ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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想像力がまるで足りていない
漫才師であろうが、お豆腐屋さんであろうが、すべての「仕事」には、必ず「お客さん」がいて、お客さんに喜んでもらえないと仕事は回りません。
めちゃくちゃシンプルですが、これが「仕事」の原理原則です。
全てのビジネスマン出されている課題は「相手を知ること」であり、相手の生活を徹底的に想像し、相手の痛みに寄り添うことできないとビジネスにならない。
よく「他者目線を持とう」という言葉を聞きますが、やっぱり大事なんですね。
「基準を相手におく」ということが。
ただ、この「他者目線」にも段階があって、ここも整理して考えられるようになっておいた方がイイなぁと思ったので、今日は、そんな話です。
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時々、「他者目線」が1ミリもない人っていますよね。
分かりやすいのが「痴漢」とか「セクハラ」ですが…言ってしまえば「そのアクションで欲が満たされているのは自分だけで、相手は悲鳴をあげている」という状態を作り出す人。
「挨拶をしない人」もその部類に入ります。
挨拶は、他人から見た自分(これから時間を共にするパートナー)が気持ち良い存在か否かを判断する一番最初のリトマス紙なので、ここでポイントを落とすなんてサービス提供者としては愚の骨頂。
エンターテイメントを生業としている人間なんて尚更、愛されてナンボ、贔屓されてナンボの世界なので、家の玄関を出た瞬間から自分の時間なんて1秒もありません。
なので、『芸人』は礼儀にメチャクチャ厳しいし、僕が知っている限りではジャニーズさんも。
そりゃそうですよね。
「見られる商売」なんで。
まぁ、いい大人なら、なんとなく、ここはクリアできていると思うんですね。
皆、「自分がやられたら嫌なことは、相手にはやらない」というルールを設けている。と
仕事をするのであれば、ここは最低限ですね。
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「仕事ができる人」と「仕事ができない人」
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僕はかれこれ20年ぐらい今の仕事をしていますが、「仕事ができない人」に共通しているのは、「自分がやられて嬉しいことは、相手も嬉しい」と思いこんでいるという点です。
これは、かなり厄介です。
「自分がやられたら嬉しいことは、相手も嬉しい」が全ての人に当てはまるワケがないんです。
なぜなら、自分が置かれている状況と、相手が置かれている状況は違うので。
自分が「高校生」なら、友達から500ミリℓのジュースを差し入れで貰ったら嬉しいですが、だからと言って、「この嬉しさを相手にも届けたい」と思って、500ミリℓのジュースを「1万人のファンを抱える人」に差し入れしたら大大大迷惑です。
自分と同じように考えて、自分と同じ行動をするファンが1万人いたら、その人は5000キロの荷物を抱えることになります。
当然、5000キロの荷物を運ぶ人件費もかかってくるし、例えば、それがケーキであれば、ほぼ1万個のケーキを処分しなくちゃいけななくなります。
『被災地に千羽鶴を送る人』が典型的な悪例です。
自分が入院した時に貰ったら嬉しいかもしれませんが、まずは衣食住を確保しなきゃいけない段階で、全国から4トントラックで千羽鶴が送られてきたら地獄です。
ちなみに、千羽鶴の処分にかかるコスト(人手)は被災者が持ちます。
その先で発生しているコストや、悲鳴が想像できていないんですね。
これは、学校の先生方が生徒を巻き込んで無自覚にやってしまう『集団暴力』の一つです。
当然、このバランス感覚ではビジネスはできません。
「自分がやられたら嬉しいことは、相手も嬉しい」と思ってしまっているか否か、で「仕事ができる人」と「仕事ができない人」が結構分かれます。
これは本当に気をつけた方がよくて、たとえば、この記事を読まれている方の大半は、「豊かな方が幸せだ」と考えられていると思います。
冷蔵庫を開けたら食料と飲み物がズラリと並んでいて、リビングには素敵な家具がたくさんあって、何より、愛する家族に囲まれて…みたいな状態。
その状態が幸せな人もいれば、たとえば僕みたいにモノを作り続ける、アイデアを出し続けなけらばならない人間からすると、家の中の選択肢をなるべく減らしたいんです。
判断する量(回数)をできるだけ減らして、思考の工数をなるべくモノ作りに割きたいんですね。
そういう人間からするとモノが溢れている家なんて地獄でしかありませんし、「家族がいる」という状態が苦痛でしかありません。
これはくれぐれも、家族を持たれている方を否定しているわけでなくて、「家族がいるという状態が苦痛でしかないという人もいるよ」という話です。
ご飯を食べることを生き甲斐にしている人もいれば、僕みたいに、可能であればご飯を食べたくない人もいる。
…これ、難しすぎないですか?
そうなんです。難しいんです。
西野に関しては、完全にヘンクツジジイじゃないですか(笑)
でも、そういうものなんです。
「30代男性は○○をあげたら喜ぶ」といったドンブリ勘定じゃないんです。
お客さんの数だけ生活を想像しなくちゃいけないんです。
そして、一人一人求めているものが、自分とは絶対的に違っていて、一人ずつチューニングしていかなくちゃいけないんです。
この手間のかかる作業を「想像力」と呼びます。
想像力が欠落してしまうと、時にそれは被災地に送る千羽鶴のような暴力行為になってしまう。
厄介なことに、自分的には暴力の自覚がなく、正義のつもりでやっているので、取り下げようとしない。
場合によっては、断られた時に「逆ギレ」をしてしまう。
とても、それは「サービス」と呼べる代物ではなくて、結果、その人の周りから人が離れていってしまう。
仕事にならなくなるんですね。
ここまで聞くと、「自分がやられて嬉しいことは、相手も嬉しい」という考え・行動が、乱暴な結論とだということが分かると思うんですけど、ただ、ここで脱落している人があまりにも多いなぁと思ったので、今日は、こんな話をさせていただきました。
仕事がうまくいかない理由は三つです。
「行動不足」「情報不足」、そして「想像不足」です。
今日は「想像不足」についてのお話でした。
徹底的に相手のことを想像してみてください。
これがクセになると、ラッキーなことに異性にもモテます。
国内屈指のモテ男が言うのだから間違いありません。
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仕事ができない人の特徴
想像力がまるで足りていない
今日は、仕事ができない人の特徴というテーマでおじいちゃんがしてくれるような話をしてみたいと思います。
雑談から入りますが、僕は結婚とか絶対にしたくないんです。
ていう僕に対して「結婚したほうがええで!」みたいな言ってくる人いるんですけど「お前はな!」と思う。お前はした方がいいのかもしんないが、僕は自分のやっていることを考えみたいに結婚はあまりしたくないなと思うんですが、結婚した方がいいみたいな結婚したこと言ってくる人も俺はお前のことですかする話なんですが。
漫才師であろうがお豆腐屋さんであろうが全ての仕事には必ずお客さんがいて、お客さんに喜んでもらえないと仕事が回らないと。
シンプルですが、仕事の原理原則だと思うんです。
ビジネスの本質っていうのは、相手の生活を徹底的に想像して、相手の痛みに寄り添うことが大事で。
これができないと話になんない。
「他者目線を持て」っていう言葉を聞くと思うんですが、やっぱり大事で。
基準を相手に送っていうことを学生ついていないといけないわけです。
ただこのためにも段階があると思ってここも整理して考えられるようになっておいた方がいいなと思ったので、今日そんな話です。
時々、他者目線が全然ない人っているじゃないですか。
わかりやすいのが痴漢・セクハラとか。
言ってしまったら、もうそこで欲が満たされているのは自分だけで、相手は悲鳴をあげているっていう状態を作り出す人です。
身近なところで言うとそうだなきちんと挨拶をしない人もその部類に入るかもしれないね。
挨拶なんて他人から見た自分。
これから共に時間を過ごすパートナーが、気持ちいい存在か否かを判断する一番最初のリトマス紙なんで、ここでポイントを落とすなんてサービス提供者としても愚の骨頂心。
そっから信用を取り戻すように働く、すごいもったいないことしている。
エンターテイメントを生業としている人間なんて尚更ね、愛されてなんぼの世界なんで、もう家を出た瞬間からも自分の時間なんか一秒もないと思った方がいいです。
だから芸人って礼儀にめちゃくちゃ厳しいし、僕が知ってる限りジャニーさんとかもそこら辺はビシっとしてますね。
それはそうなんですよ。
見られる商売なんで愛されないと回らないなんで。
いい大人ならクリアできていると思うんです。
みんな自分がやられたら嫌なことは相手にをやらないっていうルールを設けてると思うんです。
仕事をするのであれば、ここはまあ最低限のレベルで自分がやられたら嫌なことは相手にはやらないっていうので。
ここからが、仕事ができる人と仕事ができない人の話になります。
僕はかれこれ20年ぐらい今の仕事をしておりますが仕事ができない人に共通しているのは 自分がやられたら嬉しいことは相手も嬉しいで思い込んでるって言うてんです。
これがかなり厄介です。
自分がやられたら嬉しいことは相手も嬉しいってそんなわけないんですよ。
だって自分が置かれている状況と相手が置かれてる状況違うんだよ。
自分が高校生だったら500ミリリットルのペットボトルのジュースを差し入れてもらったら嬉しいですが、、だからといってこの嬉しさを相手にも伝えたいと思って、500ml のジュースを1万人のファンを抱えるとに手を出したらそれはもう大迷惑じゃないですか。
自分と同じように考えて自分と同じように行動するファンが一番にたらその人は5000キロの荷物を抱えることになると前5000キロの荷物を運ぶん今かかってくるし。
例えばそれがケーキのような生物であればほぼ1万個のケーキを処分しなく あのよく言ってますが被災地に千羽鶴を送る人とかいやいやあなたが入院した時に貰ったら嬉しいかもしれないけどまずは良い食住を確保しなきゃいけない段階で全国から4 T トラックで千羽鶴た送られてきた地獄じゃないですか。
その処分に係るコストってあの相手持ちなんで。
被災者餅何年でその先に、発生してるコストとか姫がこの前は想像できていないということです。
学校の先生では大体そう、子供に千羽鶴作らせて送ろうみたいな事っていうのは基本的には仕事ができない人の典型的な 相手打者目線に慣れていないというとこです。
自分がやられたら嬉しいことは相手も嬉しいと思っているか否かで仕事ができる人と仕事ができない人ってな結構分かれてくると。
この前の仕事なんですって言い方した方がいいかもしんないしね。
でこれ本当に気をつけたほうが良くて。
例えばこのラジオを聴きの方の大半は9割ぐらいかなたぶんね豊かな方が幸せだと思ってる方多いと思うんです。
冷蔵庫開けたら食料と飲み物がずらりと並んでいてリビングには素敵な家具がたくさんあって何より愛する家族に囲まれてみたいな状態。
その状態が幸せな人もいれば例えば僕みたいに物を作り続けるアイディアを出し続けなければいけない人間からすると家の中の選択してなるべく減らしたに判断する量をできるだけ減らしてものづくりに集中したいんです。
家の中の物が少なければ少ないほど豊かなんですよ。
隆っていうの人によって違う話です。
そういう人間からすると少なければ少ないほど助かるっていう人間からすると、物が溢れてる家なんて地獄でしかないし家族がいるっていう状態なんて苦痛でしかないですよ。
これくれぐれも、家族を持たれている方を否定しているわけではなくて一部でね家族がいるという状態が苦痛でしかないという人もいるよっという話です。
でもいるんです実際にそういう人が。
ご飯を食べる事を生きがいにしている人もいれば僕みたいに可能であればご飯を食べたくない人もいるなるべく食べたくないっていう人そこに時間を割きたくないという人もいる。
難しすぎないですがそうなんですよ。
難しいんです30代男性はまるまるをあげたら喜ぶとかいう話じゃないですよ。
お客さんの数だけ生活を想像しなくちゃいけないんです。
そして一人一人求めているものが自分とは絶対的に違うんで一人ずつチューニングしていかなくちゃいけないんですよ。
この手間のかかる作業を世間的な想像力って呼びますね。
想像力が欠落してしまう時にそれは被災地に送る千羽鶴のような暴力行為になってしまったのはまた厄介なことに自分的な暴力の自覚がなく正義のつもりでやっているんで取り上げようとしないんです。
場合によっては断られた時に逆ギレしたりするよかなと思ってやってるんだみたいなお前にとってもそれはなくて周りから人が離れてしまう仕事にならなくなるんです。
ここまで聞くと自分がやられたら嬉しいことは相手も嬉しいって考え行動がとんでもない間違いだってことがわかると思うんですけどただここで脱落しているとかあまりにも多いなと思ったので今日はこんな話をさせていただきました。
まとめますね。
仕事がうまくいかない話うまくいかないこの行動不足情報不足そして今日は徹底的に相手のことを想像しなくちゃいけない。
これがクセになると、相手のことを徹底的に相当する曲線になると呼吸するようにそれができるようになるとラッキーなことに、一斉に持ってますね。
日本で五本の指に入るぐらい持ってる西野が言うんだからこれはもう間違いない。
徹底的に相手のことを想像する。
相手が嬉しいのなんだってみてください。