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9月9日(月) ※9月11日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
ハチミツ屋の西野です。
さて。
こうして毎日記事を更新していると、やはり自分の中でも「今日は良いスイングができたなぁ」と思うことがありまして、振り返ってみると海外滞在中が良いスイングかできています。
それもそのハズ、海外には『課題』がたくさん残っているんですね。
現在、僕らが向きあっている「ラオスの教育の問題」や、「フィピンの貧困問題」などです。
もっとも、日本は日本で「まもなくやってくる超高齢化社会をどう生きるか?」という、とんでもない課題があるのですが、とはいえ、僕らの父ちゃん母ちゃん爺ちゃん婆ちゃんがメチャクチャ頑張って様々な課題を解決してくれたおかげで、「食うモノがない!」「寒くて死ぬ!」みたいなレベルからは一つ上に上がり、今は『比較的、課題が少ない国』です。
(※だからと言って、「日本の課題はどうでもいい」という話ではありません)
海外を歩き回っていると、「教育が行き届いていないから、貧困から抜け出せない」「貧困から抜け出せないなら、少女が買われる」という、“真っ先に解決しなければいけない課題”に出くわします。
口酸っぱく言っていますが、エンターテイメントは安心安全の上に初めて成り立つ代物ですから、エンターテイメントを届ける為には、“真っ先に解決しなければいけない課題”と向き合わなければなりません。
僕が生きているうちに終わらせたいのは、『貧困』と『戦争』、ついでに言うと『ゴミ問題』です。
昨日まで、お邪魔していた『ニウエ』には、僕らが想像する一般的なゴミ処理施設はなく、「ゴミは山奥(一ヶ所)に集めて、焼く」という方法がとられていました。
今はまだ平気ですが、もちろん、このまま続けると土壌汚染…果ては、あの世界一透明度の高い海が汚れてしまいます。
なんの因果か、ゴミの問題を抱えているニウエと出会い、そして、その男が『ゴミ人間と掃除屋の物語(えんとつ町のプペル)』を描いているというのですから、ここはスルーできません。
ニウエのゴミ山をボケーっと見ていて、「面白いなぁ」と思ったのは、1500人の国民が出したゴミが、“個人を本気を出せば解決できる量”だったことです。
僕世代より上の人は想像できるかもしれませんが、昔、全校生徒700~800人の学校のゴミが、そこそこコンパクトな焼却炉で解決できていたじゃないですか?
あのイメージです。
そこで、今回の旅をアテンドしてくださったニウエの首相補佐官のタイチさんに「たとえば僕らが、焼却炉(分解炉)を寄贈するとなったら、ニウエは受け取ってくれるんですか?」と聴いてみたところ、「メチャクチャ喜ばれると思うよー。首相に話してみるね」と返事が返ってきました。
太陽電池でまわる高性能の焼却炉(分解炉)の値段を調べてみたところ、1000万円ぐらいだったので、またリターンで身体でも売って、クラウドファンディングでお金を集めて、ニウエに焼却炉(分解炉)をプレゼントしてみようかなぁと思っております。
たった1000万円で、あの青い海が守れるのなら、安いもんです。
そして、その進捗状況を、こうしてオンラインサロンのコンテンツ(読み物)として皆様に共有すれば、僕の活動がボランティアではなく、キチンとビジネスとして回るので(ここが大事!)、持続可能となります。
手始めに、ニウエからゴミ問題を解決しようと思います。
僕の次の肩書きは、「ゴミ処理場のオジサン」です。
ゴミ処理場のオジサンが漫才や絵本やミュージカルや映画を作っていると、デタラメで面白そうですね(*^^*)
とりあえず、これからニウエ政府と話をまとめて、「GO」が出ればソッコー動きます。
その時は、また共有しますね。
現場からは以上でーす。