ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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自分が思ったまま描いた方がいい理由を説明します
今日は画力を上げる唯一の方法についてお話ししたいと思います。
もしねお子さんがですねちょっと絵に興味を持ち始めたら今日の話を思い出していただきたいです。
僕はかれこれ10年以上ですねもう10年14年ぐらいなのかな絵本作家っていうものをやっておりまして待っ職業柄年目に映るものを注意して見る癖がありますしある対象物の魅力をお客さんに伝えるためにはどの角度からどう切り取るのが一番いいのかなみたいなことを普段から考えたりしてるん んですね。
これはあの別にいいですね絵を書かない人が聞いてもへーなるほどなあっていう内容だと思うんで何かをしながら時間つぶしにあの BGM 程度に聞いていただきたいんですけれどもとはいえ言葉だけで説明されても分からないっていう方に向けて今日の内容はですねそのままキングコング西野の公式ブログの方にアップさせて頂いてそこではイラストを交えながら文章を書かせて頂いているので話を聞いててどうしてもちょっと気になるなって言うからねどうかブログをチェックしてみてください。
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/
だってですね10年以上絵を書いてきてですねまだまだね素人に毛が生えた程度のものなんですけれどもそれでも現時点での結論っていうものはあってそれはですね理屈を知っておかなくちゃいけないけど理屈で書いた絵は伝わらないということですね説明しますね。
例えば太陽から対角線上に光の線が伸びてその線上にですねこの 六角形の雪の結晶みたいな光学校何個が連なってるって言ってみたことがあると思うんです。
君の名はとかでも見たことないですかなと見てその線上にこう六角形と円が個連なってるって言う光の園が連なってるって言う僕も絵本を書くときにポイントポイントであれを使うんですけれどもあれはですねフレアとかゴーストとか言い方をするんですけどもそのゴーストとはよく名付けたもんであれ実際にはですね存在しないですよ。
あんな光ないんですよ。
なんで直接太陽を見てもあんな雪の結晶のような光が太陽から対角線状に連なって見える事ってないんです。
生で太陽を見てもただ太陽だけがまぶしく光ってるだけなんですね。
じゃあ強い光を見る時によく見かけているあの雪の結晶のような光は何なんだっていう話なんですけどもあれはですねカメラで光を取った時に現れる現象なんですね。
カメラのレンズって何枚ものレンズの組み合わせで作られていて強い光はレンズの表面で反射しますし組み合わさってるレンズの間とかカメラ内部の空間でも光というものが反射するそれによって生まれてるんですね。
つまり現実世界にはあんな光は存在しないですなのでカメラなんてものが存在しなかった江戸時代の浮世絵にはフレアとかゴーストなんて書かれてないんですよ。
あの時代にはフレアとかゴーストなんて存在してないあの時代から太陽はあったんですけどもあの時代を生きた人達は太陽から対角線状に連なった雪の結晶のような光を見てないんです。
だって実際には存在しないんだもん。
ただ昼間にガンガン光ってる太陽生で見てます見てないんですよ。
僕らは太陽何で見てるかって言うと、インスタとかで見てる太陽はレンズ越しなんですね。
だからその名称は知らないまでもフレアとかゴーストの存在を僕らは当たり前のようにしてる。
こっちが僕らにとってのリアルなんです。
実際には存在しないものの方がリアルなんです。
日常なんだからフレアとゴーストとかがうまく書かれた絵を見た時にリアル感やべえみたいな感想を抱いちゃう。
でも本当の本当の本当の本当は空リアルでもなんでもない。
そんなものは地球上には存在してない。
店あるところ僕たちは世界を理屈通りで見てないっていうことです。
もう一つ面白い話があります。
北ですねあのオンラインサロンというものをやってるましたよママや実の記事を投稿しているんですけども時々それとは別でサロン内でなんだろうな人のようなものをすることがあるんですね。
別に空大したネタじゃなくて表に出すまでもないようなことですね仕事ですねふと思ったことをつぶやいているだけなんですけども昨夜ですね僕オンラインスタンプ いろんなとこでやってるんですでも Facebook のオンラインサロンの方にフラット投げたとある2枚の画像が意外と評判だったんでここで紹介したいと思います。
その2枚の画像っていうのはですね僕が今製作している醜いまる子煙突町に咲いた花という本の最新作のですね製作途中のイラストなんですけども僕の空の絵本て映画みたいに分業制で作ってるんですね。
1枚の絵を僕を含む多くのスタッフの間でぐるぐるぐるぐる回して手直しを繰り返していくんです。
この2枚の画像っていうのはですね同じ皿投げたこの2枚の画像っていうのはですね僕が手直しを入れる前と入れたあとの2枚なんですけれどもこれはですね劇場の舞台袖から見たステージを描いた絵なんですねぜひ僕のブログでも確認してみてください。
面白いよこれ。
一枚目はですね さんがあげてきてくださった絵でえっとね光の加減だとか具合だとか諸々ですね見口で言うと正解はこっちなんですよ。
それ間違いないのにステージ上にいる芸人には正面から光があって当然背中がちゃんと影になってる舞台袖からステージまでの物理的な距離でありませんのでステージ上にいる芸人の輪郭がはっきり見えるなどなども肉って言うと完璧なでも僕は劇場出身の人間でこれまでにですね何万回も舞台袖からステージに立っている芸人を見てきたんですけども舞台袖から見たステージってこんな理屈通りじゃないんです。
ステージ上にいる芸人は確かに正面から光が当たってるんですけども背中は陰になってないのむしろステージに立つ芸人ステージに出て行く原因が背中って光ってるんです。
決してか気にはなってない子の正体は憧れだと思います。
芸人に対するステージに出ていく人間に対する憧れだと思います。
そしてステージまでは確かに物理的な距離は近いんですけども本番中のステージって遠いんですよ簡単には立てないみたいなんで本番中のステージで遥か彼方な一歩踏み出したところで近づけるような場所じゃないので定時までの5 M っていうのは数十 km 数100キロぐらいあるんですね。
大汗で言うとこれはステージに立つまでの苦労してるからだと思うんですけども舞台袖にいるんじゃ及びスタッフはですね みんなそれを知ってるよあそこはむっちゃ遠い場所だなにかしらこの舞台袖とステージの間には何かしら結界のようなものがあってそこには簡単にはたどり着けないということみんな知ってるんですね。
でその目線で手直しさせて頂いたのが2枚目の画像ですね芸人の背中はもう光っていて5 M 先の初のステージはも遥か彼方の方にあるんですよなのでもぼやけてる芸人の輪郭はも光で2人ですね。
ん理屈で言うと絶対に間違ってるじゃないですか。
あの5 M 先がぼやける視力がめちゃくちゃ悪いです。
けれども基本的にはそうですかだけれどもね劇場の舞台袖の景色を知ってる人間から見るとですねこっちの方がリアルだと思います。
ゲージに立ってる芸人の背中が光ってるっていうその光とかって話なんですけどもただ芸人ステージに立ってるんで光ってるほうが舞台外の景色を知ってる人間から見るとリアルなんですね。
とまぁこんな感じでいつも絵本を作ってます。
全然理屈じゃないよね。
何かどっち勝ったら今言った話では1枚目の方は一番目に話したお話はまだちょっと理屈っぽいけど二つ目の話っていうのどっちか感情みたいなの買ってきてますよね。
もしお子さんが書く機会があればそこでその子が感じたことをそのまま書いたほうが真実なので理屈で正さない方がいいと思いますが今日の結論です。
というわけで本日はですねが力を上達させる唯一の方法というテーマでお話しさせていただきました。
真実はどっちだっていうことですね。
自分が書いたほうが真実だという話です。
それでは素敵な1日をお過ごしください。
キングコングの西野亮廣でした。
じゃあまたね。