ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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いや…それ、「情報」じゃないよ…
今日の話はそうだなあの僕はよく購入しとかでねあの切り取られたりして怖い感じに攻撃的なやつみたいな感じにもしかしたら受け止められているのかもしれませんが意外と優しい奴です。
このざまあみろとか仕返ししてやれみたいな、そういうやつでは決してないということで。
なるべくならみんなでうまくいくといいなっていうことを考えている人間だっていうことを意外と優しい奴だよっていうことを踏まえてもらった上で今日の話を聞いていただけると嬉しいです。
僕はエンターテイメントを届けることを生業としているわけですが、当然どれだけ素晴らしいエンターテイメント作ろうがお客さんが受け取れる状態じゃないと受け取ってもらえないじゃないですか。
それは健康だったり安全だったり経済的な問題もクリアしておかなくちゃいけない。
やっぱりお腹を空かせてる人に先に渡さなきゃいけないのは絵本ではなくて食料なんだよ。
今回のコロナでは世界中の人が痛んだわけですが、一方でオンラインを軸に仕事をしている人にとっては、あまり影響がなかったどころかコロナバブルを迎えた人もいた。
ただ「俺たちはオンラインビジネスだから助かった!」って言ったそんな感じの話ではなくて、経済活動って全て繋がっているもんですから、オンラインサービスを利用するお客さんの生活が困窮すると、オンラインサービスを利用する余裕もなくなるわけですから、時間差はありますが多くのオンラインサービスにもコロナの影響出ると。
つまり、サービス提供者からしてお客さんは他人ではないと。
使われ続けるサービスを作るにはお客さんの生活を守り続ける必要があるわけです。
で、冒頭で申し上げましたがこれはエンターテイメントを提供する人間もしかりです。
そして僕は、オンラインサロンを運営していますが、それを受け取るのはサロンメンバーさんで。
となってくると、サロンメンバーが受け取れる状態を作る必要があると思って、つまるところ、サロンメンバーさんの生活を守る必要がボクにはあるということで、今年の2月3月頃からサロンメンバーさん向けのコロナ対策をせっせと行っていて。
今でもお仕事のマッチングとかあとサロンメンバーさんのお店の集客のお手伝いとかをさせてもらっているんです。
あとは、昨日おとといとコロナ期間中にどう売上を伸ばしたか、実店舗の細かい数字をそしてその戦略を、共有させて頂いたんです。
なぜこの店は4月と5月コロナの緊急事態宣言出てるのに、この店だけは売上上がったんだってその戦略を 共有させていただいた。
自分で言うのもなんですが、昨日おとといの記事っていうのはサービス提供者が絶対に必要な情報だと思ってます。
この情報を知っているのと知らないのとではこの先に天と地ほどの差が出るので。
ここからが本題なんですが、今僕のサロンには63000人の会員さんがいらっしゃるんですが例えば会員さんが、50人であっても僕は昨日おとといの記事を投稿してるんです。
逆に会員さんが10万人になっても、やはり昨日おとといの記事を投稿している。
人数が増えることによって提供できる特典は厚みを増すんですが、提供する情報に関してあまり人数は関係ない。
会員さんが少な過労が多かろうが、その時一番重要な情報を出すだけで、人数によって情報の濃度が変わることはあまり考えられないです。
これ一つ完全にあるのは、サブスクということです。
月額課金なんで一人当たりの反応に売り上げが引っ張られることがないんです。
いいねがたくさん付いたからといって、売り上げが上がるわけでもこの記事がたくさん見られたからといっても売上が上がるわけでもないです。
一記事ごとに販売するスタイルなら、ちょっとウケを意識しちゃうと思うんです。
うけるようなタイトルをつけて受けるような内容で売る。
こうなってくると優先順位が若干変わってきますね。
重要な情報よりも売れる情報の方が上に来てしまう。
ここまではまだ分かるんですよ。
そこにはその情報を買ってまで求めている人がいて、その人にとっては必要な情報なんで。
僕自身もnoteで気になる情報は記事は購入するんで、ここまでは分かるんですよ。
情報として機能してる感じはするんです。
世の中には広告費で運営されてる情報があるじゃないですか。
その情報を発信するのに必要な予算のでところがスポンサーになってるものです。
当然その情報の合間にはスポンサーさんの商品の CM がはさまる。
この CM はたくさんの人に見られないと意味がないわけですから、なるべくたくさんの人に見られるような情報を発信しなくちゃいけなくなる。
なるべくたくさんの人に見られるような情報ってなんだ?
答えはたくさんの人がすでに興味を持ってる情報です。
ちょっと待て、既に興味を持ってる情報って何?
答えは知ってる情報。
知らないことには興味を持てないので不倫は知ってるじゃないすか。
みんな不倫したらまずいことになるって事はみんな知ってるじゃないですか。
だから多くの人が興味を持ってる。
だからワイドショーは芸能人の不倫問題に30分とか時間を割いて当然見られるからですよ。
お客さんが知っているものを投げてお客さんは自分たちが知ってるものを受け取ってあーだこーだと意見する。
ここでやり取りされているものってこれ情報って言いますってどっちかって言うと特典はじゃないですか。
役割はあるのかなと思います。
これは不祥事を起こした芸能人に石を投げてストレスを発散するとか言った。
それで役割はあるんだろうなと思いますね。
無駄ではないんだと思うんですが、ただ少なくともそれによって知識は得てないじゃないですか。
だってそこで取り扱われている代物トークテーマだから。
僕たちは整理しておいた方がいいです。
ビジネスモデルごとに情報の濃度が変わるっていうこと。
これは僕のサロンがいいとかそういう話をしてるんじゃないですよ。
ただどう考えたってお客さんのウケを無視できる媒体の方が情報の濃度が濃いに決まってるんですよ。
で話を戻しますが、今回のコロナって本当に大変だったと思うし、まだまだ続く。
ただ現時点で一つ確かなことは持ち合わせている情報の量がかなり明暗分けたということです。
コロナきました、移動が制限されました。
オフラインの営業が自粛してくださいと言われました。
売上げが落ちました。
家賃払わなきゃいけない。
従業員の給料払わなきゃいけない。
さあどうする?
ってなった時に情報を持ってない人は太陽はないんです。
トークテーマに時間を割き続けてきた人は武器持ってないんですよ。
政府もっと金よこせぐらいしか言えないんですよ。
見よう見まねでクラウドファンにしたって遅いですよ。
僕多分クラウドファンディングで日本で一番支援されてる人だからよくわかるんですが、クラウドファンディングにはクラウドファンディングの戦い方がある。
あそこに企画を投げたら自然とお金が集まるわけじゃない。
あれは金の成る木じゃない。
もっと具体的な話をすると、クラウドファンディングで支援のブレーキを踏ませている一番の原因はログインだから。
クラウドファンディングを学ぶことをしてこなかった、もしくはクラウドファンディングを否定し続けたあなたのコミュニティには、クラウドファンディングのプラットフォームにログインしている人があんまりいないと思う。
その分だけ支援が集まらないですよっていう情報も今初めて知ったでしょ。
これから生きて行こうと思ったら情報っていうのは必要不可欠でなので僕たちは情報とトークテーマは分けて考えておいた方がいいです。
今取り扱っているものは情報なのかそれともトークテーマなのかっていうことで広告費で運営されている情報の多くはトークテーマだっていうことを知っておいたほうがいいと思います。
多くの人が取り扱っていると思っている情報それはほぼトークテーマだとトークテーマは自分の身を助けてくれるものではないですよっていうのが今日のお話でございました。
本日は、広告費で運営されている情報の価値ってというテーマでお話しさせていただきました。
西野亮廣エンタメ研究所では、私の最新ビジネスに関する企業、毎日2000文字3000文字起こしておりますので興味がある方は覗いてみてください。
それでは素敵な1日をお過ごし下さい。
キングコングの西野亮廣でした。
じゃあまたね