物語をのせて広告効果を上げる

西野亮廣エンタメ研究所過去の記事

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10月21日(水) ※10月23日以降は『いいね』を押さないでください。

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こんにちは。

オシャレなホテルに備え付けてあるシャンプーとリンスとボディーソープのパッケージがオシャレな筆記体すぎて、結局、シャンプーとリンスとボディーソープの区別がつかないキングコング西野です。

#オシャレすぎる筆記体反対

記事の投稿が遅くなってすみません。

二日酔いに加えて、映画『えんとつ町のプペル』の楽曲の追い込み作業をしとりました。

(※バチクソいい曲ができたよ!)

そんなこんなで、今日は『物語をのせて広告効果を上げる』というテーマでお話ししたいと思います。

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▼ どこに広告を出すか? どんな広告を出すか?

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このサロンは僕が手掛けているエンタメの裏側をお届けすることに重点をおいているのですが、その部分部分を抜き取ってもらって(※使える部分を選んでもらって)、サロンメンバーさん自身のサービス・生活に転用していただけたら嬉しいなぁという下心があったりします。

今日は、サービスを届ける上で、とってもとっても大切な「広告」の話です。

#実は西野ったら国内最大の広告賞をとってるんですよ

当たり前の話ですが、広告というものは「出せばOK」の世界ではなく、「広告効果のある広告」を出さないと意味がありません。

まずは、おもくそ基本だけど、結構な割合でドジってしまっている「どこに広告を出すか?」が大事です。

サイクリング雑誌のポスターを貼るのなら、「本屋さん」じゃなくて、「サイクリングショップ」の方が広告効果は高いでしょう。

「どこ」には『時間』も含まれていると思います。

たとえば「転職サービス」の広告を出すのならば、(少し気が重い)月曜日の方が広告効果は高いでしょう。

【キャリオク】

キャリオク
入札制度で次のステージへ。キャリオク 入札制度で次のステージへ。「キャリオク」はSBヒューマンキャピタル株式会社が運営する業界初オークションシステム採用の転職サイトです。正社員でキャリアアップを目指す...

このように同じ広告でも「出す場所」次第で、広告効果が上がったり下がったりするので、お客さんの心理や状況など何も考えずに「本の広告だから、本屋さんに出しちゃえ~!」というのは、かなり乱暴で、無駄が多いです。

次に「どんな広告を出すか?」も非常に重要です。

#さっきから当たり前のことを堂々と言っています

たとえば、オンラインサロンの広告を出すのなら、「学びに月額費を払える人→働いている→忙しい→動画を見る時間がそんなに無い」と考えて、時間を奪わない『音声』か『文章』が相性が良いと思います。

音声は「ながら聴き」できますし、

文章は、読み手のペースで進めることができます。

動画は時間の支配権が配信者にあるので、忙しいお客さんとの相性はあまりよくありません。

「どこに広告を出すか?」も「どんな広告を出すか?」も、いずれも、ターゲットとなるお客さんに憑依して、お客さんが朝起きて寝るまでの行動をリストアップして、その動きに合わせた広告を打つ。

とにもかくにも「お客さんに目線」

これに尽きます。

(※余談ですが、僕はYouTubeアカウントを二つ持っていて、一つはプレミアム会員(広告が付いてないやつ)で、もう一つは普通のやつ(広告が強引に入ってくるやつ)です。

二刀流にすると、「ノイズになる広告の差し込み方&内容」が可視化されるので、結構、勉強になります)

話を戻します。

今日の本題はここからなんです。

#前置きが長くなりましたが

#ご安心ください

#本題は短いです

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▼ 物語をのせて広告効果を上げる

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広告と聞けば「テレビCM」や「駅看板」をイメージしちゃいますが、ああいうのは、言ってしまえば「完成品」でして、当然、テレビCMを出すまでには多くの人が動いて、駅看板を出すまでにも多くの人が動いています。

ある日、ある瞬間、突然、パッと「広告」が誕生するわけではなくて、誕生までには「過程」が必ずあるんですね。

絵本や映画といった「作品」の場合だと、「制作過程からお客さんを巻き込む」というのが最近は主流になってきましたが(※これは絶対に西野の功績!)、「広告」は「広告を出す過程からお客さんを巻き込む」が、まだまだ浸透していません。

しかしながら、広告を出す過程からお客さんを巻き込むことに成功すれば、広告を出す前から広告ができるわけで、当然、広告効果は上がります。

お客さんを巻き込んでいれば、「出された広告」の写真を撮りにいくお客さんも出てくるでしょう。

その分かりやすい例が、今、ウチの田村Pが仕掛けているプロジェクトです。

(※こちら↓)

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映画を公開する西野亮廣に 「めちゃくちゃ応援してる」 ってどうしても伝えたい | FANY crowdfunding(ファ... キングコング西野亮廣のスタッフの 田村有樹子です。 私の人生を変えてくれた西野亮廣の 力に少しでもなりたい。

「今年の『天才万博』に来られる2622名のお客様全員に映画『えんとつ町のプペル』のムービーチケットをプレゼントしたい!」というクラウドファンディングを立ち上げ、見事に目標金額達成。

それだけでは収まらず、ついには「六本木ヒルズのド真ん中に映画『えんとつ町のプペル』の広告を個人で出したい!」とデタラメなことを言い出しました。

六本木ヒルズのど真ん中に広告を出すのは、もろもろ1000万円以上かかるそうです。。

#半端ねえな

2622枚のムビチケに加えて、六本木ヒルズの広告ですので、もう……とんでもない金額になります。

ここで考えるべきは、

①「映画の制作費でヒルズに広告を出す」

②「田村さん個人でヒルズに広告を出す」

……の二つを並べた場合、どちらの方が広告効果があるか?です。

おそらく、「映画の制作費」は、お客さんには「誰のお金でもないお金」という感じで捉えられていて、個人と変わらず身銭を切っているのに、身銭を切っているように思われずに、「応援シロ」がありません。

「潤沢にある予算の中から出したんでしょ?」と思われてしまうわけですね。

#そんなこと無いのよ

#カツカツだから

一方で、「田村さん個人が広告を出す」となると、身銭を切っている感が半端なく、そこには「応援シロ」しかない。

広告を出すまでの物語が、すでに広告になっていて、六本木ヒルズの真ん中に広告を出した日にゃ、田村さんを支援した人達が広告の前に集まり、写真を撮り、拡散するでしょう。

しかも、自分で広告を出すより、他人に広告を出してもらった方が広告効果が高い。

ならば、ここは田村さんに甘えて、今度、田村さんが何かをする時に僕個人が広告を出した方が良さそうです。

広告を出す時は、広告を出すまでの物語をのせた方が絶対に広告効果が高い。

同じ金額で、同じ場所に、同じ広告を出しても、そこに物語があるか否かで、広告効果が変わってくるので、「どこに広告を出すか?」「どんな広告を出すか?」に加えて、「どんな物語をのせた広告を出すか?」はチェック項目に入れておいた方がいいと思いまーす。

田村さんが六本木ヒルズに広告を出すまでの物語は田村さんのオンラインサロンで覗けるので、要チェックです。

田村サロンはこちら→https://salon.jp/tamura

現場からは以上でーす!

【追伸】

サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

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