、もうテレビは置かれていないし、エンタメはスマホで観られている。
そうなると、「出演者がたくさんいる番組」は、おのずと減ってくる。
加えて、テレビの広告費は少しずつ落ちてきていますから、おのずと出演者の数も減ってくる。
時代が求めているのは「大勢の中から前に飛び出す瞬発力」ではなくて、「一人で画面をもたす持久力」です。
何度も言っていますが、これは「ひな段批判」ではありません。
「車は海を渡れない」というのが「車批判」ではないように、「そういうものだ」という話です。
コロナが加速させた感はありますが、今、ひな段を主戦場にしていたタレントさんは、なかなか厳しい状況にあります。
瞬発力はあるのに、瞬発力の使いどころがない。
ですが、この日が来ることは、何年も何年も前から決まっていた。
問題は「いずれ使いどころがなくなる瞬発力を身につける為に時間を費やした」という点です。
長く活動することを前提とするのであれば、あの時間は「持久力」を身につけることに使うべきなんです。
ここは、本当に残酷ですが、抗いようがない。
「乗り物が辿り着ける場所の限界」というのが必ずある。ここの判断が超大事です。
今、僕がボンヤリと考えているのは、映画「えんとつ町のプペル」のことです。
映画って「観客動員数」で競っているじゃないですか?
個人の好みはさておき、世間一般的には「映画館に、より多くのお客さんに足を運ばせた作品が勝ち」みたいなルールになっています。
お客さんもそうだし、映画関係者も、そこを「モノサシ」にしている。
ただ一方で、「その競争の勝者が手に入れたものって、何があるんだろう?」と考えた時に、名声や財産的なものは手に入れているのですが、多くの場合それは一時的なものだったりする。
少なくとも、世界のエンタメを一変させるようなものにはなっていない。
もちろん今も僕は一人でも多くの方に映画「えんとつ町のプペル」を観に来てもらう為の施策を打っていますが、一方で、「この観客動員数合戦に参戦することが本当に正解なんだっけ?」という自問自答は常にあります。
皆がCDの打ち上げや、ダウンロード数を競っている時に、ライブの体験価値にフルコミットした「きゃり〜」ちゃんや、「セカオワ」みたいな、そんなゲームチェンジは無いものだろうか?と。
そして、そのゲームチェンジのタイミングは今なのだろうか?と。
ここに関しての答えは出ていないのですが、考えることを放棄してはいません。
キチンと迷い続けています。
でも、大切なのは「迷うこと」だと思っています。
それこそ、さっきの「ひな段」の例で言うと、当時は誰も迷わなかった。
皆、盲目的に信じ切っていて、「芸人やったら、ひな段に出ろよ」という声が一般の方や同業者から、たくさん飛んできた。
今、同じことを、たぶん誰も言えないと思います。
少なくとも同業者は、YouTubeのやり方や、それこそオンラインサロンのような有料のクローズド空間を模索し始めている。
これは忘れもしないんですけど、僕、基本的には相方の梶原君の活動には口を挟まないようにしているんですが……
6〜7年ほど前に、「お前が戦う場所は、ひな段じゃない」と言って、YouTubeをススメたんですが、当時は全く響かなかったんです。
僕が、口を挟むのって、本当に珍しいのですが、それでも全然ダメだった。
ここから学んだことは二つ。
一つ目は、「皆が乗っている乗り物というのは、信じ込ませる力が強い」ということ。
二つ目は、「それゆえ、自分で問い続けないと答えは出せない」ということ。
「僕がやってることは、あってるんだっけなぁ」ということを毎日考えています。
とにかく、映画「えんとつ町のプペル」に関しては、まだまだ迷ってみます。
一つ確かなことは、「映画の内容は間違いなく面白い」ということです。
この言葉には、一つも迷いがありません。
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