『想い』を生産することに費やすコストはケチらない方がいい【西野亮廣エンタメ研究所 投稿共有】

西野亮廣エンタメ研究所過去の記事

西野亮廣エンタメ研究所の1年前の投稿を公開しています。毎日、学びになる本気の投稿が見れます。下手なビジネス書より月額1000円のオンラインサロンがおすすめです!

[aside]リンク

月額1000円のオンラインサロン[西野亮廣エンタメ研究所]

[/aside]

 

12月19日(木) ※12月20日以降は『いいね』を押さないでください。
━━━━━━━━━━━
おはようございます。
実はコッソリとロボット開発を進めていたキングコング西野です。
さて。
突貫工事でスタートさせた分際で、『SHIBUYA FREE COFFEE』が話題です。
http://nishino.thebase.in/items/25259446
今日はこの『SHIBUYA FREE COFFEE』の地下一階で、お手伝いロボット『キャンディ』の「サビ加工ワークショップ」が開催されます(※参加チケットは完売)。
突然、出てきましたが、『キャンディ』は僕が描いた絵本『ジップ&キャンディ』に登場するお手伝いロボットです。
僕らはイベントに登壇する時や、会議の時などにプロジェクターを使うのですが、あのデザインがどうも気にくわなくて、「ロボットがテクテク歩いてきて、そのロボットの目がプロジェクターになっていて、目から映像が映し出されたら、超イカすんですが、そういうロボットって作れます?」とスタッフさんに聞いたところ、「できますね」と返ってきたので、(歩かせる必要もないのに)歩くプロジェクターロボット『キャンディ』の開発を無駄にスタートさせました。
「絵本に出てきたキャラクターを実際の世界でも登場させてやろう」という毎度おなじみの悪ノリです。
今回、『SHIBUYA FREE COFFEE』に登壇するのは、そのパイロット版で、まだ歩きもしませんし、プロジェクターも搭載しておりません。
ただのディスプレイです。
本来、グッズショップ(コーヒー屋)にロボットなど必要ないので、「どこにコストをブチ込んでるんだよ」とツッコミたいところですが、僕の活動は勿論のこと、『SHIBUYA FREE COFFEE』は「いつも面白いことをしている」というブランドになることや、「このロボットはキャンディという名前でね…」といった具合に“語りシロ”を作ってあげることが非常に重要だと思っていて、今回のコレは必要経費だと判断しています。
「商品を売る」と「おみやげを売る」は、「素材を売る」と「思い出を売る」ぐらい意味が大きく違っていて、後者は【物語】や【特別な体験】が伴って初めて成立します。
『SHIBUYA FREE COFFEE』のコーヒーは本当に美味しいですが、コーヒーの味で勝負してしまうと、コーヒー屋さんとの競争に入ってしまうので、コーヒーを「コーヒー」として売るのではなく、コーヒーを「『SHIBUYA FREE COFFEE』に行った時の【おみやげ】」として売ることが大切だと思います。
この話の流れで、ついでに言っちゃいますが…
今、『SHIBUYA FREE COFFEE』で100円で販売する新聞(号外)を刷り直しています。
(※画像を添付しています)
こちらの新聞は4年くらい前に、オンラインサロンメンバーの方から「ウチの8歳の息子がサンタクロースの存在を疑い始めています。。」と相談を受け、日帰り弾丸ツアーで北海道・稚内にあるトナカイ牧場に飛んで、撮影して作った嘘新聞です。
「12月24日の夜にスピード違反で捕まった男が、よくよく見るとサンタクロース(山田玄寿)じゃね?」という遊びですね。
相談者の方には「この新聞を、息子さんに見つかるように、お父さんがいつも読んでいる朝刊に挟んでおいてください」とお返ししました。
「嘘はついちゃいけません」と子供に教える全ての親が唯一つく嘘が『サンタクロース』で、このことを因数分解すると、「人を悲しませる嘘はついちゃいけません。楽しい嘘はオッケー」という答えが割り出されます。
僕に子供がいたら、子供が中学生になっても、高校生になっても、大学生になっても、社会人になっても、毎年あの手この手で「サンタクロースはいるよ」という嘘をつくことで、子供とコミュニケーションをとりたいと思っていて……そのネタの一つがコレです。
昨日、スタッフさんに「この新聞の日付を書き直して、刷り直して、『SHIBUYA FREE COFFEE』で売ろうよ」とお伝えしました。
さっそく動いてくださり、早ければ今週中には店頭に並ぶと思います。
グッズで『嘘』を売ってみます。
話をまとめますね。
お手伝いロボットの『キャンディ』の開発にしたって、嘘新聞の製作&販売にしたって、確実にモトは取れないし、グッズショップ(コーヒー屋)に要らないといえば要らないんです。
しかし、それはあくまで『数字』の話で、ここからの時代のサービス提供者が気をつけなきゃいけないのは決して数値化されることはない、お客さんが支払っている『想い』の部分で、『想い』を生産することに費やすコストはケチらない方がいいと思います。
『SHIBUYA FREE COFFEE』は温かい店にしたいです。
応援宜しくお願い致します。
▼『コーヒーを50人に贈れる権』
http://nishino.thebase.in/items/25259446
現場からは以上でーす。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる