西野亮廣エンタメ研究所の1年前の投稿を公開しています。毎日、学びになる本気の投稿が見れます。下手なビジネス書より月額1000円のオンラインサロンがおすすめです!
[aside]リンク
[/aside]
7月11日(木) ※7月13日以降は『いいね』を押さないでください。
━━━━━━━━
おはようございます。
昨夜の「学生インターン応募者対象のジョギング大会」にて、なぜか追い込まれて、自分の性生活を喋らされてしまったキングコング西野です。
学生、こわい。。
さて。
先日、映画『えんとつ町のプペル』の絵コンテ試写がありました。
台詞を吹き込んだ絵コンテを繋いで動画にしたものを観る会です。
ここで大体の雰囲気を掴んで、再び僕が台本の修正をするわけですが、動画を観た率直な感想は「始まるまでが長い」でした。
ここに関しては、「『文章』と『動画』で、こんなにも違いがあるのか!」という驚きがあったのですが、台本(文章)では待つことができたのに、それが動画になった瞬間に全然待つことができなくて、自分で書いた本のくせに「かったるいな、クソが」と思ってしまいました。
原因としては、長年形を変えなかった紙媒体に比べて、YouTubeやInstagramやTikTokなどの動画まわりのテクノロジーが、ここ数年で大幅に進化したことが大きいと思います。
なんとなくこんな感じです。
【10年前】
《小説》→物語が始まるまで10ページぐらい待てる。
《動画》→物語が始まるまで5分ぐらい待てる。
【現在】
《小説》→物語が始まるまで8ページぐらい待てる。
《動画》→物語が始まるまで1分しか待てない。
時間の価値は上がっているので、どちらもエンタメに許される時間は短くなっているのですが、「動画の方が、より時間にシビアになっている」という印象です。
「文字だとギリギリ待てるけど、動画は無理!」という話ッス。
エンタメを提供する人間としては、この時間は絶対に見誤っちゃダメで、試写の途中で映像を止めてもらい、「オープニングの5分をバッサリ切りましょう」とお伝えしてみました。
当初予定していた「そもそも『えんとつ町』が、どういう経緯で誕生したか?」は、小説で描いて、映画では全カット(※この辺は、血も涙もありません)。
映画では、絵本同様、心臓がゴミ山に落ちてきたところからスタートして、『竜巻のようにゴミを巻き込んで、ゴミ人間が誕生するシーン』を“ツカミ”にしようと思います(※ここまでが1分)。
その後の展開が絵本とは違うので(ラストシーンなんて全然違う)、絵本と同じようなスタートを切っても、絵本ファンの方にも喜んでいただけると思います。
完成品を観て判断していただきたいのですが、今回の決断は、けっこうイイ判断だと思います(*^^*)
今はまだ絵コンテすぎるので、もう少し、見せられる状態になったら、サロンメンバーの皆様には映画『えんとつ町のプペル』の制作過程をバンバン共有していきますね。
とりあえず国内で1000万人を動員したいです。
お店をやられている方へ。
映画『えんとつ町のプペル』のポスターを貼る壁を空けておいてください。
今回の勝負は勝たせてもらえると嬉しいです。
日本でメガヒットさせて、そのまま世界に持っていきます。
現場からは以上でーす。
【追伸】
明日から二日間、北海道の大樹町に行きます。
帰ってきたら、『占いフェス』で、かき氷屋さんのアルバイト。
どこかで会えると嬉しいです(*^^*)