自分が今、20歳だったら何をするか【西野亮廣エンタメ研究所 投稿共有】

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9月18日(水) 9月20日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
新R25が「西野亮廣のココが嫌い!」というテーマで、ヤン君&田村Pを取材したら、そこそこバズると思っているキングコング西野です。
さて。
今日は「ディズニーランドの超えるなら、この方法じゃね?」というお話をしたいと思います。
僕は月に1度ほど、「自分が今、20歳だったら何をするかなぁ」ということを想像します。
15年前なら起業していたと思いますが、今、起業しても、30歳~50歳で起業する人に、体力勝負で負けそうなので(資金&人脈面で分が悪すぎるので)、起業しないと思います。
「芸人なのに『ひな壇』に出ない」も似たような理由です。
インターネットが始まって20年。
ぶっちゃけ、あらゆるサービスが“ほぼ”出尽くしたと思っていて、ここから巨人を倒すには、歴史や文化に“あやかる”しかなさそうなので、伝統工芸&伝統芸能の道に進むか、マジな話、(株)NISHINOに入社して、いい感じのポジションを獲得すると思います(今ならいけそうじゃん!)。
ウチのインターンの子達を見ていると、僕が20年かけてようやく作った「キングコング西野亮廣」という資源をピャッピャッと使っていて(めちゃくちゃイイ意味です)、鼻血が出るほど羨ましいです。
だって、大学生で数万人を動かしたり、数億円を動かしたり、エッフェル塔の個展の指揮をとるのって、普通、経験できなくね?
もちろん一概には言えませんが、「起業」はなんとなく30代以上の文化なので、やっぱり僕が今20歳だったら、歴史に寄生して、ガジュマルの木(絞め殺しの木)のように生きる道を選ぶと思います。
「ディズニーランドの超え方」も似たようなもので、いい土地(場所)は取られつくしているし、「テーマパークを作る」という物語は刈り取られつくしているので、ディズニーランドを越えることを考えた時に作らなきゃいけないのは『ハウステンボス』や『ジブリパーク』ではなくて、どちらかと言うと、歴史や、その土地の資源に“あやかった”『京都』や『別府』だと思います。
なので僕は「テーマパーク」ではなく「町」をせっせと作っているわけですね。
町には歴史がありますし、「現実とファンタジーを融合させる」という物語はまだ誰も手をつけていないので。
兵庫県川西市には山・川・森・ダムがあり、「源氏発祥の地」という歴史があり、こんなものはウン兆円を積んでも作ることができません。
インターンの子が「西野亮廣」という資源を使ってブイブイ言わせているように、僕も「川西市」という資源を使ってブイブイ言わせてようと思っています。
一昨日、とある大きな繊維工場の方々とお会いしました。
聞けば、プペル美術館の近くの土地を買って、そこに、工場を併設した『えんとつ町のアパート』を作られるそうな。
プペル美術館および世界絵本図書館のスタッフの制服のデザインを「えんとつ町の煙突屋の制服」にして、その制服を、繊維工場で制作&販売して、ついでに「ふるさと納税」の返礼品にしてしまえば、川西に税収が入って、全員丸ごとハッピーです。
テーマパークを作るのではなくて、すでに存在する町にファンタジーを絡めていくことで、アメリカにも中国にも誰にも真似できないオンリーワンな空間を作ることができます。
この活動を加速する為には、「現実とファンタジーを融合させる」ことを端的に説明できるアイコン(指針)が必要だと思うので、『えんとつ町のプペル美術館』の中に、映画『えんとつ町のプペル』に出てくる主人公のルビッチ君の家を建設して、その家に僕が実際住みます。
ついでに、川西市に多額の税金を納めます。
美術館の中に西野亮廣の家を作れば、それなりの集客装置(観光スポット)になりますし、僕が今よりももっともっと結果を出して、死ねば、その家の集客力は増すので、僕が死んだ後も川西にお金が落ち続けます。
自分が住んでいる家を観光スポットにすると、プライベートもヘッタクレも無くなり、動物園の動物的な生き方を迫られるわけですが、とっくの昔にエンターテイメントに魂を売っているので、べつに構いません。
誰も見たことがないエンターテイメントを作ります。
もし良かったら、一緒に参加してみてください。
現場からは以上でーす。

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