ダウンタウン松本人志から学ぶビジネス戦略【西野亮廣エンタメ研究所 投稿共有】

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10月1日(火) ※10月3日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
物忘れ&ダブルブッキングの帝王・須藤マネージャーから「来年の○月に大阪で光る絵本展をやりましょう!」とLINEがきたので、「作品は今、国内外を回っているけど、その期間は(作品のスケジュールは)空いているの?」と訊いたら、「空いています!」と返ってきましたが、空いていませんでした。
どうか助けてくださいキングコング西野です。
さて。
今日は僕が大好きなダウンタウンの松ちゃんについてお話ししたいと思います。
『ダウンタウン松本人志から学ぶビジネス戦略』というテーマです。
(※めちゃくちゃリスペクトを持って書いている文章なのに、途中で切り取られて歪んで伝わると嫌なので、今日の記事は一年後も公開しないでください)
松本人志という芸人が天才であることは国民全員が知るところですが、「具体的にどの部分の才能が秀でているのか?」は、あまり議論されていません。
秀でている部分を明確にしてしまうと、秀でていない部分にも光が当たってしまうので、なんとなく議論しちゃいけない空気が芸能村には流れていますが、僕は“芸能好きの芸能村の外の人間”なので、ここは遠慮なく、大好きな松本人志を分解してみます。
ビジネスマンが松本人志から学ぶことは「孫子の兵法」ぐらい多くて、結論から言うと、松本人志がずーっとやっていることは、以下の2つです。
①競争に参加しない
②自分が勝つ競技を作る
彼が競争に参加していたのは、競争に参加せざるをえなかった若手時代だけで(5年目ぐらいまでで)、そこからは見事に②にシフトしています。
『大喜利』という競技を作り、
『すべらない話』という競技を作りますが、
『歌ネタ王』という競技は作らないわけですね。
『自分が勝つ競技を作る』と表現しちゃうと、捉え方によっちゃあ「ズルい!」みたいな声が出てくるのですが、歴史をふりかえると、天下の大将軍もGoogleも、ずーっとその戦いを続けてきました。
格闘家は「いかにして相手を自分のフィールドに持ち込むか?」「いかにして戦わないか」という戦いを続けています。
戦っちゃダメなんです。
松本人志という人は、「芸人が参加したくなる競技」を作るのが本当に上手くて、芸人は皆、彼が勝つ競技に参加しちゃうんです。
松本人志が天才で、今も王者たる所以です。
好きです、ホントに。
ただ、僕は評論家ではなく表現者なので、勿論、「松本人志はココがスゴいんだよ~」で終わらせるつもりは毛頭ありません。
能力の輪郭が分かったら、次にやることは、「表現者として、どう攻略するか?」ですね。
まずは、彼が用意した競技には徹底的に参加しない。
そして、共演する時は、自分のフィールドに誘い込む。
先日の『ダウンタウンなう』に出演が決まった時に、打ち合わせでスタッフさんにお話ししたのは、知識と経験で僕がマウントがとれてしまう事柄だけで、それがそのまま坂上忍さんが持っていたトークキッカケのフリップに反映されたわけですね。
ディズニーであろうが何だろうが、「巨人の崩し方」は確実に存在して、その時、僕らが押さえておかなくちゃいけないポイントは、「巨人は自分が崩されない競技を用意していて、その競技を世間のスタンダードにしている」ということです。
いつの世も戦に負けているのは、戦に酔っている人間で、弱い僕らは、手持ちの能力と相談しながら、冷静に巨人の動きや身体のバランスを見て、自分のフィールドに持ち込んで、「戦わない」ということがとても重要だと思います。
現場からは以上でーす。

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