「ヒット作」をとるか、「作家の物語」をとるか?【西野亮廣エンタメ研究所 投稿共有】

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2019年5月20日(月) ※5月22日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
歴史上の人物で一番好きなのは織田信長で、好きな理由が「カッコイイから」であるキングコング西野です。

さて。

いよいよ今週、文庫本『新・魔法のコンパス』が出ます。

『文庫本』といっても、昔出した本の「小っちゃい版」というわけではなく、最初から最後まで全部書き直したので、言ってみりゃ『新刊』です。
対象年齢を「小学生高学年以上」とした、1時間半ぐらいで読める「お金と広告の本」です。

芸人や絵本作家や酔っ払い活動の傍ら、今作を含めて、これまで4作品ほど「ビジネス書」と言われるようなものを書いていまして…

『革命のファンファーレ』(17万部)
『新世界』(13.5万部)
『バカとつき合うな』(20万部)
『新・魔法のコンパス』(20万部)

といった調子で、よくよく考えてみたらメチャクチャ売れっ子のビジネス書作家をやらせてもらっています。

出版社さんからすると「ドル箱作家」という扱いになるそうで、僕がビジネス書を出すことを決めたら結構喜んでもらえるのですが(いやはや、ホントに恐縮です…)、ビジネス書の執筆活動は今回を最後に一旦お休みしたいと思っています。

僕の頭の中に常にあるのは『西野亮廣エンタメ研究所』のことで、ここのサロンが大きくなればなるほど、サロンメンバーの皆様に提供できるエンタメの規模が大きくなるので、正直な話をすると、『西野亮廣エンタメ研究所』の入会者の導線となっている「ビジネス書」を手放すのは少し痛手です。

ですが、考えていることがあります。

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「ヒット作」をとるか、「作家の物語」をとるか?
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オンラインサロンのオーナーがサロンメンバーに売らなければいけないのは(見せなければならない姿は)、『サロンオーナーの漫画のような物語(人生)』で、勝ち馬に乗るサロンオーナーなんて応援する気にはなれません。

ビジネス書を出して、ヒットさせて、その本の巻末にオンラインサロンの案内の一つでも書いておけば、入会者は増えるかもしれませんが、すでに入会しているサロンメンバーからすると退屈で、つまるところ、これは「『ヒット作(新規入会者)』をとるか、『作家の物語(サロンメンバーの満足度)』をとるか?」という天秤です。

イケイケGOGOな西野亮廣ではございますが、僕が選ぶのは後者で、この場面では「オフェンス」よりも「ディフェンス」を選んだ方が、強いチームに繋がるだろうなぁと判断しました。

伝記の作り話だとは思いますが、ハチャメチャでお馴染みの幼少期の織田信長が、河原の「石合戦」で、皆が石を投げ合う中、一人、怪我人の救護(ディフェンス)にあたっているシーンを見て、子供の頃に衝撃を受けて、「コイツ、ハチャメチャだけど、メチャクチャ繊細じゃん!」と興奮したことを今でも鮮明に覚えています。

あいつ、結構やりますね。

「ディフェンス」というのはネガティブな響きがありますが、「何もしない」というわけではなくて、「身内に矢印を向けたアクションを起こす」という話です。

今ココにいる2万5000人のサロンメンバーの気持ちを最優先するのであれば、僕がやらなきゃいけないことは、「勝ち馬に乗る」ことではなくて、「答えが見えない挑戦に賭ける」ことで、とりあえず10月24日から5日間「エッフェル塔」をジャックして個展をしますし、今日からは、美術館の館内をウロウロするお手伝いロボット『キャンディ』の開発をスタートさせます。

ビジネス作家を一旦引退して、僕はロボット博士になります。
現場からは以上でーす。

【追伸】
とはいえ、『新・魔法のコンパス』は一生懸命書いたので、手にとって読んでください(*^^*)

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