ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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「何かを始める」は難易度が高すぎる
昨日、サロン限定 Twitter の方サロン分かっと言ってるやつ、の方でちらっと呟いたんですが、時々ねあのーまた同じ話をしやがって的なまそういうきつい方じゃないですが、また同じ話ししてるみたいな指摘をして僕受けることがあるんです。
実際に僕は同じ話をすることがあるんでそう言いたくなる気持ちですごくわかるんです。
ただ少しちょっとて厳しい指摘をさせていただくと、僕からすると、キングコング西野目線からすると、今あなたの周りが5年半遅れていてあなたは5年遅れていたよっていう話で。
つまり、これはあまり受け止めたくない事実かもしれませんがあなたのアンテナに引っかかるまでにも同じ話を何百回何千回してきたよっていうことです。
それでようやくあなたのアンテナに引っかかったんですよね。
その同じ話をするのはアウトっていうルールを敷くのであればそう、例えばキングコング西野が、クラウドファンディングの戦い方ってこうだよねっていう話を終えるのは2013年の1月です。
同じ話は一回で終わりって言うんであれば、もうクラウドファンディングの戦い方は今から7年以上前です。
そのクラウドファンディングっていう言葉すら知らなかった人が殆どだと思うねとか言われたぐらいなんでそこで説明を止めていたらそこでわかる人だけわかればいいっていうこと僕がやっていたら時代が前に進んでいなかったんだね。
なのでその話は聞いたよっていうマウントを取りたくなる気持ちは十分わかるんですが、そこはもう何だろう何もどんぐりの背比べみたいなもので。
あなたもたくさんの人が我慢してくれたことによって知識を得れたのだからちょっとだけ付き合ってあげてっていうのが僕からの返事です。
キングコング西野の根口から現在進行形の新しい話を聞きたいのであればオンラインサロンを除いてくださいっていうことになります。
そう、新しいこととかで僕自身もまだ仕上げていることしか喋っていないので実験中のことしか喋っていないので新しいこと聞きたければそっちっていうところです。
情報の出しどころはボケてるんでこのラジオとかブログとかは何年も前の話をさせていただいていると。
新しい話をしてないよっていうことです。
興味がない人に情報を届けるには 同じ話をし続けるって事なんでこのラジオとかブログってもほぼ落語です。
落語に対して同じ話をしやがってとは言わないじゃないですか。
同じ話をするものなのでどういう切り口で届けるかっていう競技をさせてもらってますっていうところです。
ご理解頂けると嬉しいです。
そんなこんな、今日は、今日お話しする話も、おそらくこれは多分しちゃうね前に話したことなんですが、唯一無二のキャラクターになる方法いますがまあ君が何者かになる方法っていうお話です。
すごく重要な話だと思います。
今あって その国民総発信者が全員が発信すると SNS な YouTube なりなんだかわかんないすけどいろんな方法で情報を仕入れようと思ったらそれほどコストはかからないし情報を発信するのもコストがかからないと。
この時、まず僕たちは物語と物語というものと情報っていうもの分けて考えたほうがいいなと思っていて。
例えば僕はある開発室っていう同じ皿に入っているんですが、そこでは、漫画サイトのあるの、開発の裏側だとかそのあるが新しく仕掛けるプロジェクトがうまくいったりいかなかったりって郵送するスタッフさん、人間模様が見れて俺はけいこかなり面白くて、ここで僕が選んでいるのは情報っていうよりも物語です。
漫画とかドラマとかに近い漫画とかドラマとか見てる 実際 いっていうのは、本人かもしくは本人に近い場所にいる人しか発信できない内容なので価値があると思うんだから僕はある開発したら入ってるんですけどこら価値があると思うんですが、一方で情報っていうものは誰でも発進できてしまうので情報自体にはそれほど価値がない。
でも例えば持ち家と賃貸どっちが得かみたいな情報とかまこんな情報だよほらあのネット上にも山ほど転がっているんで。
あとはもう誰が言うかっていう勝負になってくる。
つまり今何かを発信することで支持を得ようと思ったらまずはこの誰かにならなきゃいけないっていうところです。
この時に求められるのはポジション取りでキャッチーな言い方をするとキャラクターどういうやつ買っていう問いに対する答えです。
ここを出さなきゃいけない。
でも自分のキャラクターを確立するのって難しくないですか。
元々ね金持ちの家に生まれたとかびっくりする大貧乏の家に生まれたとかめちゃくちゃイケメンとか美女とかまたはキャッチーなビジュアルを持っているとかそういったものがあればいいですがほとんどの人が元々持ち合わせてるポテンシャルなんて中肉中背の中流階級じゃないですか。
僕にしたって田舎のうつら貧乏人の激ハンサムなんで明日はちょっと弱いんです。
キャラクター獲得する話なんですが、やり方が確実にあって、結論を申し上げますとやらないことを決めるっていう子のやらないことを決める。
やることを求めてしまうとキャラクターを構築するためにやることを求めていくとキリがないんです。
そうじゃなくてやらないことを決める。
例えば 僕が絵本作家としてデビューしたときに最初に、0.03ミリのボール。
そうないって言うこと決めたんです。
すんなり色は使わないと絵の具は使わないと結構きつくって、だってその夕焼けのシーンを描かなくちゃいけなくなった時にそれでも自分は黒のボールペンしか使えない訳じゃないですか。
オレンジの絵の具使えないんですよ。
でもこの瞬間に唯一無二のキャラクターが生まれるんです。
つまり僕の場合で言うとどういう感じでこのボールペンの線を重ねたら黒のボールペンだけで時間を出せるかっていう試行錯誤を始めるころオレンジの絵の具を使える人は一生縁当たらない問題です。
つまりオレンジの絵の具を使える人は手に入れられない才能です。
このやらないことがある制限の中での試行錯誤をずっと繰り返しているうちに西野の絵本って白黒だけど色が見える。
これが唯一無二のキャラクターの作り方です。
それとか、時事ネタを切らないとか決めるんですよ。
一番バズるじゃないですか。
世間の興味があるところなんで。
そこにコメントするのが一番底にコメント載せていくのが一番バズりますよね。
でもそこには手を出さないと決めちゃうとなってくると今はまだ世間に興味が持たれていない素材をどうにかこうにか加工して世間が反応するレベルまで持って行かなくちゃいけない。
この作業で手に入る能力ってそもそも時事ネタを切らないって決めたから手に入ってるじゃないですか。
この能力でつまり、制限というものが才能とかキャラクターオウムっていう話です。
実は実は自由っていう環境からは何でもしていいよっていう環境からは才能とかキャラクター生まれに生まれない。
とは言い切れないですけど極めて産まれにくい。
時遊館でやることを決めて何者かになろうとするのはこれ難易度高すぎるんで何者かになりたいと思うのであればやらないことを決めて首を絞めた方が手っ取り早い。
というわけで今日は君が何者かになる方法というテーマでお話しさせていただきました。
結論は、やらないことを決める結構僕やらないこといっぱいある芸能人の 口挟まないとか色々あるんですが、通り作る時はハッピーエンドしか作らないとか。
それによって結構道が制限されてしまうんですが、そこで首がしまったことによって生まれるものがあるんで。
そこで生まれたものがオリジナルのキャラクターになるのでこれは結構やらないことをするっていうのは結構お勧めでございます。
応援しております。
素敵にお過ごしください。
キングコングの西野亮廣でした。