ボイスメディアVoicyの「西野亮廣エンタメ研究所」チャンネルの文字起こしメモをしています。ほぼ写経のような感じでやっています。書き損じはご愛嬌で。
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やってはいけないこと
おととい、僕が、ものすごーく怒った「インタビュー記事の改ざん問題」について、対処方法も気持ちもまとまったので、お話ししたいと思います。
まずは、何のこっちゃ分からない人の為に、もう一度、何が起きたかを駆け足で説明すると…
これは本当にインタビュー取材あるあるで、業界の悪しき習慣で、僕の友達も毎度泣かされているのですが……インタビュー取材で「ハズレのライターさん」というのがいて(ほとんどのライターさんは素敵です!)、そういう人に当たってしまうと、現場で喋ったことが、大きく捻じ曲げられて記事として出ちゃうんですね。
厳密に言うと、記事として出ちゃう前に、「原稿チェック」というものがあって、事前に記事が届くのですが、そこで、あることないこと書かれているもんですから、再び、本人が原稿を書き直さなきゃいけないんです。
「これって、何の時間?」っていう話じゃないですか。
取材で喋ったことを、そのまま文字にしてもらうだけでいいのに、ライターさんが色を付け加えちゃうから、その付け加えた部分を削って、元の文章に直すことにコストがかかっている。
ここに費やすコストの問題に関しては、後程もう少し詳しくお話しするので、なんとなく「手直し」のコストがかかっていることを覚えていてください。
そして、ここはキチンと整理しておきたいのですが、たとえばテレビに出させていただく時などは「ディレクターが編集する素材」として出ているんですね。
当然、死ぬほどスベる時もありますし、『ゴッドタン』の収録なんかは、編集無しでお届けしたら「ほぼほぼ肛門しか映っていない」という大変なことになりますから、そこは編集に助けてもらって、僕らは現場で頑張るだけ頑張って、「あとは煮るなり焼くなり、好きにしてください」といった感じです。
そりゃ、時々、編集の肌が合わないディレクターさんがいるのですが、そこは「相性の問題」で、「ああ、今回のスタッフさんとは肌が合わなかったね」というだけなんです。
テレビは、そういう感じで株を持ち合っています。
一方で、インタビュー取材というのは厄介で(※いや、そのまま書き起こしてくれたら何も厄介じゃないんだけど)、まずは「ドキュメンタリー(本人が話した言葉)」として届けられる。
それなのに、ライターさんが全て創作することができる。
極端な話、西野のインタビューカットの写真さえ撮ってしまえば、あとはライターさんがゼロから100まで文章を作れちゃうんです。
そして、タチの悪いことに、「自分の色を出したがるライターさん」というのがいる。
いやいや、ライターさんの言葉として文字になっていたら何の問題もないですよ。
そうじゃなくて、「西野の言葉」として、ライターさんが色を出してしまう。
昔、敬語を取っ払われて、一人称を全て「俺」にされることが結構ありました。
あと、不思議な関西弁。。
まぁ、そのへんは千歩譲って大目に見るとして、ツライのは「現場で喋っていないことを書かれる」です。
その記事は呪いのように後世に残って、読者の方から「あのインタビューで話されていた、あれって、どういう意図なんですか?」という質問が僕のところに届くんです。
僕は「ライターの捏造記事の尻拭い」を未来永劫し続けなきゃいけないんですね。
この尻拭いに費やすコストについても、後程詳しくお話しするので、なんとなく「尻拭い」のコストがかることを覚えておいてください。
過去にも、インタビュー取材であることないこと書かれたことがありました。
そこで、「どうして、現場で話してもいないことを書くんですか?」と聞いたら、「すみません、バズると思ったんで」と耳を疑うような答えが返ってきて、この人達は、人が数字に見えちゃっているのとしているのだな、と思いました。
それより何より僕は『言葉』を生業としている人間でして、たぶん、そのへんのライターさんよりも、お喋りも、文章も、上手なんです。
言葉を生業としている人間が紡いだ言葉を「素材」として、改ざんしちゃうのって、「ウーバーイーツの店員さんが配達中に味付けを変えちゃう」みたいなことですから、すんごい営業妨害なんです。
そんなこと絶対にしちゃダメじゃないですか?
でも、しちゃう人が一部いらっしゃる。
これまでにも、そういう事件は何度も起きていて、その都度、注意を繰り返していて、ついに(2〜3年前かな?)吉本興業の広報の責任者を呼び出して、「僕がインタビューで話したことに手を加えるのは辞めてください。それが守れないのであれば、僕は今後、全ての取材を受けません」と最後通告をししたんです。
そこで「もう金輪際しません。もし、ライターが西野さんのインタビュー記事に手を加えても、2重チェック体制で、現場で喋った言葉に戻すようにしますので。あと、各媒体にも、西野さんの言葉にはくれぐれも手を加えないように、伝えます」と言っていただけたので、グッと我慢して、もう一度、インタビュー取材というものと付き合うことにしたのですが……今回、またまた同じような事故が起きた。
今回は本当に酷くて、僕が他のインタビューで喋ったことや、ブログに書いたことを、僕の言葉の中に混ぜ込んでこられました。
とにかくシッチャカメッチャカな文章にされて、そして必殺の「原稿チェックお願いします」。
「流石に、これは酷いよね」ということで、インタビュー記事は、お蔵入りにさせていただいたのですが、お蔵入りにしたところで、インタビューに費やした時間は戻ってこない。
それより何より、「何年間も同じ事故が起こり続けている」ということが問題で、これは吉本興業の広報のマネージメントが機能不全を起こしているわけじゃないですか?
これを「マネージャーのお前のせいだ!」とはしたくなくて、「西野の言葉は絶対に手を加えちゃダメだ」というのがあるのに、吉本興業の社員は部署を移動させられまくるので、その「引き継ぎ」が上手く機能していない。
吉本興業のルールが変わらない限り、この事故は起こり続けるので、昨日、吉本興業と話して、僕のインタビュー取材のマネージメントに関しては吉本興業には外れていただくことにしました。
今後は、株式会社NISHINOが窓口となって、全ての取材に対応していきます。
…ていう話を、実は、昨日のYouTubeの生配信でしたら、「いやいや西野さん、吉本興業がとってきてくれる取材案件がなくなりますよ」と言われたんですけども……腹割って喋っていいですか?
多くの場合、僕のインタビュー記事の宣伝を一番しているのは、僕なんです。
その媒体よりも、僕個人の方が影響力があるんです。
それを言うと、「いやいや、ギャラを貰ってるんだから」みたいな、「お金で折り合いをつけろよ」的なことを言われるんですが、インタビューなんて無償だし、あっても「謝礼」ぐらいだと思います。
いくらかは知りませんが。
「記事」と「お金」ということだけで言えば、僕、自分のオンラインサロンに毎日記事を投稿しているのですが、だいたいサロンの一記事の売り上げが230万円です。
お金で折り合いをつけるのであれば、僕は、もっとサロンに集中します。
ライターさんが捏造した記事の「手直し」に時間がかかり、ライターさんが捏造した記事の「尻拭い」を延々とさせられて、そして、その記事(媒体)を西野が宣伝する。
それでも僕が、その仕事をやらせてもらっている理由は一つで、その媒体さんの応援です。
お金なんかじゃないです。
「お互い頑張っていきましょうね」という人間関係だけでやらせてもらっているので、「約束を守らない」が何度も続くと、一緒にやれないんですね。
昨日、吉本興業と話をして、西野の取材の窓口からは外れていただきました。
もしかしたら、それによって、僕の取材が減っちゃうかもしれないのですが、そもそも僕は他のタレントさんと違って表に出たい人間ではないし、発信したいことがあれば、自分のメディアで発信した方が多くの方に届くので、今後は、そうさせていただきます。
今回の件で、もしかしたら応援してくださっている皆様にご心配をおかけしたかもしれません。
ごめんなさい。
とりあえず、こういう感じで着地しましたので、御報告です。
引き続きよろしくお願いします。
西野亮廣(キングコング)
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
https://salon.jp/nishino
さておととい3日前かな。
僕がですねものすごく怒ったインタビュー記事の改ざん問題について対処方法も気持ちもまとまったので今日はそのお話をしたいと思います。
まだですねあのまあなんのこっちゃわからない人のためにもう一度今回何が起きたのかっていうことですね駆け足で説明するとですね。
本当にインタビュー取材あるあるなんですけれども業界の悪しき習慣なんですけれども僕の友達もこれによってもいいと泣かされてるんですけども。
インタビューして外れのライターさんっていう人がいて。
ほとんどの雷 ほんと素敵なんですよ。
外れのライターっていうのがいてそういう人に当たってしまうと現場で喋ったことが大きくねじ曲げられて記事として出ちゃうんですね。
ま厳密に言うと記事として出ちゃう前に原稿チェックっていうものがあって事前に記事が届くんですけどもそこであることないこと書かれてるもんですから再びですね喋った本人がですね現場で喋ったこと通りに原稿書きなおすんです。
これなんて話じゃないですか。
取材で喋ったことをそのまま文字にしてもらうだけでいいのになさんが色を付け加えちゃうからその付け加えた部分を削って元の文章に直すのにコストがかかっていると。
ここに費やすコストの問題に関しては後ほどもう少し詳しくご説明するのでなんとなくて直しのコストがかかっていることを覚えておいてください。
そしてですねまあここはきちんと整理しておきたいんですけど テレビに出るときはねあのディレクターが編集する素材として出ているんですね。
もうそこは割り切ってるんですよ。
だってこともありますしゴッドタンの収録なんかは編集なしでお届けしたらほぼほぼ金しか写ってないという大変なことないから。
そこはですね現場で頑張るだけ頑張って後は煮るなり焼くなり好きにしてくださいって言った感じですね。
それ時々ですね編集の肌が合わないんださんがいるんですけれどもそこは相性の問題で今回のスタッフさんとは肌が合わなかったねっていうだけなんですよ。
テレビが編集の素材として出させてもらってはお互いそういう関係だよねみたいな。
手を握れてると一方ですねインタビュー取材っていうのは厄介でそ。
のまま書き起こしてくれたら何も厄介じゃないんですけれども引退する際っていうのはまずはですねドキュメンタリー何時まで 本人が話した言葉として届けられると。
それなのにも関わらずライターさんが滑って捜索するほど文章なんで極端な話ですね2時のインタビューカットの写真さえとってしまえばですねあとはライターさんが0から100まで文章を作れちゃうんですね。
そしてたちの悪いことに自分の色を出したがるライターさんっていうのが一定数存在するんですね。
そのライターさんの言葉として文字になっていたら何の問題もないですよ。
その間さんまるまるさんがご自身の名前出されて5時の言葉でインタビューとして出てる何の問題もないと思うけども。
そうじゃなくて仁科の言葉としてライターさんが色を出して文章を書いちゃうと。
昔はねインタビューした子なんですね聞いてみたら全部全て ことがありましたいっていうのがあったと思うけど初めての不思議な関西弁にされるって結構ありました。
その辺はですねまあそう言って大目に見るとしてやっぱ辛いのはですね喋ってないことを書かれるって言う事ですね。
その記事っていうのはもう呪いのように残ってあのインタビューで話されていたあれってどういう意図なんですかっていう質問がですね僕のところに届くんですよ。
その記事を見た人からこれ未来永劫尻拭いをし続けなきゃいけないんですね。
コノシリヌグイに費やすことについても後ほど詳しく説明するのでなんとなくあの変な記事を書かれてしまうとそれを世に出されてしまうと未来英語お尻拭いをし続けなきゃいけないっていうとこにコストがかかるって事覚えておいてください。
過去にもですね 時代であることないこと書かれてなんで現場で話してもないことを書くんですかって聞いたらすいませんちょっとパズルと思ったんでその耳を疑うような答えが返ってきて。
向こうの人たちはもうほんと人を人として見てないんだなっていうこと思ったんですね。
あとそれより何より僕はですねことを生業としてる人間でして多分そんなライターさんよりもおしゃべりも文章もお客さんに伝えるのも上手なんですね。
言葉を生業としてる人間が紡いだ言葉を素材として解散しちゃうのっていつの店員さんが配達中に味付けを変えちゃうみたいなことですからすんごい営業妨害なんだね。
そんなこと絶対しちゃだめじゃないですか。
でも人がいるんです一部 そういうのが何度も来てね過去にで起きるたびに注意をして。
23年くらい前かなもう吉本興業の候補の人間を呼び出してと僕がインタビューで話したことに手を加えるなやめてください。
それが守れないのであれば僕は今後全ての取材を受けません。
と最後通告をさせていただいたんですね。
その候補のトップからみんなにもうそういう約束でやりましょうねって言う。
そこでですね吉本興業のスタッフの方から常に出しませんと。
もしライターが医者さんのインタビュー記事に手を加えてもう20チェック体制で現場で喋った言葉に戻すようにしますんで。
あと各媒体にも西野さんの言葉にはくれぐれも手を加えないように伝えますっていうこと言われたんでね。
もうここもぐっと我慢してもう一度インタビュー取材っていうもの 付き合うことにしたんですが今回またまた同じような事故が起きたと。
今回は本当に来て送って僕が他のインタビューで喋ったこととかブログに書いたこと僕の言葉の中に混ぜ込んできて。
もとにかくしっちゃかめっちゃかな文章にされてげんこちんこないして送られてる。
よさすがにこれはひどいよねっていうことでお蔵入りにさせていただいたんですがお蔵入りにしたところでインタビューに費やした時間戻ってこないと。
それよりなにより同じ事故が起こり続けてるって吉本興業のマネジメントが機能不全を起こしてるわけじゃないですか。
これをですねマネージャーのお前のせいだっていうことしたくなくてですね。
西野の言葉を絶対に手を加えちゃだめだっていうのがあるのに吉本興業の試合の部署異動させられまくるのでその引き継ぎっていうのがうまく機能してないんですね。
これ吉本興業のルールが変わらない限りこの時間怒りつづけるので。
昨日吉本興業とは話して僕のインタビュー取材に関してのマネジメントは吉本興業には外れていただ 言うことにしました。
今後はですね株式会社西浦窓口になって全ての取材に対応していきます。
実は昨日の YouTube の生配信したら嫌や西野さん吉本興業が取ってきてくれる仕事がなくなりますよって言われたんですけども、ここで喋っていつか多くの場合僕のインタビュー記事の宣伝を一番してるの僕なんです。
その媒体よりも僕の方が影響力あるんですそ。
れを言うといやいやギャラ貰ってるんだから見たいなそのお金で折り合いつけろってきなこと言われるんですが、インタビューなんてあってもしたいぐらいなんですね。
いくらか知りませんが出生地とお金ということで言えば僕自分のオンラインさらに毎日記事を投稿してるんですけども大体サロンの人記事が230万円ですねお金でお家着くはずないですよ。
ライターが捏造した生地の手直しに時間がかかってる間が捏造した生地の尻拭いをさせられて。
そしてその記事バイト西野が宣伝すると。
それでも僕が これをやらせてもらってその媒体さんの応援ですね。
お金なんかじゃないよ。
お互い頑張っていきましょうねっていう人間関係だけでやらせてもらっているので約束を守らないっていうのがあると一緒にやれないですね。
昨日吉本興業と話をして取材の窓口から外れていただいてももしかしたらそれによって僕の取材が減っちゃうかもしれないですがそもそも僕は他のタレントさんと違って表に出たい人間ではないし発信したいことがあれば自分のメディアで発信した方が多くの方に届くので今後はそうさせて頂きますね。
今回の件でねもしかしたら魔王にしてくださっている皆様にご心配をおかけしたかもしれません。
ごめんなさい。
とりあえずこういう感じで着地しましたのでご報告でございました。
引き続きよろしくお願いします。
というわけですねキングコングが吉本興業に激怒したことについてというテーマでお話しさせていただきました。
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それでは素敵な1日をお過ごしください。
キングコングの西野亮廣でした。
じゃあまたね